ヴィンチェンツォ - あらすじ14話と感想レビュー
前回はハンソクが会長就任後、初のイベントでヴィンチェンツォにハメられる・・・そんなシーンが印象的なストーリーでした!
ヴィンチェンツォやプラザの仲間が一枚上手でしたね。笑
さて、今後ますますバベルとの闘いが加速していきそうな予感!
早速、14話のあらすじをご紹介します。
ヴィンチェンツォ 14話あらすじ
ヴィンチェンツォに、証拠映像を流されてしまい、泣く泣くイベント会場を後にするハンソク。
そこには労組破壊の容疑で逮捕を試みる南東部地検の姿があった。
ハンソクに同行したミョンヒだけでなく、ハンソ、スンヒョク、ヴィンチェンツォとチャヨンもチョン検事の取り調べに応じている。
「豚の血を浴びせるのは暴行罪だ」と訴えるスンヒョクに対し、ミョンヒは「かわいい後輩へのいたずらのつもりでした」と言い訳をする。
ビジョン企画チームの証拠資料があるとして、チョン検事も強気な姿勢。
また労働組合長を轢いた被疑者の証言も手に入り、「2億ウォンを提示され取引した。ウサンの弁護士から命じられた。ウサンと取引して弁護士をひき殺した男が刑務所で死んだと聞き、ムダ死にはしたくないから証言しました」と発言。
「お前が正義ぶるのは笑える」とハンソクに挑発されたヴィンチェンツォは、「何が正義だよ。俺はクズ中のクズ。俺より悪臭を放つクズは許せない」と一刀両断するのだ。
そしてチャヨンとヴィンチェンツォは、解放され部屋を出て行く。
というのも、ヴィンチェンツォの狙いは労組ではなく、ビジョン企画チームのデータを入手することで、ペーパー・カンパニーの証拠を掴む作戦。
ペーパー・カンパニーはチョン検事が追っている2つめの嫌疑なのだ。
4人の取り調べが続く中、突然ハンソが「労組潰しの指示は私が出しました」とハンソクの身代わりになろうとする。
その時、「君に情報を与えに来た。ハンソク会長を支持しない敵対勢力がいる。そいつらが会長を追い出そうとしているんだ。とにかく4人を帰宅させ、捜査をやり直せ」と地検長が部屋に入ってきて、チョン検事に圧力をかける。
4人はその夜中に釈放されることに・・・
その頃、事務所でペーパー・カンパニーを調べていたジュソンは、”ジェイソンファンド”という会社がマルタにあり、韓国支社もあることを突き止める。
ペーパー・カンパニーに詳しくないヴィンチェンツォが困惑していると、「気乗りしないけど専門家に聞いてみれば?」とジュソンに提案され、向かった先は元アント・カンパニーのソクドらのもと。
「資金洗浄と脱税が得意だ。一緒にバベルに復讐しよう」とソクドも決意し、ヴィンチェンツォは力を貸してもらうことに決める。
釈放された4人は、ハンソクの家で狙い通り物事が進んだことを喜んでいる。
取り調べでハンソクの身代わりを名乗り出たハンソは、「ペーパー・カンパニー、脱税、不公正取引。俺のためを思うならこれくらいの罪を被れ」とハンソクから忠告されるのだった。
焦ったハンソはスンヒョクを呼び出し、ヴィンチェンツォに会えるようセッティングを命じる。
翌日、労組の事件はハンソクに罪がないかのごとく報道されてしまう。
ヴィンチェンツォらと食事をしていたチョン検事はギロチン・ファイルのありかをそれとなく尋ねる。
実はチョ社長と陰で会っていたスーツの男は、チョン検事だったのだ。
