椿の花咲く頃 - あらすじ10話と感想レビュー
ドンベクは犯人から逃げないことを決め、オンサンでカメリアを続ける決断をします。
ヨンシクとドンベクは一気に距離を縮めるのでした。
一方のジョンニョルはピルグやドンベクのサポートを申し出るが、断固として拒否されてしまい、戸惑うばかり・・・。
犯人は相変わらずカメリアを行き来しており、常連客の可能性が高くなってきました!
気になる10話のあらすじ、ご覧ください!
椿の花咲く頃 10話あらすじ
ドンベクとヨンシクは餃子を食べに屋台にやって来た。
食事中も仲睦まじく手を繋ぎ、二人は晴れて恋人になるのだった。
ドンベクを家まで送り届けた後、何とかして「愛してる」を伝えたいヨンシクだったが、恥ずかしさのあまり言えずにいた。
帰宅すると、「オドオドしてても何も始まらない!だから笑って過ごさないと!」と家族に宣言するドンベク。
その力強い言葉を聞いてジョンスクも嬉しそうだ。
翌日、ハイヒールを履き、真っ赤なワンピースに口紅をつけたドンベクに、オンサンの住民たちは驚く。
「宅配業を始めてみようかと!」と中古のスクーターを購入してカメリアへ戻ると、その場に居合わせたヨンシクもヒャンミも驚きを隠せない。
同時にヨンシクは、カメリアのそばにいつも置いてあるネコの餌が気になって仕方がないのだ。
その後、派出所に戻ったヨンシクは事件現場の防犯カメラ映像の確認を始める。
するとその瞬間、消防車がサイレンを鳴らしながら出動する。
向かった先は、事件現場の周辺だった。
しかもその場にオンサン小学校のボヤ騒ぎの時に落ちていたものと、同じライターを発見する。
そしてビルの外にはまたもやネコの餌。
ヨンシクは「どう考えてもおかしい、ネコを見かけないのに」と気にする。
その頃、体育の授業中に”父親二人、母親一人”と友達から悪口を言われたピルグは、我慢できずに殴りかかってしまう。
そんな中、ジェシカは野球選手の妻が集まる会合に出席し、”K選手”のスキャンダルを耳にする。
その選手のスキャンダル現場がオンサンと聞いて、飲み物を吹き出すのだった。
ジョンニョルはというと、オンサン小学校の前で車を停め、ピルグの下校を待っている。
姿が見えるとピルグの顔にはアザが。
「あだ名を呼ばれるぐらいいいだろ!」とケンカをしないよう注意するジョンニョル。
すると「父親二人に母親一人。あいつが僕にそう言ったんだ。もうすぐファン・ピルグになるって!あんなヤツは殴られて当然だ!」と必死に訴えるピルグ。
その後、ジョンニョルはピルグをいじめたクラスメイトも誘い、ご飯に連れていく。
しかし、ピルグはチキンを食べれないほど口の中も怪我していた。
息子を心配するジョンニョルだったが、「おじさんも嫌だ。だから僕に話しかけないで!」と泣きながら訴えるピルグ。
ジョンニョルは「気付いてる・・・」と心の中で呟き、頭を抱えるのだった。
いまだ捜査中のヨンシクにピョン所長が話しかける。
「ジョーカーが殺人を犯す前に、近所で連続火災が・・・。最後に浴場で大火災があった日、最初の被害者が出た」と。
すると二人の背後で、突然大きな看板が落下し、驚く彼ら。
ヨンシクは「犯人を捕まえられそうですよ。ほら!あんなところに!あれは防犯カメラを外した跡です」と言いながら上を見上げるのだった。
そんな中、ジョンニョルとピルグは海辺にやって来た。
携帯電話をプレゼントされたピルグは「僕のお父さんだからよくしてくれるの?」と尋ねる。
ジョンニョルに「だとしたらどんな気分だい?」と聞き返されると、「会ったことがないから恋しいとも思わなかったし、会ってみても別に嬉しくない。何も知らなかった時の方がまだ良かったかも」と話すピルグ。
「おじさんはスーパーマンでしょ?理解できない、どうしてお母さんを一人に?男らしくないよ。おじさんはお母さんを何度も泣かせたんだ。だからお父さんは好きじゃない」と続けるのだった。
ジョンニョルは涙を流すしかなかった。
カメリアの前での別れ際、「今は8歳らしく甘えればいい。子供はいつ泣いたって構わない。思いきり泣いて憎んで、時には何もかも忘れたっていい」とピルグに話すジョンニョル。
その様子を建物の陰から見つめるヨンシクは、来た道を戻る途中ドンベクと会う。
「餃子を試食しよう」とドンベクに誘われるが、ピルグやジョンニョルがいると言って気が乗らず、ヨンシクは誘いを断ってしまうのだ。
その後、トクスンの食堂に向かうと、トクスンがいつも同じ赤いTシャツを着ていることに気づく。
全てはヨンシクのお古だ。
「息子のためだと思って、節約するのはやめてくれ」とヨンシクは母親に訴えるのであった。
そんな中、ドンベクがカメリアへ戻って来る。
「気付いてる。ピルグは俺が父親だと気付いてる」とジョンニョルはドンベクに打ち明ける。
夕食時には、「お父さんに会った。御馳走してくれたり、スマホをくれたりすごいよくしてくれるんだ」と話し出すピルグ。
ドンベクがどうやって事情を説明しようか、口ごもっていると「僕が知ってることだけ分かってて!」とピルグは大人の対応をする。
その頃、チャヨンはギュテとギュテの母親と3人で食事中。
姑から嫌味を言い続けられるチャヨンは、「私が弁護士なのが気に入らないんですか?息子よりデキた嫁は嫌なのに、友人には自慢を・・・」と姑に尋ねる。
