ロマンスは別冊付録 - あらすじ9話と感想レビュー
ソジュンの秘密の部屋には、カン・ビョンジュン先生の著書や調査資料がズラリ・・・
これから2人の関係が明らかになるのでしょうか。
一方、ダニ、ソ・チーム長、コ理事はクラブ帰りの2次会でお互いの過去や秘密について打ち明けます。
そんな中、ついにダニがウノの好意に気づく時がやって来るのです!
9話のあらすじ、スタートです♪
ロマンスは別冊付録 9話あらすじ
ウノの言葉にハッとしたダニが、「あんた、もしかして私のこと好きなの?」と直球で尋ねるが、肝心のウノは何も言葉を発さず、家の中へと戻っていく。
「否定してよ・・・否定するのが正しいのに・・・」と呟くしかないダニ。
ウノは扉の前で呆然と立ち尽くし、「このままフラれてしまうところだった」と動揺する。
その後、ダニは家の中に戻ると「ウノ、話がある!否定して!違うわよね、私の勘違いでしょ?」と早速問いただすも、「違うよ、安心した?」と返事をしてみせるウノ。
すぐさま2人は仕事を再開するが、ダニはウノの肩に寄りかかった時、何が自分の顔に触れたのか気になって仕方ない。
ウノが集中するよう話しかけ、「いびきと共に変な想像を?」と事実を隠してからかうのだ。
すると突然、「好きだと言ったらどうする?」とウノ。
「ありえないわ!」と断言するダニに、「僕たちだって男と女だ。僕に告白されたら喜ぶべきだろ?イケメンだし、賢いし、売れっ子作家!優しくするよ」とウノは話す。
その言葉を聞いたダニは、ウノをバシバシ叩くが「どう思う?恋してもいい?僕を受け止めてくれる?カン・ダニ。可愛い顔してるな。大好きだよ」とダニの両手を掴みながら、いたずらをする。
しかし、全く受け止めようとしないダニは、ウノに頭突きをして黙らせるのだった。
翌日、ジユルが新刊の著者の略歴欄にミスしたことが発覚し、ジェミンをはじめ社内は大混乱。
ヘリンがジユルにその業務を指示していた為、ヘリンが全責任を負うことに。
コ理事に社員の目の前でこっぴどく叱られてしまう。
怒りをぶつける先がないヘリンは、引き出しから取り出した焼酎を一気飲みして、みんなを驚かせる。
その後、ジユルを会議室に呼び出したヘリンは、新刊の修正箇所にシールを貼るよう命令。
デスクに戻ると、「1年もかけたのに、単語が抜けただけで廃棄だなんて嫌です。耐えられません!!!」と悔し涙を流すヘリンであった。
その一方、ダニが担当したスライドニュースのおかげで、注文が急増し、増刷が決まったことが発表され、仲間たちはダニを拍手と歓声で讃える。
誰もいない会議室で、ネット内のサイトを確認したダニは、「やっと会社の役に立てた!」と大喜び。
そんな中、コ理事に頼まれていたプレゼントを買いに出かけたダニは、ウノにあげる洋服を買ったところでウノに呼び出される。
ウノもダニと同じデパートに来ていたのだ。
ウノからネックレスを選ぶよう言われたダニは、「誰にあげるの?」と質問。
「その女性は顔が小さくて、目鼻立ちがとてもはっきりしてる。性格もはっきり。首は長くて目は大きい。好奇心旺盛でよく泣く。好きなものには、すぐ飛びつくところも魅力的」とダニを思い浮かべながら答えるウノ。
これにダニは、「美人でいい子?」と聞きながら、1つのネックレスを指差す。
「試しても?」と店員さんに尋ねたウノは、ダニが選んだネックレスをダニにつけてみせる。
ダニはこれまでと違った感情をウノに覚えるのだった。
ネックレスは自分に?と思ったダニは、ウノの隣で待っているが、「会社に戻るのか?」とウノに聞かれ、そそくさとエレベーターに乗り込む。
”ウノは何を考えてるんだか・・・否定したくせに。からかってる?”と動揺を隠せない。
その後、会社に戻ったダニは、ヘリンのデスクの引き出しにあった焼酎を捨てはせず、休憩室の棚の下に隠しておくことに。
それを知ったヘリンは、「ダニさん最高!!」と感謝を伝える。
そして、「作業をしに行った時、編集長の家はどうだった?他に誰かいなかった?」とダニに尋ねるのだ。
「いませんでしたけど・・・」と答えるダニに、「ダニさんと編集長だけ?」としつこく尋ねるヘリン。
自分が同居しているとは言えず、「ええ・・・」と認めるしかなかった。
退勤後、エレベーターで一緒になったダニとフンは、互いにジユルを助けに行こうとしていた。
「でも来ないでほしい、僕が行くから!」とフンが言うと、「3人なら早いわ!」と返答するダニ。
これにフンは、「最強の同期さんは、空気を読むのが苦手か。僕が1人で倉庫へ行けばどうなる?僕とジユルさんが会って、不思議な魔法が起こる・・・」と何かを企んでいる様子。