チョ社長にファイルを取り出すよう依頼していたが失敗・・・とりあえず「ヴィンチェンツォに任せよう」と口裏を合わせる2人。
それもあり、チョン検事はファイルの存在をヴィンチェンツォに知らせ、様子を見ているのだ。
その後、チャヨンと共にギョンジャのお見舞いに来て、たい焼きを食べていたヴィンチェンツォのもとに、スンヒョクから電話がかかり、「今夜大切な話があります。1人で来て欲しい」と言われる。
指定の場所に向かうと、そこにはハンソも同席しており、「俺も倒す必要が?もしそうじゃないなら、兄だけにしろ。俺が手伝ってやるから、俺とバベルには構うな」と思い切った提案をするのだ。
しかし「俺は家族の裏切りを利用しない。よその家族の裏切りを利用すれば、自分の家族に裏切られる。覚えとけ」と一言残し、去って行くヴィンチェンツォ。
翌朝、ヴィンチェンツォに依頼されていた通り、ペーパー・カンパニーについてのプレゼンを行うソクド。
「税金を払わず法を犯している。刑務所送りと数兆ウォンの追徴金を払うことになる。資金洗浄して管理しているなら、韓国に何か作っているはず・・・」と。
歌手に転職した元バベル建設のナ・チーム長が、ペーパー・カンパニーの情報を知っているとソクドから聞き、仕事先のクラブを訪れるヴィンチェンツォとチャヨン。
「自分が当時担っていた業務の1つが、ペーパー・カンパニーの支社に開発情報を売ることだった。場所はラグサン・ギャラリーで、絵画で資金洗浄をしているよう。バベル建設の株を購入し、会長の持ち株を違法に増やしているとか・・・
館長室に入るには館長の指紋が必要で、「ナッシング」という高額な絵画が館長室に隠されている」と事細かに情報を伝えるナ・チーム長。
その頃プラザのビルでは、入居者に頼まれてソクドが依頼していた、金探しの専門業者がやって来るが、3ヶ月前にその仕事は辞めたそう。
その光景を偶然目撃し、ショックな様子のヴィンチェンツォは、「自分が皆さんの立場だったら、汚くて卑劣なマフィアは許せないですよね」と同情したフリをして立ち去る。
チャヨンとジュソンも後を追うが、そこにピアノ教師のミリもやって来るのだ。
「秘密の部屋!今日こそバレると焦ったんですよ。いつ金を取り出すんですか?」と話しかけ、4人は藁法律事務所へ籠る。
「秘密の部屋のシステムは私が作りました。虹彩認識もセキュリティーも。元ハッカーのシステム・プログラマーなんです。ワンの部下には見つからずに済みましたが・・・」と告白するミリ。
「僧侶様たちがいなければ、ビルを壊さずに開けられる。1分でね!」と続ける。
「このことは秘密に!」とヴィンチェンツォが警告すると、「2年間誰にも話していません。ご安心を!」とミリは秘密を守ることを約束するのだった。
翌日、バベルの入居者と和解したヴィンチェンツォは、チャヨンと共にバベル関連の大仕事を依頼する。
偵察のため、ラグサン・ギャラリーを訪れる2人は館長室のセキュリティーが厳しいと実感するのだ。
自然に中へ入る方法を模索していると、チャヨンが思いついたのは”プライベート貸館サービス”。
そこでジュソンに予約状況を調べてもらうと2ヶ月先まで埋まっていることが明らかに・・・
ミリに予約リストをハッキングしてもらい、予約済みのカップルのフリをして美術館に潜入する作戦に出る。
パソコンに転送装置をつけて会計情報を盗み出すのだ。
アン・チーム長からは「ナッシング」の作品情報を入手してもらい、準備万端!!
