【韓国ドラマ】ヴィンチェンツォ 9話あらすじネタバレ|黒幕との暗闘と母の真実【ソン・ジュンギ】

前回8話で、「バベルグループの不正や違法行為を暴露する」とミョンヒに真っ向から宣戦布告したチャヨン。
同時にヴィンチェンツォとギョンジャ("ギャンジャ")の間にある特別な関係性の謎も、じわじわと浮かび上がってきた。
9話では、いよいよ黒幕"バカ"の影が色濃く迫り、プラザの仲間たちや被害者たちを巻き込む衝撃の展開が待ち受けている。
思わず息をのんでしまう回だったよ!
早速、あらすじを全力でお届けするだってばよ!
ヴィンチェンツォ 9話あらすじ前半|黒幕"バカ"の存在と水面下の攻防
バベルとシングァン銀行の調印式を終えたハンソは、ジュヌに「あいつらを早く始末すべきではないですか?」と迫る。
しかしジュヌは余裕の表情で「カサノは俺を鍛えてくれるスパークリング・パートナーだ。ヤツに完勝した時に始末する」と呟く。
この言葉が示すように、ジュヌはヴィンチェンツォとの一騎打ちを純粋に「楽しんでいる」のが恐ろしいところだ。
一方、ヴィンチェンツォとチャヨンは打ち合わせをかねてダーツを楽しんでいた。
「どうすれば黒幕をおびき寄せることができるか」真剣に頭を絞る2人。
チャヨンは「今後はバベルの影のボスを"バカ"と呼ぶことにするわ」と宣言し、軽蔑を込めて嘲笑う。
たったひと言だが、このネーミングセンスがチャヨンらしくて最高だよ!
その夜、自宅に戻ったヴィンチェンツォは、ギョンジャの担当医師と交わした会話を繰り返し思い返す。
カルテによれば、ギョンジャは1993年1月に肺がんを患っていたという記録が残っていた。
ヴィンチェンツォ自身が施設に預けられたのは1993年5月のこと。
つまり、ギョンジャが自分を捨てたのは病気が理由だったのかもしれない、と彼は静かに向き合う。
長年抱えてきた「なぜ捨てられたのか」という疑問に、ひとつの答えが見えてきた瞬間だった。
寝床についたヴィンチェンツォだが、部屋の外に住みついた鳩のせいで眠れない夜が続く。
ところが不思議なことに、その鳩に「インザーギ」と名付け、しつけを始めるヴィンチェンツォ。
マフィアのコンシリエーレが鳩をかわいがるというギャップが、笑いと温かさを同時に届けてくれる場面だ。
ヴィンチェンツォ 9話あらすじ|キル院長の裏切りとプラザの金塊騒動
プラザの住民たちは、地下に金塊が隠されているという噂を信じ込み、変装したり金属探知機を持ち出したりと大騒ぎ。
各自が勝手に捜索を始めるコミカルな場面は、このドラマならではの笑いどころだ。
真剣な復讐劇の中に、こうした笑いを挟んでくるのがヴィンチェンツォの魅力のひとつだってばよ。
翌日、重要な情報が入ってくる。
キル院長がバベルとの契約を一方的に破棄し、検察に身柄の保護を要請したというのだ。
担当検事はチョン・イングク。
ジュヌの父親が会長だった時代、バベルの調査に関わっていた人物で、バベル側にとっては「厄介者」以外の何者でもない。
そのタイミングでジュヌにキル院長本人から電話がかかってくる。
「自分を殺さないこと、3000万ドルを指定口座に振り込むこと。それが守れないならあなたがお父様にしたことを検事に話す」
院長は命をかけた取引を持ちかけたが、これは果たして正解の選択だったのか。
同じ頃、ヴィンチェンツォたちはバベルの"真の黒幕"を探る調査を進めていた。
ターゲットはハンソの兄。
資料によれば15年前に渡米してから一度も帰国しておらず、父親の葬儀にすら顔を出していないという不審な経歴が浮かび上がる。
チャヨンはギョンジャが入院する病院へ向かい、ヴィンチェンツォも後から合流する。
病室に入ってきたヴィンチェンツォは、医師の治療方針に納得がいかず、鎮痛剤の投与方法や食事の内容について容赦なく指摘。
「病院にいるのだから医師の指示に従え」とギョンジャに釘を刺す場面には、口では厳しくても母親のことを心配している様子がにじみ出ていた。