結局、ダニにコ理事の仕事を思い出させて、追い払うことに成功すると、差し入れを持ってジユルのいる倉庫へ向かう。
ジユルは自分が好きな店のお弁当を買ってきてくれたフンに、「私の救世主!」と言って抱きつくのだった。
その頃、ヘリンはソジュンと会っており、3作品の契約書を提示する。
「追加の条件が・・・」と切り出し、キョルのデザインチームとは別で仕事がしたい、”こんな感じで作れ”と本を提示されたくないなど、要望をヘリンに伝えるソジュン。
これに対し、ヘリンは「分かりました」とだけ告げると、「本当に聞いてます?簡単に応じてる」とソジュンは不信感を示す。
「了解したという意味です。はっきりしてていいわ。いい本が作れそう!」とヘリンは言いながら、もう1つの契約書である5作品の契約書を見せるのだ。
「5作品はダメですか?いい本にしますから」というヘリンの熱量に応じ、ソジュンは笑みを浮かべながら了承した。
そんな中、ウノのこれまでの言動を思い浮かべながら帰宅していたダニは、ウノの家の前でヘリンとソジュンがいることを見つけ、急いで車の影に隠れる。
ヘリンがインターホンでウノを呼んでいるところ、ソジュンは隠れるダニと目が合うが、ダニは黙っているよう合図した。
ヘリンが家の中に入ったことを確認して出てきたダニに、ソジュンは夜ご飯に誘う。
2人は夜道を歩き出すのだった。
その頃、「酔って来るな」と伝えるウノに対し、「女と同居なんてウソでしょ?それに飲んでないわ!」と反論するヘリン。
そしてソジュンと契約を交わしたことを嬉しそうに報告する。
表情が冴えないままのウノは、「忘れてたぞ、パスカル・キニャールの本。持って帰れ。本棚の2番目だ」と具体的な本の位置を教える。
そうして、ヘリンは教えられた本を見つけると、そこにはウノから自分宛の手紙が挟まっていたのだ。
”ヘリン
本棚の手紙は全部読んだよ。
だいぶ悩んだ。突き放すべきか、離れてゆくべきか、他に方法はないのか。
答えは出なかった。
その気持ちがありがたくて、冷たくするのは嫌だった。
お前は熱意があって誠実で、とても素敵な人だ。
きっと僕よりいい人と出会える。
お前を輝かせてくれる人。幸せにする人。告白を受けても放置しない人。
僕は彼氏なんかより、いい先輩になってあげたい。
見守ってるよ。お前にいい彼氏ができるまで、いい先輩として。
ありがとう、慕ってくれて”
涙を流しながら手紙を読み終えたヘリンは、「彼氏はいなかったから、フラれたこともない。ウソだったの、彼氏にフラれたから慰めてくれと言えば、構ってもらえるから。残念。今度は本当にフラれた。断り方が優しすぎて、余計に残酷だわ」と話す。
続けて、「約束よ!彼氏ができるまで見守ってね。まずは傷を癒さないと!」と涙を堪えながら明るく振舞うのだった。
その時、うどん屋で食事をしていたソジュンは、ダニの様子に気づき、「悩みでも?話して!僕は聞き上手なんだ!」と伝える。
「私が本を1冊持ってたの。とても古い本。いい本なの。辛い時も楽しい時も、いつも気軽に読んでた。内容を暗記できるほど読んだ。でも最近は、その本が少し変なの。なぜこんなところに私は下線を引いたのかなって思う。読み慣れた本なのに、このところ新しい文章も見える。今まで読み飛ばしてたのね、初めて読む本みたい」とウノを本に例えて心境を打ち明ける。
するとソジュンは、「読み手のダニさんが変わったせいかも。いい本って、時を経て読み返すと印象が変わるでしょ?大人になるから。本は変わってないと思う。ダニさんが変わったんだ。その本を読むダニさんの心が・・・」とアドバイスをする。
その頃、ウノが車を走らせ、急いで向かった先には、傷だらけでベッドに横たわる老人の姿があった。
ウノは、嗚咽しながら縄でくくられていた手足を解くのだった。
ロマンスは別冊付録 9話感想
これまで何とも思っていなかった相手でも、意識し出すと急に感情が変化してしまう・・・これって恋愛あるあるじゃないですか?笑
ウノを本に例えて、ソジュンに悩み相談していましたが、ソジュンがくれたアドバイスも説得力がありました。
2人は今後、ハッピーエンドとなるのでしょうか?
さて、ラストシーンでは、ウノが珍しく涙を流しながらベッドに横たわる老人と対面するシーンが印象的でした。
あくまでも予想ですが、父親のカン・ビョンジュン先生だと思います。
傷だらけで、手足をベッドにくくりつけられていた理由も気になりますが・・・
それでは次回のあらすじ更新もお楽しみに!