ヴィンチェンツォ - あらすじ8話と感想レビュー
ヴィンチェンツォはクムガ・プラザの解体を阻止するため、アント・カンパニーのチンピラを利用し、わざと暴動を起こさせ、SNSにその様子をアップする作戦に出ます。
しかし、チャヨンとビルに戻ると、騒ぎの中心にいたのはテナントの入居者たちだったのです。
入居者たちは何かを企んでいるのでしょうか?
8話のあらすじ、スタートです!!
ヴィンチェンツォ 8話あらすじ
騒ぎを起こした入居者とアント・カンパニーの社員たちは、警察へ連行される。
双方の主張は食い違い、どちらが先に殴ったのか言い合いになるのだ。
そこでヴィンチェンツォが動画撮影の依頼をしていた、ビルで食堂を営むヒスの息子・ヨンホが証拠となる映像を見せる。
ヴィンチェンツォ、チャヨン、入居者らは、アント・カンパニーとの闘いに勝ったことで自信をつけ、食事を楽しむ。
「弁護士さんが来てくれたおかげで、ソクドが格下だと気づけた」とヴィンチェンツォに拍手を送るのだ。
未だシェフの弟子として潜んでいるアン・チーム長は、「プラザのみんなが闘う理由が分かった。カサノのリーダーシップに感銘を受けたのだ。ならば彼はマフィアではない」とヴィンチェンツォの人間性を高く評価する。
その頃、ミョンヒは約束通り、ファン地検長と会食中。
「キム部長の女性問題を何とかしろ。君の頼みを聞いたのだからお安いご用だろ」と伝える。
しかしミョンヒの顔色は優れない。
チャヨンは食事会からの帰り道、マフィアの弁護士についての質問をする。
「今日は2つだけ」と言って質問に答えるヴィンチェンツォ。
チャヨンは「今日も救ってくれてありがとう」とお礼を言って、解散するのだった。
翌日、プラザの入居者たちがチンピラ業者を成敗したという特集が組まれ、ニュースとなる。
ジュヌはミョンヒとスンヒョクを呼びつけ、南東部地検の買収を褒めようとするが、そこにヴィンチェンツォが絡んでいると気づいていたのだ。
「そろそろ引き際なのでは?」と話すジュヌに対して「陳腐なやり方でも全員踏み潰して見せる」とミョンヒは怒りを露にする。
「俺は弁護士よりも悪魔が必要だ。そのデビル精神で南東部地検を掌握しろ」と命令する。
その後、ジュヌとミョンヒは、チャヨンとヴィンチェンツォとバベル化学の補償について話し合っている。
「額が多すぎる」と主張するミョンヒに対し、「刑事訴訟に進むわよ」と脅すチャヨン。
ヒートアップするミョンヒを制するかのようにジュヌが割って入り、補償を検討することで一件落着。
するとヴィンチェンツォは「好きな韓国の言葉がある。教えてくれたやつ・・・」と言って、チャヨンとタイミングを合わせ「まだ懲りてない」と挑発。
ジュヌはパソコンに”この男を殺してやる”と打ち込むのだった。
ハンソはアイススケート場に重役らを呼び出し、ストレスや仕事の責任を押しつけクビ宣告をする。
車に戻ると、注文していた拳銃が届いている。
その頃、バベル建設のナ・チーム長とアント・カンパニーの面々は冷凍庫に閉じ込められ、今にも凍え死にそうだ。
チャヨンとヴィンチェンツォは、救命救急室に運ばれたギョンジャのもとを訪れる。
ギョンジャの余命は間近。
チャヨンは刑の執行停止を申請し、治療を受けるよう提案する。
「治療費が払えないので」と話すギョンジャに、ヴィンチェンツォは「私にお任せを」と語尾を強める。
ミョンヒはシングァン銀行の頭取に電話をかけ、会うことに。
バベルへの融資を依頼しているのだ。
「バベルから書類を受け取って、銀行は融資するフリをするだけでいい。銀行の評判より、自分の地位安泰が大切では?」と脅すミョンヒ。
頭取の暴露されたくない弱みを握っているようだ。
翌日、ヴィンチェンツォは金塊を取り出す方法をチョ社長と話し合っている。
チョ社長は虹彩認証を利用しようと提案する。
ワン氏の虹彩が、博物館に残っているのだとか・・・
上海にいる最強ハッカーチームとタッグを組み、虹彩を入手する計画を立てる。
シングァン銀行の頭取はギョンジャのお見舞いにやって来る。
余生の生活費と葬式代を渡すのだ。
「再審をするとか、バカげたことを言わないで」と警告する。
そこにチャヨンがやって来て誰か問うと、「私にセクハラをして死んだファン・ドクペの息子です」と答える。
息子の名前はファン・ミンソン。
ギョンジャは帰ろうとするミンソンを近くに呼び、「この恥知らず!」と叫ぶのだった。
チャヨンも腹が立ち、ミンソンの髪の毛を抜いてしまう。
シングァン銀行に狙いを定めたヴィンチェンツォらは、頭取のミンソンを徹底的に調べ上げる。