ヴィンチェンツォ 9話あらすじ|バベル被害者たちの悲劇と検事部長の最期
その夜、ヴィンチェンツォたちはバベルの被害者遺族と会食を開く。
「バベル製薬の株主から、私たちのせいで株が暴落したと罵られた」と打ち明ける被害者に対し、チャヨンは「侮辱されたらすぐに知らせてください。必ず力になります」と固く約束する。
被害者たちは「来週みんなで珍島へ旅行に行くんです」と嬉しそうに報告し、ヴィンチェンツォたちに感謝の言葉を伝える。
この温かい場面が、後のシーンの悲劇をいっそう重くする。
一方、ハンソはミョンヒらを連れ、南東部地検の地検長と会合を持つ。
「今後はいい協力関係が築ければ」と話すハンソに対し、地検側は「あくまでも契約上のもの。無礼を働けばいつでもバベルを捕まえる」と逆に脅しをかける。
この会話をジュヌが盗聴しており、腹の底から怒りをたぎらせていた。
帰途についた地検長らの車が、黒ずくめの男たちに強制的に連行される。
連れてこられた場所にはハンソ、ミョンヒ、スンヒョクが揃って待ち構えていた。
「よくも俺をバカにしたな。金を受け取ったなら、尊敬と服従を忘れるな」とハンソが凄む。
すると、フードを深く被りアイスホッケーのスティックを手に持ったジュヌが無言で現れ、検事部長を殴り殺してしまうのだ。
地検長に向かっては「次は誰かな。イタリアのサッカーチームにいるお前の息子かな」と冷酷に脅す。
その光景に恐怖した地検長は、「助けてください。傲慢でした」とハンソに命乞いをするのだった。
ヴィンチェンツォ 9話あらすじ|チャヨンへの襲撃とヴィンチェンツォのヒーロー劇
その日の夜、ヴィンチェンツォはチャヨンを自宅まで送り届ける。
チャヨンが部屋に入ると、薄暗い室内に不審な男が潜んでいた。
ハンマーで殴りかかられそうになったその瞬間、ドアを蹴破ってヴィンチェンツォが飛び込んできた。
実はヴィンチェンツォは、すでに尾行に気づいていたのだ。
「今夜はここにいてはいけない」と外泊を提案するヴィンチェンツォ。
チャヨンはあちこちに電話をかけるが誰も出てくれない。
仕方なくホテルを選んだものの、ロビーのスタッフが全員自分を狙っているように感じてしまい、恐怖から逃げ出してしまう。
自宅に戻ったヴィンチェンツォは、プラザの住民から「泥棒が部屋に入ろうとしていた。コソ泥というより待ち伏せしていた感じ」と報告を受ける。
部屋に入ると寝室から物音がし、ドアを開けるとインザーギが侵入して大暴れしていた。
そこへホテルから逃げ帰ってきたチャヨンが現れ、ヴィンチェンツォが作っていたラーメンをすべて食べてしまう。
深夜、布団の中でチャヨンはヴィンチェンツォに2つの質問をする。
「あなたは直接人を殺したことがある?」
「ない」とヴィンチェンツォは答える。
チャヨンは「もし殺していたら、遠い世界の人に感じるかも」とつぶやく。
しかし視聴者には、イタリアでのヴィンチェンツォが幾度も人を殺めてきた事実が伝わっている。
この会話の重みが、2人の関係に小さくて深い亀裂を予感させる名シーンだった。
ヴィンチェンツォ 9話あらすじ後半|チョン検事との共闘とキル院長の末路
翌朝、食事中のジュヌはハンソに「カサノの調査でイタリアへ人を送った」と報告する。
ミスを報告したハンソは、グラスを壁に投げつけられる叱責を受ける。
そしてジュヌはチャヨンに連絡を取り、ヴィンチェンツォの自宅に一泊したことを知って警戒を強める。
プラザの事務所では、キル院長が検察への保護申請に動いていることをジュソンが報告。
そこへチョ社長から吉報が届く。「ワン氏の虹彩データの取得に成功した」というのだ。
ヴィンチェンツォはお寺の僧侶に移転を提案しに行くが、僧侶は「何としてもお寺とプラザを守り抜く」と首を縦に振らない。
そのやり取りを、入居者の一人がこっそりと盗み聞きしていた。
一方、生き残ったアント・カンパニーのソクドが手下2人とともに、プラザ内に旅行代理店を開業する。
