不滅の恋人 - あらすじ3話と感想レビュー

不滅の恋人 3話あらすじ

撃毬の大会を家族に内緒で見に来ていたジャヒョン。
その大会に出場していた兄に来ていることがバレてしまい、隠れ場所として逃げ込んだところが、フィの控室であった。
フィは兄のイ・ガン（先王の次男/以降、ガン）の策略にはまり、競技中に怪我をさせられ、大会を途中で退場していたのだ。
控室に戻ったフィとジャヒョンは、偶然にも市場以来の再会を果たすのであった。

「一体何者か」と問いただすフィ。
馬を怪我させたのはジャヒョンではないのかと疑い始める。
「誰の手先でもないなら、玉の輿狙いか」と言う。

「王室の殿方には惹かれない、良家の娘であれ使用人であれ、侮辱は許さない」とジャヒョン。

迷い込んだと言うならば、なぜ隠れていたのかを尋ねるフィ。

一方、ガンは途中で抜け出したジャヒョンの兄・ドゥクシクを殴る。
戦であれば命はないと・・・
勝利の宴にも来るなと言うガンに、ドゥクシクはジャヒョンに怒りの矛先を向ける。

控室では、ジャヒョンとの口論中、怪我が疼いてしまうフィ。
その隙を見計って控室から逃げ出すジャヒョンであったが・・・
心配になったジャヒョンは控室に戻り、フィの手当てをすることに。
「あなたが死んだら罪を着せられそうだったから」とジャヒョンは言うのだ。

帰ろうとすると、フィはジャヒョンを引き留め、何者かと再度聞く。
それでも無言で去ろうとしたジャヒョンは、控室に入ってきたガンと対面。
ガンは護衛のオ・ウルンに、ジャヒョンの後をつけるよう目で合図した。

ジャヒョンは、フィにどうして2度も会うのか・・・と考えながら歩いている。
すると、前から大会に出場していた兄と家族にばったり遭遇してしまう。
逃げるジャヒョンと追いかける兄。
結果、兄に掴まってしまうのだが、オ・ウルンはその状況をそばで見ていたのだ。
早速、ガンにジャヒョンはドゥクシクの妹であることを告げる。
ガンは、「大提学の娘と大君が一緒の部屋にいたとは」と問題視している様子。
フィとジャヒョンの関係を怪しむのであった。
※大提学：学術を扱う弘文館の長官

その頃、イ・ヒャン（現在の王/ 先王の長男）の妻は出産真っ只中。
大妃でありイ・ヒャンの母上は、万が一のことがあれば無かったことにすると言うのだ。
「亡き王妃や側室は子を失っており、王室は呪われていると言う噂があるのだ。だから居所でいつものようにお過ごしを」と伝えるのであった。
するとお仕えの者が、「赤ちゃんは逆子になっている、頭が見えない」と緊急事態を告げる。
大妃は「母より子が大切、何があろうと子は生かせ」と命令し、結果的に赤ちゃんは無事に誕生したのだ。

ジャヒョンの付き人のクッタンは、家族が不在の間、お嬢様の真似をするなどして自由気ままに過ごしていた。
そこに、ジャヒョンと母親が帰宅する。
ジャヒョンの母親は、「娘を止めもせず、服まで貸すなんて」「追い出されたいようね」と激怒。
ジャヒョンは、「クッタンを追い出すなら、私も出家する」と母親に反抗。
そこに、ガン一行が家を訪ねてくるという知らせが入る。
どうやら宴をソン・オク（ジャヒョンの父）邸で行うというのだ。

ジャヒョンの兄・ドゥクシクは、「火消しをするから安心しろ」と言うが、ジャヒョンは兄が見逃してくれなかったから、大騒ぎになったと批判する。
するとドゥクシクは、「お前のせいで試合を抜け出した、ガンに叱られた」と殴られた時の傷跡を見せる。
「家名を汚すな、部屋に閉じこもっていろ」と吐き捨て、その場から立ち去るドゥクシク。
それを見たジャヒョンは一気に申し訳ない気持ちになるのだった。

伯父のヤンアン大君とガンは、宴のための妓生（※朝鮮の芸者のこと）を選抜している。
チョ・ヨギョンという女が現れると、ガンは「弟が試合に負け落ち込んでいる、慰めてくれ。弟は女を知らない、あいつを男にしてくれたら褒美をやる」と伝える。

すると、ヨギョンは「私にも選択肢がある。どちらの大君が私を虜にするのか」と。
その言葉を聞いたガンは怒って石を投げつけた。
ヤンアン大君はなぜ君の女にせず、弟に譲るのかと尋ねる。
対する伯父は、「あの美貌、度胸は使うのが得策。私の女ではなく手駒にするのです。
あの女は色仕掛けの武器になる」と話した。

場面は変わり、自分の怪我した馬を心配した様子で撫でるフィ。
そこに付き人のキトゥクが現れる。
誰が馬を攻撃したのか調べなくていいのかと・・・
するとフィは、「突き止めればことを荒立てる。騒ぎを起こしたくない」と伝える。
「王様のために弟として何をするのか、それは王室に平安をもたらすことだ」と語るのだった。