作戦実行の日。
「俺の恋人ならそんな格好はしない」とヴィンチェンツォに言われ、急遽洋服とアクセサリーを調達するチャヨン。
その頃、本当はラグサン・ギャラリーを訪れるはずだったカップルをジュソンが連れ去り、クムガ・プラザへ連行する。
最初は不審がっていたカップルだったが、ラリー・カンのダンスとトトが振舞うイタリアンで、すぐに魅了されてしまう。
ヴィンチェンツォらはどうにかカップルのフリをしながら、目指すは館長室。
しかし、突然バイオリンの美しい曲が流れ始め、艦長から「彼はプロポーズの準備をしていたのですよ」と告げられる。
元々予約していたカップルはその予定だったようだ・・・
偽装がバレてはいけないと、チャヨンにプロポーズするヴィンチェンツォ!
「プロポーズのハイライトへ。キスを!」と周りから茶化され、ヴィンチェンツォが動揺していると、見かねた館長が「キスをもったいぶるなんて、本当に愛しているの?」と苦言を呈する。
すると、焦るヴィンチェンツォにいきなりキスをするチャヨン。
カップルのフリとはいえ2人は熱いキスを交わすのだった。
その後、なかなか館長室へ潜入できないことにイライラし始めた2人は、「『ナッシング』がここにあるとか・・・」と館長の出方を伺う。
「一般公開していないんです」と館長に言われると「何点か絵を買おうと思ったが、他でも買える。ここはいまいちだ」と陰口を叩き、出口へ向かおうとするのだ。
それを聞いて、痺れを切らした館長は「『ナッシング』は私の部屋にあります。こちらへ」と2人を案内する。
ヴィンチェンツォらは館長室へ、自然に入ることに成功するのだった。
その頃、美術館の外ではお客さんのフリをしたプラザの仲間、ヒスとヨンジンが、「ここには盗作がある」「私は忘れ物をした!」と騒ぎを起こしている。
「館長を呼べ!」と言って警備員の手を煩わせているのだ。
そこで仕方なく館長は外へ行って騒ぎを収拾させることに・・・
警察のフリをしたチョルウクとソクドの部下スナムもやって来て、さらに大ごとになる。
館長が出て行くとヴィンチェンツォらはすぐにパソコンへUSBを繋ぎ、ミリとソクドの部下ミス・ヤンに会計情報を抜き取ってもらうが、時間が思いの外かかり焦るヴィンチェンツォとチャヨン。
怪しいと感じた館長は、異変に気づき急いで館長室へ向かう。
「2人とも何をしてるんです?カップルじゃないわね。目的は何?」と追求する館長に、「俺たちはイタリア海外情報保安局の捜査員だ。イタリアから密輸された絵を捜索してる。密輸された絵の一部がここに流れてると聞いた」と言って銃を空発させる。
韓国にも捜査員がいると言って、呼ばれたアン・チーム長も部屋に入って来る。
追い詰められた館長は絵の密輸を認めるのだった。
車でプラザへ戻ったヴィンチェンツォとチャヨンは、ふとキスシーンを思い出し、変な雰囲気になってしまう。
チャヨンに「屋上で乾杯しよう」と誘い出したヴィンチェンツォはなんらかの異変を感じると、チャヨンにはビールの買い出しを頼み、自分だけ屋上へと向かう。
するとヴィンチェンツォの読み通り、銃を構えた怪しい3人組がやって来るが、彼らはパオロの使いで、3人から銃を向けられてしまうのだった。
ヴィンチェンツォ 14話感想
しかし、その誘いを断ったヴィンチェンツォ。
今後2人はなんらかの形でタッグを組む日がやって来るのでしょうか!注目です!
そしてミリが遂に自分の正体を明らかにしました。
ミリのおかげで金塊も取り出せそうですし、ハッカーということでバベルとの闘いでも大活躍しそうですね。
見事、ペーパーカンパニーの証拠獲得に貢献していました。
また、チョ社長と繋がっていたチョン検事が誰の味方なのかも気になります・・・
あとはなんといっても!ヴィンチェンツォとチャヨンの熱いキスですね♪
2人も意識せずにはいられないのではないでしょうか!!
見所がたくさんあり、全く飽きないドラマ「ヴィンチェンツォ」。
次回のあらすじ更新もお楽しみに〜♪