ヴィンチェンツォ - あらすじ1話と感想レビュー
今回はNetflixで絶賛配信中の「ヴィンチェンツォ」のあらすじと、視聴後の感想をお届けします。
”ヴィンチェンツォ”という聞き慣れない言葉...実は主人公の名前なのです。
マフィアのダークヒーローが、数々の悪事に手を染める巨大企業に立ち向かっていきます。
早速、1話のあらすじをどうぞ。
ヴィンチェンツォ 1話あらすじ
とあるビルが爆発音とともに崩壊する。
その様子を1人の男性が見つめているのだった。
場面は変わり、72時間前のイタリア・ローマ。
ヴィンチェンツォ・カサノはイタリアマフィア、カサノファミリーの顧問弁護士だ。
身支度を整え、車に乗り込み、エミリオという男性の家へ向かう。
ボスであり養父でもあるファビオの遺言を実行するためだ。
エミリオに取引を持ちかけるが、彼はサインしようとしない。
ヴィンチェンツォは帰り際、広大なぶどう畑に火を放ち去っていくのだった。
エミリオはその光景を見て、ヴィンチェンツォとカサノ家に復讐を誓う。
ヴィンチェンツォはそのままボスの葬儀へ向かう。
「農場を焼き尽くすとはバカげている」と長男のパオロは非難し、自分に忠誠を尽くすよう告げるのだ。
対するヴィンチェンツォは「それに値すればな」と冷たく言い放ち、その場を去る。
その夜、何者かがヴィンチェンツォの寝室へ侵入する。
先読みしていたヴィンチェンツォは影に隠れており、隙をついて彼らを暗殺する。
実は彼らはパオロの差し金。
報復として、パオロの愛車を爆破させ、「イタリアにはもう戻らない。今度会う時には覚悟しろ」と電話越しに伝えるのだった。
韓国へ帰国する機内では、”クムガ・プラザの企業一覧”が記されたプリントを確認している。
その頃、法務法人「ウサン」の弁護士、ホン・チャヨンは後輩のジュヌと裁判所にいる。
原告側の弁護士であるチャヨンの父親・ホン・ユチャンと争っているのだ。
裁判後、ユチャンは証人を買収した娘を軽蔑する。
チャヨンは「引退してくれたら自分が力になる。年を取ると家族が一番なの」と涙するが、ユチャンは嘘泣きであることにすぐ気づき、「女優になれば?」と嫌味を言う。
ヴィンチェンツォは韓国に到着。
移動のために乗り込んだタクシーで、睡眠薬入りの水を飲んで眠ってしまう。
実はそのタクシー運転手は泥棒だったのだ。
お金や腕時計など金目のものを全て奪われ、知らない土地に置き去りにされる。
イタリア組織犯罪対策チームでは、ヴィンチェンツォが韓国へ入国した情報が入り、アン・チーム長は上司に報告する。
しかし上司は、その情報に聞く耳を持たない。
激怒したヴィンチェンツォは、拾った5万ウォンを握りしめ、バスに乗ってクムガ・プラザへとやって来た。
遡ること5年前、中国の富豪から安全な場所に金を隠して欲しいと依頼されていたヴィンチェンツォ。
そこで古いビルを買い取り、1区画をダミー会社にして、地下室に密室を作るよう助言していた。
その場所こそがクムガ・プラザ。
現れたクムガ・プラザのチョ代表へ案内され、たどり着いた場所は古ぼけたアパート・・・
ビルの中は雨漏りがひどく、電灯も切れている。
テナントの入居者も変わった人が多く、怪しい雰囲気が漂っているのだ。
彼らは全員、ビルの再開発に反対している。
ヴィンチェンツォは汚れたスーツをクリーニングに出そうと、お店に立ち寄るとテナントの入居者が何故だか集まっている。
そこには開発反対の会代表のホン・ユチャンもいた。
「韓国では顧問以外の活動はできないだろう」と話すユチャンに、「明日の会議で説明する」とヴィンチェンツォは伝える。
部屋に戻ったヴィンチェンツォだが、シャワーは壊れており、夜になっても窓際のハトがうるさく、ゆっくりとくつろげない。
眠気が覚めたヴィンチェンツォは、オ・ギョンジャの書類に目を通す。
そこにはホン・ユチャンの名前が書かれてあった。
ユチャンがギョンジャの弁護士であることに気づくのだった。
翌朝、ヴィンチェンツォは、クムガ・プラザ内のイタリアンレストランを訪れる。
一口食べた後、「ゴミ箱から拾い上げたような味だ」と料理を酷評する。
イタリアに留学していたとテナント仲間に嘘をついていたシェフに、「詐欺師め」と伝えレストランを後にする。
その頃ユチャンは、弁護を担当するギョンジャがいる刑務所を訪れ、再審を勧めるが断られてしまう。
買収を希望するバベル建設が、クムガ・プラザにやって来た。
買収価格を引き上げて提示されるが、ヴィンチェンツォはその提案を受け入れようとしない。
「自分たちを甘く見ると後悔する」と脅されても、「危険ですよ。最初で最後の忠告です」と屈しなかった。
テナントの入居者を集めたヴィンチェンツォは、「明日中に合意書を作る」と宣言する。
再入居を保証すると言うのだ。
入居者は迷いながらも、他に方法がないと考え、合意に手を挙げるのだった。
ユチャンは「あなたのような人は信用しません」と軽蔑する。
カネのある人しか興味がないと思っているようだ。
その夜、クムガ・プラザのチョ代表は、バベル建設の手下に妻と娘を人質にとられ、クムガ・プラザを売却するよう脅される。
要求に負け、ついに契約書にサインしてしまうのだ。
ヴィンチェンツォは、クリーニングに出していたスーツが縮んでいることに激怒する。
その時、チョ代表から「売却をしてしまった」と報告の電話があるが、電話中にトラックに追突され事故に遭ってしまう。
そしてクムガ・プラザの壁には、バベル建設の張り紙が貼られるのだ・・・
バベル建設の傘下にあるアント・カンパニーのパク・ソクドが手下を連れて、ビル内に侵入する。
どうやらアント・カンパニーは高利貸しや暴行など、汚い仕事が専門の会社のようだ。
ユチャンは「脅迫するのは明らかに違法だ」と追求する。
その場はヒートアップし、殴り合いの喧嘩になる寸前、ヴィンチェンツォが現れる。
話をしようとソクドに近づくと、顔面を一発殴るのだ。
クリーニング屋のメジャーを手に取り、ソクドの手を縛ったかと思いきや、窓の外にぶら下げる。
そして「俺はこの建物を必ず取り戻し、お前らに思い知らせてやる。このビルは俺のものだ」と宣言するのだった。
ヴィンチェンツォ 1話感想
実は主人公の名前だったのですね。
私も実際にドラマを見てびっくりしました!
またヴィンチェンツォ役のソン・ジュンギはすごくスマートでイケメン!
車に乗るシーン、スーツを着こなすシーン、どれもクールでカッコ良かったです♪
所々で使われている音楽も印象的で、物語の雰囲気をうまく作っていましたよ。
1話はヴィンチェンツォが、イタリアから韓国に移動するストーリーがメインで描かれていました。
今後、次第に復讐劇が始まっていくのでしょうか。
テナント入居者の個性的なキャラクターの存在もお忘れなく!
次回のあらすじ更新もお楽しみに〜♪