クラブで好みの人に近づき、デートに誘うが思い通りにいかないと暴力を振るう、いわゆるデートDVを繰り返していたミンソン。
当時、検事だったミョンヒとスンヒョクが手を組み、事件をもみ消した過去を持つ。
被害者は若い男性が多いことに気付き、チャヨンはヴィンチェンツォにミンソンを誘惑するよう頼み込む。
翌日、ミンソンが週1で通う乗馬場を訪れるヴィンチェンツォ。
ヴィンチェンツォを見かけたミンソクは、一瞬にして心を掴まれてしまう。
乗馬場までついて来ていたチャヨンは、「お酒の力を借りることね。そのほうが攻めやすい」とアドバイス。
「あなたはイケメンよ〜」と意気揚々としていたチャヨンをヴィンチェンツォは抱きしめる。
「馬の後ろで騒ぐといつ蹴られるかわからない。危険だ」とスマートに守る。
突然のことでびっくりした様子のチャヨンであった。
酒を酌み交わしているヴィンチェンツォとミンソンは名刺交換をするが、ヴィンチェンツォはテ・ホという偽名で弁護士を名乗る。
「仕事としてではなく友人として付き合いたい。仕事の話はよそう」と提案する。
そしてさりげなく「なぜその若さで頭取になれたのか」と聞き出すのだった。
少し酔いが回ったミンソンは、父が起こしたセクハラ事件について打ち明ける。
「父が家政婦にセクハラをし、抵抗したおばさんは父を突き飛ばした。母はドアの隙間からその様子を見ていたが、救急車を呼ばなかった。シングァン銀行を手に入れたかったからだよ」と・・・。
真実を聞いたヴィンチェンツォは怒りに震える。
そしてミンソンに「週末は俺と過ごそう」と誘うのだった。
週末、遊園地デートをするミンソンとヴィンチェンツォ。
帰り際、浮かない顔をしているヴィンチェンツォに「僕、何か悪い事をした?」と尋ねるミンソン。
「車を出す前に話してよ」と言われ、「シングァン銀行がバベルに融資するとニュースで見た。君が危険な目に・・・」とヴィンチェンツォは話す。
そして「仕事の話をしてしまったから、もう会えない」と告げ、ヴィンチェンツォは去っていくのだった。
雨の中、事務所の前で待ち続けるミンソンにようやく会いにいくヴィンチェンツォ。
「仕事のアドバイスは何でも聞くよ。融資の調印式に関するアドバイスをくれ」とミンソンは話す。
「調印式をオペラハウスで開催したら感動的。俺の本当の望みは他にある。俺への愛が本物か確かめる」と伝える。
いよいよバベルとシングァンの調印式が始まるが、ミンソンは「署名しません」と発表。
「バベルは不誠実な悪徳企業だから」と。
するとそこにミンソンの母親がやって来て、「融資協定の署名は会長の私がする」としてサインするのだった。
ミンソンや夫の弱みを利用し、ミョンヒが裏で手を回していたのだ。
ミンソンが舞台を降りると、そこに待ち受けていたのはプラザの仲間たち。
部屋に閉じ込められた先には、ゾンビのフリをした入居者がいて、襲いかかるのだ。
ミンソンは何とかして逃げ出し、ロビーにいたヴィンチェンツォの元へ。
怖がっている様子がメディアのカメラに収められてしまう。
「テ・ホ!助けて!」と訴えるが、そこには警察の姿が。
ヴィンチェンツォが通報したと知り、自分が騙されていた事を初めて知る。
チャヨンはミョンヒに「あんたの父親と同じ目に遭いたくなければ、大人しくしてな!」と挑発されると、周りの記者を集め、「私はバベルとの係争中に無念の死を遂げたホン・ユチャン弁護士の娘、ホン・チャヨンです」と身元を明かす。
続けて、「藁法律事務所は、バベルグループの不正や違法行為を暴露します。バベルと検察の癒着も!」と声を荒げるのだった。
ヴィンチェンツォ 8話感想
ファン家のせいで、自分の母親が刑務所に入れられたことに、怒りを隠せない様子でした。
ミンソンを誘惑し、署名をしないと言わせたところまでは良かったですが、ミョンヒが裏で手を引いており、結果的にバベルは融資を受けられることに・・・
今回、ウソン&バベルはヴィンチェンツォらに勝つ形となりましたが、ミンソンの逮捕に持ち込めた点では、ヴィンチェンツォも少しスッキリしたのではないでしょうか!
またギョンジャと頻繁に関わるようになったチャヨン。
ヴィンチェンツォがギョンジャの息子であると、チャヨンがいつ気づくのかも注目ポイントです。
そして、今回も大活躍だったプラザの仲間たち!
ヴィンチェンツォの対決の場に、いつの間にか潜んで協力する入居者たちにクスッと笑えてしまいます。
次回はどのような復讐劇が繰り広げられるのでしょうか?
9話もお楽しみに〜♪