ヴィンチェンツォ - あらすじ16話と感想レビュー
テチャン日報のオ社長殺害容疑で、警察に追い詰められたヴィンチェンツォ・・・
またギョンジャが実母であることをハンソクらに突き止められてしまいました。
危機が迫るヴィンチェンツォは、どのように乗り越えていくのでしょうか?
早速、16話のあらすじをご紹介します!
ヴィンチェンツォ 16話あらすじ
警察に拳銃を向けられるヴィンチェンツォは「俺はやってない」と主張するが、「お前に連れ去られたとオ社長が通報したんだ」と警察は説明する。
しかし、手錠をかけられる寸前、警察を殴り飛ばし、屋上から脱出するヴィンチェンツォ。
その時、偶然プラザの駐車場にいたホンシクの車に飛び乗り、逃走を図る。
その頃、ヴィンチェンツォを屋上に誘い出した覆面男と階段でぶつかったソクドは、逃げられないよう何とか確保に成功する。
ホンシクから借りた携帯でチャヨンに電話するヴィンチェンツォは、「はめられた。オ社長を操ったことがバレたようだ。おとり役を見つけて、無罪を証明する」と伝える。
すると「怪しい男を退治した」とソクドがチャヨンの元へやって来るのだ。
ホンシクとヴィンチェンツォが待つ場所へ、おとり役の男を連れたソクドたちを連れたチャヨンが到着。
その男を拷問し、アジトを突き止めると、そこには共犯者の姿が・・・
彼らを始末し、オ社長殺害の真犯人として警察へ突き出すヴィンチェンツォとチャヨン。
「何者かの指示を受けたこの3人は、オ社長の退勤を狙うことに。そして鈍器で社長を殴り殺す。誰にもバレないように遺体を新聞社の外へ運び出した。その後遺体をクムガ・プラザの屋上へ。ヴィンチェンツォをはめるために、偽の通報をした。そして屋上に誘い出した。ヴィンチェンツォが来たところで、社長の遺体を落としたのだ」と経緯を説明。
「遺体の運搬に使ったワゴン車の凶器や血痕を調べてみて。ドライブレコーダーの記録には移動経路も遺体を運ぶ様子も映ってる」と証拠があることも抜かりなく伝えるのだ。
翌日、ウサンのパク・ドフン弁護士は身代わりとなり、オ社長の殺害容疑として、警察に逮捕されてしまう。
その頃、作戦失敗を知ったハンソクは「何を手こずってる!罠を仕掛けたのになぜ一度も成功しない!!」とミョンヒ、スンヒョク、ハンソを呼びつけ叱り飛ばす。
スンヒョクは「パク弁護士をちゃんと言い聞かせました」と言い訳し、ミョンヒは、「この案件は南東部地検に回しました。何とかなるかと・・・」と答える。
ハンソクが去った後、スンヒョクは「ウサンは殺人の請負業者じゃないんだ。このままだと全員が捕まる。チャン・ハンソクは完全にサイコパスだ!」とウサンの行末を案じている。
そんな中、ヴィンチェンツォとチャヨンは、ギョンジャの行きたい場所である写真館をみんなで訪れることに。
最初にギョンジャの個人写真を撮ると、次にチャヨンが「3人で撮ります」とヴィンチェンツォも一緒に写真を撮る。
その後、チャヨンの計らいでヴィンチェンツォとギョンジャの家族写真も撮り、2人とも目にうっすら涙を浮かべるのだった。
写真館を後にして、チャヨンは急ぎの仕事があると言ってその場を離れる。
車椅子を押すヴィンチェンツォに、ギョンジャは「こんな贅沢が味わえるなんて思わなかった。私にはとても幸せな瞬間なんです」と話す。
「しっかり治療を受けて再審を頑張りましょう」と言うヴィンチェンツォに対し、「あの子は私の全てだった。その全てを失って絶望しかなかったの。何年もずっと探したけれど見つからなかった。遅すぎたのね。会う資格なんてない。こんな体じゃお荷物にしかならないでしょう」と弱音を吐くギャンジャ。
するとヴィンチェンツォは「それは違います。お荷物とは思わない。息子さんも母親をずっと待ってるはず。きっと大丈夫。息子さんは誰より強く生きてる。母親と再会できた時、恥じないように・・・」と優しく答える。
「いつか会えたら話したいことがあるの。迎えに来ると約束したのに、守れなくてごめんね。あなたのことを1日だって忘れたことはなかったと・・・」と涙を流し告白するギョンジャ。
ヴィンチェンツォもその言葉を聞き、耐えきれず声を押し殺して涙を流すのだった。
病室に戻ったギョンジャは、チャヨンとヴィンチェンツォをそっと抱きしめ、感謝を伝える。
その頃、ヴィンチェンツォがギロチンファイルを利用している可能性に辿り着いたハンソクは、「強硬手段に出るしかない」と呟き、ハンソを連れてクムガ・プラザを眺めている。