「その利口ぶった口の利き方はやめてちょうだい!ギュテの前でもその調子でしょ、だからこんなに萎縮して」と注意されるが、チャヨンは「”こいつ”が萎縮してる理由は、恥も外聞もなく浮気したんです。スナックの女!私は弁護士なので考え中なんです・・・」と息子の浮気をバラすのだった。
一方、ヒャンミはカメリアのキッチンに忍び込み、ドンベクがジョンニョルからもらった3千万ウォンに手を出そうとするが、諦めターゲットをジェシカに決める。
その頃、ジェシカはジョンニョルの車のナビに「オンサン小学校」と登録されているのを見つけ、向かうことに。
ピルグはいつものジョンニョルの車を見かけると、車内を覗くがそこにいたのはジェシカ。
ジェシカは「私を知ってる?私とどこかで会ってない?」とピルグに尋ねるが、黙ったまま背を向ける。
するとそこに迎えに来たドンベクが現れ、ピルグを呼び寄せる。
ドンベクとジェシカは互いに存在を知っているのだ。
ジェシカは、削除していなかったドンベクとジョンニョルとの写真に見覚えがあり、ジョンニョルが酔うたびに恋しがってた女だと、ドンベクのことを認識している・・・。
カメリアに戻ると、そこにはジョンニョルが待ち構えていた。
「ジェシカが来たわ。学校の前にいた」とドンベクが説明し、一杯やろうとジョンニョルを誘い出す。
「今が死ぬ気で取り戻した人生なの。それを壊すようなマネはしないで、愛人はごめんだわ」とジョンニョルに忠告するドンベク。
「今まで通り自分の道を進めばいい」と続けて話すが、「前から聞いてみたかったことが・・・なぜオンサンに?俺を待ってたのか?」とジョンニョルは尋ねる。
ジョンニョルは付き合っていた頃、オンサンに住みたいと話していたのだ。
「そうよ!あなたの話を聞いてオンサンに。何が問題だと言うの?」とドンベク。
「つまり待ってたんだな」とジョンニョルに言われると、「馬鹿みたいに何度も期待した。あなたのことを検索したり・・・ピルグが肺炎で救急室に運ばれたときは、助けを求めたかった。怖くてそばにいて欲しかった。でも我慢したわ、だから余計なことしないで」とドンベクは訴える。
「俺だって幸せに暮らしてたわけじゃない。お前が恋しいのにずっと我慢を。必死に耐えてきたんだ、許してくれよ!お前を手放して後悔してる」とジョンニョルは伝えるが、ドンベクは「今はもう34歳なのよ。後戻りするわけにはいかないのよ」告げるのだった。
その頃、店内ではヒャンミが冷蔵庫の3千万に手をつけようか迷っていると、ジョンスクが「ふざけないで、ドンベクを困らせるんじゃないよ」と制する。
するとヒャンミも「ところでなぜ認知症のフリを?」と負けずに言い返すのだった。
花束を持ってカメリアへやって来たヨンシクは、ドンベクの帰りを待っている。
ジョンスクはその姿を見て、「お人好しね。優しくて情けない。ピルグの父親だから遠慮してるの?なら待たずにそっとしておきな」とアドバイス。
「僕はドンベクさんを信じてるんです」とヨンシク。
「はっきりさせな。遠慮して善人ぶってるだけの男は魅力に欠ける。待ってるだけじゃ奪いに来た奴には勝てない」と告げ、ジョンスクは去っていくのだ。
そんな中、外に出たヒャンミはネコの餌を足している人を見つける。
一方、ジョンニョルはというと離婚すればヨリを戻してくれるか尋ねると、断るドンベク。
「ヤツを信じてるのか?ヤツを見てると10年前の俺を思い出す。そのうち冷めるに決まってる。簡単に人を信じるな!」と忠告するジョンニョル。
・・・と、そこにヨンシクが現れ、「許しを求めてるのか?お前と僕を一緒にするな!いくらクソ野郎でもあなたはピルグの父親だ。その点は十分尊重してきたつもりです。いい加減諦めたらどうです?ドンベクさんの今の恋人は僕だ。彼女もピルグもお前のものじゃない。ドンベクさん!今後はこいつと食事したり、酒を飲むのもおやめに!僕は嫌なんです!僕はあなたとアレをした仲なんだし・・・早く僕の手を!この手を取って!」とドンベクに訴え、手を繋いだまま歩き出す。
幸せそうな二人を見つめるヒャンミ。
「幸せそうでいいな・・・私も新天地に行けば、愛されながら生きていけるのかしら・・・名前に相応しく」とそっと呟く。
場面は変わり、殺人現場となった貯水池。
ピョン所長が「住民登録証 チェ・ゴウン」と記された被害者の身分証を差し出し、「誰だか分かるか?それが本名らしい」とヨンシクに問うのだった。
椿の花咲く頃 10話感想
本当に幸せそうでした〜♪
ヨンシクは優しい青年のあまり、ジョンニョルがピルグの父親だからと遠慮している部分もあったようですが、ジョンスクのアドバイスもあり、ジョンニョルとのバトル?に見事勝ちましたね。
ジョンニョルは傷心の様子でしたが、今後の動きが気になります。
ヒャンミはというと、ジョンスクに「なぜ認知症のフリを?」と尋ねる場面がありました。
ジョンスクの認知症を疑っている人も多いですが、真相はどうなのでしょうか?
ドンベクを優しく見守り、時には助ける・・・。
ジョンスクが突然ドンベクの前に現れ、そばにいる理由も気になるところです。
ラストシーンでは、連続殺人の新たな被害者のヒントが!!
チェ・ゴウンって誰ですかーーーーー!
次回のあらすじ更新もお楽しみに♪