ロマンスは別冊付録 - あらすじ2話と感想レビュー
ダニは夫の浮気が原因で離婚した挙句、住まいも取り壊しが決定し、八方塞がり・・・。
過去の経歴を活かし、再就職しようと奮闘するも上手くいきません。
そんな中、昔からの仲で弟分であるウノが編集長を務めるキョル出版の業務支援チームが採用を応募していることを見つけたダニは、迷うことなく採用試験を受けることに!
面接でダニの姿を目にしたウノは、驚いて・・・。
気になる2話のあらすじ、スタートです♪
ロマンスは別冊付録 2話あらすじ
ウノは、自分が勤めるキョル出版の新入社員採用面接で、ダニの履歴書を見て唖然とする。
しかも、その履歴書には”高卒”と偽った経歴が記されていたのだった。
面接が始まり、「自分が特別だと思う点は?」とコ・ユソン(以降、ユソン:キョル出版の理事)に尋ねられたダニは、「私は特別ではありません。周りの支えがあってこその自分だと思っています。ですからどんな仕事でも・・・感謝しながら精一杯させていただきます」と話し、深々と一礼する。
ダニに異変を感じたウノは、面接を投げ出し、帰ろうとしているダニの元へ。
「最終学歴が高卒?一体何のマネだ!何も言うな、理解してやる気はない」と告げるウノ。
元旦那であるドンミンと電話が繋がらないこと、そしてダニの家が工事中であることを目の当たりにしたウノは、ダニを連れてカフェに入る。
「話して、今まで何があった。ドンミンさんが浮気でもした?自分が情けない、何も知らなくて。あいつはどこだ?」と腹を立てるウノに対し、「”あいつ”なんて言わないで。私が愛した人よ」と呟くダニ。
その時、ウノはドンミンを初めて紹介された時のことを思い出した。
「彼は外国へ行った、女と一緒に。もう戻らない」というダニの言葉ではっとしたウノは、「雑用ばかりだし、非正規雇用だから給料も低い。ダニさんがやるような・・・」と伝えるが、ウノの言葉に割って入り、「こんな生活を続けろと?私の人生まだ半分なのに、バイトで暮らせと?」と訴えるダニ。
同時にドンミンに金銭的な援助をしたことを知っていたダニは、ウノにこれまでの感謝を伝えて去って行くのだった。
明くる日。
キョル出版では、新入社員として雇うことになった応募者に合格の電話をしようとするキム・ジェミン(以降、ジェミン:キョル出版の代表)の姿があった。
その名簿にはダニの名前も・・・。
部屋に入ってきたウノがダニについて尋ねると、「僕が採用しようと言った。彼女のアンケート、読んでみろ!感動するぞ!」とジェミンから告げられる。
アンケートを見てみると、そこにはこう書いてあった。
自分にかけたい言葉として、”あなたとの付き合いも、もう37年ね。なのにまだあなたをよく知らない。だから少しずつ知っていこうと思う。今まで頑張ったね。見下したり、雑に扱ったりしてごめん。恥をかかせてごめん。こき使ってごめん。きっと泣きたかったよね。だけど笑顔で耐えたね、偉かったわ。だからもう幸せになって。昨日は忘れて、今日を生きるの。前だけを向きなさい。あなたのやりたいことをもう一度探してみて。ファイト!負けるな!”
「苦労した人だ、きっと仕事もできる」とジェミン。
ウノもジェミンの判断を尊重するのだった。
そんな中、ジェミンから合格の電話をバイト先で受け取ったダニは、涙を流して同僚と大喜びする。
その夜、合格したことをメールで伝えたダニに、ウノは「僕とは関係ない。友達なのは内緒だ、力も貸さないからな!家政婦も早く見つけてきて!」と冷たくあしらう。
だが直後に、「就職おめでとう!」と祝福を忘れないウノであった。
翌日張り切ってキョル出版に向かったダニ。
新入社員が集められた会議室ではパク・フン(以降、フン:ダニの同期)が「とっておきの情報を皆さんに教えてあげます。僕たち新入社員の教育係は二大魔女の一人らしい。名前はソン・ヘリン。入社三年目で代理に昇進。異例のスピード昇進であだ名が”氷の魔女”。性格がキツくて、仕事命ってタイプ。僕たちは最初からツイテない」とヘリン本人がいる前で噂話を続けるのだ。
それぞれに名刺を配り終えたヘリンは、「新人教育担当のソン・ヘリンです。”仕事命”の面倒な女なので、ご苦労をかけますが・・・」と新入社員に釘を刺す。
フンやダニはまさかの事実に顔面蒼白・・・。
その後、新入社員はヘリンの引率のもと、社内を見て回ることに。
そんな中、母親から送られた大きな花束の前で自撮りを始めるオ・ジユル(以降、ジユル:ダニの同期)。
社員たちはジユルの行動に呆れ返って物も言えない。
ヘリンはとっさに、「オ・ジユルさんは私がしっかり教育します」と断言するのだ。
その夜、帰宅途中のダニを車で拾ったウノは知り合いのブティックへ連れて行く。
というのも、職場の同僚が「ダニさんはダサい」と話しているのを聞いてしまったからだ。
最初は遠慮気味だったダニも、「早く選べよ!そのダサい服は着るな!」とウノにそそのかされ、何度も試着を繰り返す。
ウノにプレゼントされた大量の購入品を手に、次に向かった先は美容院。
髪型もすっかりお洒落になったダニであった。
帰宅したウノは、ダニのことを思い浮かべながら、ダニが採用試験で記入したアンケートを眺めている。
”自分が誇らしかったこと”の項目で記入していたのは、「中三の時、男の子の命を救ったこと」と記されていた。
道路に転がっていくサッカーボールを追いかけて、車に轢かれそうになった小学生のウノを、当時中学生だったダニが間一髪のタイミングで助けたのだ。
重傷を負って入院することになったダニは、心配して泣き続けているウノに、「やった!学校に行かなくて済む!」と笑顔で伝えると、「治るまで私の子分になりなさい!毎日お見舞いに!」と命令する。
当時のウノは、お菓子や漫画を差し入れし、献身的にダニをサポートした。
過去の思い出を振り返りながら、笑顔を浮かべるウノ。
そんな中、しばらく外で時間を潰していたダニが、ウノの家に帰ってきた。
物音に気づいたウノは家の中を探し回るが、異変に気づけない。
何とか隠れ回って、ウノの視界から逃れていたダニは、ご飯を食べている途中、コップを落として割ってしまう。
その時、「ダニさん、忍び込んでたの?!」と遂にウノに見つかってしまうのだった!
ロマンスは別冊付録 2話感想
これまで何十回と再就職の面接を受けながら、悔しい思いをしてきたダニ。
努力が実って本当に良かったです!
ただ、かつてのキャリアをなかったことにし、最終学歴を高卒と偽ったことが、今後の後悔に繋がらなければいいのですが・・・泣
でも、弟分であるウノが職場にいるのは心強いですね。
そしてダニとウノがいつどういう風に出会ったのかも描かれていました。
ウノが車に轢かれそうになったところを、ダニが助けていたとは!
心配して落ち込むウノに「学校に行かなくて済む〜!」と答えていたところは、さすがダニらしい!と思ってしまいましたね。笑
キョル出版の同僚たちも曲者ばかり!
今後のストーリー展開が楽しみです♪次回のあらすじ更新もお楽しみに!