「記録完了!」と言ってクムガ・プラザの写真を撮り、永遠に葬ってやると意気込む。
一方、クムガ・プラザのヨンホ食堂には、「ガス点検に来た」と話す検査官がやって来る。
その夜、ヨンジンの妊娠をお祝いするパーティーを開いていたプラザの仲間たちは、通報を受けた消防団員より「ガス漏れが発生している」と避難を命じられる。
現場に向かったヴィンチェンツォは、消防団員が探し出した腕時計がカウントダウンしているのを見つけた途端、奪い取り窓の外へ投げるのだ。
地面に落下した瞬間、その腕時計は燃え上がる・・・
「昼間にガスの点検員が来た」とヒスから聞いたヴィンチェンツォは、以前にも別荘を爆破させた経験を持つハンソクの仕業であると推測する。
翌日、ハンソクはプラザ爆破の失敗を受け、ハンソに怒りをぶつけていると、「報告があります」とミョンヒが部屋を訪ねて来る。
ミョンヒが手渡した封筒の中には、ギョンジャの病室の写真が入っている。
「やっと見つけた。ヴィンチェンツォの大切なもの・・・」と呟き、笑みを浮かべるのだった。
そんな中、藁法律事務所ではヴィンチェンツォらが、「昨夜の件は誰が通報したのだろう」と不思議がる。
その時ハンソが訪れ、「みんなを守るために得た名誉の傷だよ」と言いながら、自分がガス漏れを通報したと告白する。
仲間になりたがるハンソをヴィンチェンツォは受け入れるのだ。
その後、「関わったヤツら全員に審判が下るはずだ。悪党の配送は、悪党の役割だ」と新しい作戦を決意するヴィンチェンツォ。
その頃、ハンソクはギョンジャへの接近を試みて、病院を訪れ会いに行く。
ギョンジャは親切な青年を装っているハンソクに、ついヴィンチェンツォの話をしてしまう。
「久々に再会できて幸せでしょうね。僕までほっこりしました。元気になって」とハンソクは言い残し、去っていく。
自宅に戻ったハンソクから「今夜こそ俺をうんと楽しませてくれよ」と言われたミョンヒは、「分かりました。必ずいい報告をします」と伝え、刑務所から出所したばかりの男に、ギョンジャを殺害するよう命令するのだった。
その夜、フナ焼きを買ってギョンジャの入院する病院を訪れたヴィンチェンツォは、ギョンジャの病室が騒然としているところに居合わせる。
そして実の母親が殺されたことを目の当たりにするのだった。
急いで防犯カメラの映像を確認すると、病室を訪ねる前にすれ違った男の犯行であることが判明。
ヴィンチェンツォから、「頼みがある。俺が戻るまで母さんのそばにいて欲しい」と言われたチャヨンは、「必ず捕まえて。いや、代償を払わせるのよ」と見送る。
アン・チーム長から男の顔写真と住所を入手したヴィンチェンツォは、車を走らせ、犯人の自宅に向かう。
犯人の部屋を訪れたヴィンチェンツォは、男を縛りつけ、「お前は誰を殺したと思う?俺の母親だ。誰の指示だ?」と尋ねるが、犯人は行きずりの犯行だと主張する。
なかなか真実を話そうとしない男を拷問し、自白させるのだった。
その頃、ハンソクはミョンヒ、スンヒョク、ハンソを呼び、「今夜は死ぬほど飲もう。ヴィンチェンツォの母親を殺したんだ」と高笑いする。
ところが突然ミョンヒが、「仲間を裏切るような動きをする」と話したことで、スンヒョク&ハンソ組と口論になってしまうのだ。
そんな中、実母を殺した犯人の後を追い、ハンソクらがいる屋敷に到着したヴィンチェンツォは、警備員たちを次々に始末し、4人がいるリビングへ突入する。
血だらけの犯人の姿を見たミョンヒは、悲鳴を上げるが、すぐさまヴィンチェンツォは背後からその男を撃ち殺すのだった・・・
ヴィンチェンツォ 16話感想
しかし!またもやプラザの入居者たちが大活躍!
そしてハンソもヴィンチェンツォの一味に加わるような予感です。
バベルでのハンソとは異なり、少しあどけない表情のハンソが可愛らしかったですね♪
一方、ギョンジャはハンソクの策略通り、命を落としてしまいました。
互いに親子であることを認識し、ヴィンチェンツォが「お母さん」と呼べる日も近かったからこそ、あまりにも悔しく残酷な結末となりました。
ラストシーンでは、ヴィンチェンツォが犯人を追い詰め、ハンソクらの目の前で殺してしまうという衝撃的な展開でしたね・・・
4人ともその姿を見て、恐怖に慄いていましたが、ヴィンチェンツォは一気に始末するのでしょうか?
それとも、じっくり苦痛を味わせる作戦に出るのでしょうか?
ラスト4話目が離せません!次回もお楽しみに!