不滅の恋人 - あらすじ最終回20話と感想レビュー
さて、20話で構成されていた「不滅の恋人」もいよいよクライマックスです。
前回はフィがガンの幽閉に成功したものの、ルシゲがガンの一味に斬られてしまいます・・・
これまでフィの仲間として、大活躍してきたルシゲは一命を取り止めることができるのでしょうか。
そして最終回の結末はどうなるのか!
20話目のあらすじをどうぞ!
不滅の恋人 20話最終回あらすじ
ルシゲは、フィやキトゥクの目の前でガンの手下に斬られてしまう。
急いで医者を呼ぶが、出血量が多く手の施しようがないと言われる。
ルシゲは最後の気力を振り絞って、フィの名前を掌に書こうとするが、その瞬間命が尽きてしまう・・・
フィやジャヒョンはその場で泣き崩れる。
フィは「何度も助けてもらったのに、何もしてやれなかった」と後悔する。
ジャヒョンは「ルシゲに着飾ってもらい、ごちそうを振る舞いたかった」と嘆くのだった。
キトゥクは命を落としたルシゲのそばにずっとついている。
「馬鹿野郎」と言って、手を握りしめるのだった。
上王は無事に母親と再会。
その頃、ウルンやナギョムの兄はどうにか宮殿に侵入できないかと作戦を練っている。
ガンとナギョムを救出する狙いのようだ。
裏口である北門から忍び込んだウルンは、急いでガンの元へ。
頼れる臣下がおらず、生き延びるために宮殿を離れることを提案するウルン。
一方のナギョムの兄はジョングクと対峙し、ナギョムの目の前で始末される。
ガンは「フィを始末する」と言って、宮殿に残ることを決める。
そしてウルンにフィを正殿に連れてくるよう頼むのだった。
フィやジャヒョン、キトゥクのところに兵を連れたジョングクがやって来る。
ナギョムの兄は始末したが、ナギョムは取り逃したというのだ。
フィは「ウルンを探さなければ!」と皆に伝える。
するとちょうどその時、ターゲットであるウルンが訪ねてくる。
ガンがフィを呼んでいると・・・
その頼みを聞いてガンのところへ向かうフィであった。
ジャヒョンは大王大妃に「ガンが抜け出し、フィと話したいと言っている」と伝える。
大妃はガンが死を覚悟していると悟るのだ。
そこでジャヒョンが、「今大妃が怒りを露わにすると、ガンは何をしでかすか分からない。
慈しみを示すのが良いのではないか」と伝える。
フィはガンの待つ正殿にやって来た。
ガンが王座の位置についていると、フィは「その場所はあなたが座るところではない」と一喝。
王様になれなかったのは、母上や自分のせいではなく国民からの信頼を得ることができなかったからだと伝えるフィ。
対するガンは、「政を正し、国を治める猶予さえあれば自分に王は務まった」と言い訳をする。
「不当なやり方で王になり、王座を守りきれなかった」とフィが話すと、ガンは「知っている」と開き直るのだ。
ガンは、王になればジャヒョンも手に入ると思っていたよう。
フィは「王でなくなっても、家族はガンに寄り添うから戻って来て欲しい」と伝えるが、
「一生罪を償うならば、命を捨てる」と覚悟している様子のガン。
そしてフィに斬りかかっていく。
勢いで部屋の外まで飛び出してしまったところに、大王大妃を連れたジャヒョンが現れる。
すると、部屋の外で待機していたウルンが、ガンを斬ってしまうのだ。
フィに「何故このようなことを!」と問われたウルンは、ガンに最初から頼まれていたと漏らす。
「フィは自分を殺せないから、代わりに始末してくれ」と・・・
そしてウルンも自害するのだった。
大王大妃は倒れたガンのところに駆け寄り、自分が愚かであったと謝り続ける。
「誰一人、私のために泣くではない。全てを手放し、これほど心が休まるとは・・・」と呟き、命を落としたガン。
時は少し経ち、フィとジャヒョンは橋の上で話している。
ガンが家族を苦しめてまで、王座にこだわった理由は何なのかと疑問が残るフィ。
ジャヒョンは自分にも非があるのではと責めている。