プラザの入居者たちは「コソコソ探すのをやめ、みんなで協力して金塊を捜索しよう」と約束を交わす。
チョン検事と接触したチャヨンはヴィンチェンツォと合流し、「キル院長は不起訴処分と出国許可を条件に取引を進めている、おそらくバベル側と繋がっている」と報告する。
チャヨンから「ハンソの影にボスがいる」という情報を受け取ったチョン検事は、「キル院長から、前会長の息子は2人おり、兄弟で最期を看取った」という話を思い出す。
つまりキル院長は"バカ"の存在を知っている可能性が高い。
ヴィンチェンツォが「手を組もう」と提案するが、チョン検事は一度断る。
しかしこの3人の密会が、ジュヌの手下によって盗撮されていた。
その後、藁法律事務所にRDU-90の製造再開のニュースが流れる。
「キル院長がバベル側についた」とチョン検事から緊急連絡が入るが、その直後に気が変わり「やはり手を組む」と申し出てくる。
3人は夜、キル院長の潜伏先に乗り込む。
しかし部屋には人の気配がなく、そこにはキル院長を含む3名が無惨に殺されていた。
そして、チャヨンのもとに衝撃のメッセージが届く。
珍島旅行に行ったはずのバベル被害者たちから「愚かな道を選びます」という文面が。
翌日、彼らは車内で集団自殺を遂げていたのだ。
ヴィンチェンツォ 9話の見どころ|名シーン・注目ポイントまとめ
9話は、笑いと衝撃と感情の揺れが凝縮された密度の高い回だった。
特に注目したいポイントを整理してみよう。
- ギョンジャの真実:1993年1月の肺がん診断と1993年5月の施設入所。この時系列が「母が病気で自分を捨てた」可能性を示唆し、ヴィンチェンツォの心に静かな変化をもたらす
- インザーギの存在感:鳩をしつけ始めるヴィンチェンツォのシーンが絶妙なコメディを提供しながら、孤独な男の側面を優しく描く
- チャヨンへの奇襲と即救出:尾行を察知していたヴィンチェンツォが間一髪で飛び込む場面は、クールなヒーロー性と2人の信頼関係を体感させてくれる
- 「人を殺したことがある?」の問い:チャヨンの純粋な質問とヴィンチェンツォの嘘、そして視聴者だけが知る真実。この三重構造が重厚な余韻を残す
- 被害者の集団自殺:珍島旅行を楽しみにしていた人々が翌日に命を落とすというギャップが、バベルの残酷さを最大限に際立たせる
- ジュヌのアイスホッケー:静かに現れ、無言で検事部長を殺すジュヌの狂気。このシーンだけでヴィラン最強感が伝わってくる
ヴィンチェンツォ 9話感想|母の真実と2人の距離が縮まる夜

ギョンジャが病気でヴィンチェンツォを施設に預けた可能性が示されたことで、「なぜ捨てられたのか」という長年の謎に光が当たった。
ヴィンチェンツォ本人がこの事実をどう受け止めているのか、表情から目が離せなかったよ。
最終回までに、2人が本当の親子として過ごす時間をもてるといいんだけど、だってばよ。
それと今回のヴィンチェンツォのヒーローっぷりは本当にかっこよかった!
「チャヨンの家に外泊は無理」と言っておきながら、尾行に気づいて飛び込んでくる。
「自分の家には泊めない」と言いつつ、逃げ帰ってきたチャヨンを受け入れる。
あの寛大さと不器用な優しさ、自分がチャヨンだったら完全に落ちてると思う(笑)
深夜のラーメンシーンと「人を殺したことがある?」という問いかけは、このドラマ屈指の名シーンだと思う。
チャヨンが知らない真実を視聴者は知っていて、その痛みがずっしりと残る。
ラストの被害者たちの集団自殺は本当に衝撃だった。
珍島への旅行を楽しみにしていた笑顔がまだ記憶に新しいだけに、バベルの冷酷さへの怒りがどんどん大きくなった。
10話ではどんな反撃が来るのか、全力で楽しみにしてるだってばよ!
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ヴィンチェンツォ画像は公式サイトより引用しております