クッタンの解雇は免れ、部屋に戻ったジャヒョンとクッタンは2度目の再会を果たしたフィについての話で盛り上がる。
「運命の相手では？」とクッタンが尋ねると、「三回合わなければならない」と答えるジャヒョン。
今日の宴に来るかもしれないと言われ、少し照れた様子のジャヒョン。

大会の様子を思い浮かべながら、またしても馬の絵を描くジャヒョン。
控室でフィに言われた絵に関するアドバイスを参考にしながら楽しそうに描くのであった。

同じ頃、ジャヒョンの自宅にガンが現れる。
妹が大会のあと、控室にいたことをドゥクシクに告げるガン。
宴まで、妹とお茶をしたいとドゥクシクに頼むのであった。

大君に興味のないジャヒョンがその場に向かう。
ジャヒョンは控室から立ち去る時に、出会った人がガン（大君）だったことを、そこで初めて知ったのだった。
ガンにお茶を差し出すジャヒョン。
「美しい、しとやかだ」とジャヒョンのことを褒めるガン。
すると、ジャヒョンは兄を殴った件に対する文句を伝え、「あなたは恐れられたい人ですね」と言う。

そのガンとジャヒョンの口論現場を、訪れたフィが見ている。

お茶を出し終わったジャヒョンは、キトゥクと共に歩いていると、目の前にはフィがいた。
「昼間の礼を言い、先日の無礼を詫びたい。つい意地を張り謝る機会を失った。許してもらえるか？」と話すフィ。
フィの優しい笑顔に見惚れてしまったジャヒョンであった。

宴が始まると、ナギョンはフィのもとへ行く。
「今宵お相手をするように、ガンに頼まれた」と。
するとフィは、「私は女は要らぬ。男であれば女は自分で選ぶ。舞が済んだなら下がれ」と不満げに伝えるのだった。

ジャヒョンの元を訪れたユン・ナギョム（以降、ナギョム）ら。
ガンのいいなずけであるナギョムは、結婚前に一度ガンと話がしたいと頼む。
ガンにジャヒョンの名を書いた手紙をオ・ウルンにことづけるのであった。
手紙の通り、場所に向かったガンの目の前にいたのはジャヒョンでなく、ナギョム。
本当はナギョムの姉と結婚する予定であったが、約束の日に体調が悪くなった姉。
実は、望む夫と地位を手に入れたいが為に、姉に薬を盛ったというのだ。
「望むのは王族の妻の座か、わかっていた」と冷たく言い放って立ち去るガン。

そこにヤンアン大君が現れ、王子が生まれたことを伝えに来た。

フィは王子が生まれたことを伝えるべく、ガンを探しに向かう。
がしかし、ガンはジャヒョンを探しに行っていたのだ。
なぜなら代わりにナギョムが来ていたから。
ジャヒョンを見つけると、「そなたに呼ばれたと思ったのだが」と嫌味を言う。
ジャヒョンは、「いいなずけにお会いしたいかと、ナギョムは聡明で大君にはもったいない、私なら逃げ出します」と話す。
「友のため、王族を侮辱するとは命知らずだ。本来ならこの場で首をはねても良いが、生かしている」と言うガン。

ガンは、立ち去ろうとするジャヒョンの手を掴み、「友を私に嫁がせたくないのなら、そなたが身代わりに。私に嫁げ、どうだ」と嫌がるジャヒョンを圧倒する。

ガンがジャヒョンの手を掴んでいる場に、兄を探しに来たフィが遭遇するのであった。

不滅の恋人 3話感想

sami

第2話が終わってどうなることかと思いきや、フィとジャヒョンはお互い忘れられない相手になっているようですね！
ジャヒョンが優しい笑顔で見つめるフィに、「耐えられない〜！」といった様子で見惚れたいたのが、個人的にはすごく可愛らしいなぁと思いました。
早く2人が結ばれますように！と願うばかりですね。

毎回、フィの優しさエピソードが描かれていますが、今回は怪我した馬を撫でるシーン。
誰が馬を攻撃したかを詮索することなく、「王様のために弟として何をするのか、それは王室に平安をもたらすことだ」とあくまでも自分は陰で支えようとスタンス・・・
兄のガンとは大違いです！

そんなガンは、芸者のヨギョンと結託してフィを陥れようと作戦を練っている様子。
今後はヨギョンもガンの仲間となり、一波乱も二波乱も起こしそうな予感です。
正々堂々と戦わず、謀略頼りなガンにはイライラしてしまいます。笑

ラストシーンでは、ついにガンが自分の想いに気づいてしまい、ジャヒョンにその感情を伝えていました。（無理やりです笑）
その様子を目撃してしまったフィ・・・
フィとジャヒョンの2人はどうなるの〜？ますます見逃せない展開となっています！

第4話の情報もお楽しみに！！