フィは、家族より権力欲が勝り、血の嵐になってしまったと振り返る。
その頃、宮殿から逃亡していたナギョムのもとに、ガンが亡くなったと訃報が入る。
ナギョムはこれからどうしていけばいいのかと泣き叫ぶ。
すると側近が、母親として何としてもお腹の子を守るようにと励ますのだった。
朝廷では、上王が政務を行うようになるまで、フィに摂政を任せることが発表された。
フィは「過ちを許し、新たな朝廷を築きたい」と宣言し、臣下たちに力添えを求めたのだった。
キトゥクはどうやらフィのもとを離れるようだ。
フィを見るとルシゲを思い出してしまい、守れなかった自分が嫌になるとか・・・
ルシゲに対する悔いが大きく、フィに仕えることができないのだ。
フィはキトゥクをそっと見送る。
ジャヒョンはフィに、自分の実家で暮らそうと提案する。
祝言も新居も嫌なジャヒョン。
祝言の時に着た花嫁衣装は、フィが捕らわれた日を思い出し、新居はガンのことを思い出してしまうというのだ。
複雑な表情をしていたフィであったが、ジャヒョンの手を引き、家に向かうことに。
2人はジャヒョンの両親に挨拶をする。
フィは「ジャヒョンと仲良く暮らしていくことで、孝行する」と伝えるのだった。
ジャヒョンはフィに用意したという部屋を見せる。
しかしフィはジャヒョンと一緒の部屋で暮らすというのだ。
辛い年月を離れて過ごした2人は、片時も離れたくないのだろう。
時は過ぎ、10年後・・・
上王がすっかりと成長し、王様となっている。
フィは王様のことを「先の王のような優しさとガンのような強さを兼ね備えている」と評価。
「自分の摂政としての支えは不要」と大王大妃に伝えるのだった。
フィは王様へも自分の意思を伝えに行く。
王様は「まだ摂政として朝廷に残って欲しい」と話すが、「自分には妻がいる」と答えるフィ。
ジャヒョンの家では宴が開かれている。
クッタンはというと嫁ぎ先が決まったようだ。
そのことを聞いたドゥクシクは「裏切り者」と言ってクッタンを責める。
ドゥクシクは官吏の採用試験になかなか合格せず、クッタンは待ちくたびれたのだ。
そして、屋敷の外には戻って来たキトゥクの姿があった。
フィは「10年間も便りをよこさなかった」と言って、少し怒り気味。
そして、悲しみは癒えたものの、ルシゲや亡くなった3人の臣下を忘れたことはないと伝えるのだった。
また「叔父様と叔母様に会いにきた」と言って、少女も屋敷を訪ねてくる。
その少女の母親は、なんとナギョム。
ナギョムは体調が良くなく、フィとジャヒョンのところに娘を預けに来たのだ。
2人はナギョムの娘を心底可愛がるとガンの墓前で誓うのだった。
フィとジャヒョンは、山の上で2人静かに絵を描き楽しんでいる。
そして摂政を退いたあとは、家族みんなで地方に移住し、のどかに暮らそうと夢を語っているのだった。
不滅の恋人 20話最終回感想
兄弟間の王権&恋人争いが長く続きましたが、意外な展開を迎えましたね。
ガンは王座から退けられ、プライドがズタボロになったからか、生きて罪を償うのではなく、自ら死を選択しました。
あまりにも権力欲が強かった証拠ですね・・・
母上の大王大妃も、育て方を誤ったと反省していました。
なかなか考えが合わないフィ・大王大妃とガンでしたが、王様の前に家族ですから、やはりガンが亡くなってしまうことは辛いし、悲しいことです。
ナギョムは結局女の子を出産していたのですね!
物語の後半に娘がいると判明しましたが、個人的にはもう少しナギョムのエピソードも織り交ぜて欲しかったです!
そして何より!
フィとジャヒョンはめでたく結ばれ、平穏に楽しく暮らしていましたね♪
度重なる不運で、2人の未来はどうなるかと心配していましたが、最後まで好感度の高いカップルでした!!
皆さま!
最終話まであらすじをご覧いただき、ありがとうございました♪
「不滅の恋人」に少しでも興味が湧いたり、ストーリーを楽しんでいただけましたら幸いです。
またどこかでお会いしましょう!!