ヴィンチェンツォ - あらすじ9話と感想レビュー
前回、「バベルグループの不正や違法行為を暴露する」とミョンヒに宣戦布告したチャヨン。
同時にヴィンチェンツォとギャンジャの関係性も気になっている様子・・・
9話ではスカッとするような戦いが待ち受けているのでしょうか!
早速、あらすじをご紹介していきます。
ヴィンチェンツォ 9話あらすじ
バベルとシングァン銀行の調印式後、ハンソはジュヌに「あいつらを早く始末すべきでは?」と話す。
ジュヌは「俺を鍛えてくれるスパークリング・パートナーだ。カサノを始末するのは、ヤツに完勝した時だ」と呟く。
その頃、ヴィンチェンツォとチャヨンはダーツを楽しんでいる。
どうすれば黒幕をおびき寄せるか、考える2人。
チャヨンは「今後はバベルの影のボスを”バカ”と呼ぶわ」と嘲笑う。
自宅に帰宅したヴィンチェンツォは、ギョンジャの担当医師と話した内容を思い返す。
1993年1月に肺がんを患っていたようだ。
自分が施設に預けられたのは、1993年5月であることから、病気のせいで自分を捨てたと考える。
寝床についたヴィンチェンツォだが、部屋の外に住みつく鳩のせいで睡眠を妨げられる。
その鳩をインザーギと名付け、しつけをするのだった。
プラザの住民は、金塊の話を信用し、各々変装したり金属探知機を使ったりと、金塊が隠されている場所を捜索する。
翌日、キル院長がバベルとの契約を破棄し、検察に保護を要請したことが明らかに。
担当検事はチョン・イングク。
ジュヌの父親が会長だった頃、バベルの調査に関わった厄介者だとか。
その時、ジュヌにキル院長から電話がかかって来る。
「自分を殺さないこと、3000万ドルを指定する口座に振り込むことを約束しろ。さもないとあなたがお父様にした事を検事に話します」と警告する。
その頃、ヴィンチェンツォらはバベルの黒幕について調査中。
調べているのはハンソの兄。
資料によると、15年前に渡米して以来帰国しておらず、父親の葬儀にも出ていないとか。
チャヨンはギョンジャの病院へ向かう。
事務所に残ったジュソンは焼き芋を食べながら、ギョンジャに家族や子どもがいない事をヴィンチェンツォに明かす。
ギョンジャのいる病院に到着したチャヨン。
直後、ヴィンチェンツォも病室に入ってきて、医師に対して、鎮痛剤の投与や食事の内容について、叱り飛ばすのだ。
ギャンジャにも「病院なのだから、医師に従うように」と注意する。
その夜、ヴィンチェンツォらはバベルの被害者たちと会食をする。
「バベル製薬の株主が、私たちのせいで株が大損したと罵ってきた」と明かす被害者。
チャヨンは「侮辱されたらすぐに知らせてください」と力になる事を約束する。
被害者たちは、「来週珍島へ旅行に行くのだ」と嬉しそう。
そしてヴィンチェンツォらに感謝の思いを伝えるのだった。
その頃、ハンソはミョンヒらと南東部地検の地検長と会うことに。
ハンソが「今後はいい協力関係が築ければ・・・」と伝えると、「あくまでも契約上のもの。無礼を働けばいつでもバベルを捕まえます」と脅す地検側。
その会話をジュヌは盗聴し、腹を立てている。
地検長らが車で帰宅の途についていると、黒づくめの男たちに連行されてしまう。
一方、プラザで金塊探しをしていた質屋のチョルウクとヨンジンは、偶然ヴィンチェンツォの部屋に泥棒が入るところを目撃する。
正義感の強いチョルウクらは、泥棒退治のため部屋に潜入し、始末した!と思いきや、最後の最後で催涙スプレーをかけられ逃げられてしまう。
地検長らが連行された先には、ハンソやミョンヒ、スンヒョクも居合わせる。
ハンソは「よくも俺をバカにしたな。金を受け取ったなら尊敬と服従を忘れるな」と脅す。
するとその時、フードを被り、アイスホッケーで使用するスティックを持ったジュヌが現れる。
ジュヌは無言で検事部長を殴り殺すのだった。
地検長に「お前はまだ殺さない。次は誰かな。イタリアのサッカーチームにいる息子かな」と脅すのだった・
その光景を間近で見ていた地検長は、「助けてください。私が傲慢でした」とハンソに命乞いをする。
その後、ジュヌは「全てを元通りにする。そして代償を払わせる」と宣言。
ミョンヒは「会長についていきます」と忠誠を誓うのだった。
ヴィンチェンツォはチャヨンを家まで送り届け、そこで別れる。
チャヨンが家に入ると、そこには不審な男が潜んでいた。
ハンマーで殴られそうになった時、間一髪でヴィンチェンツォが助けに来たのだ。
そう。ヴィンチェンツォは自分たちが尾行されていることに気づいていた。
そしてチャヨンに外泊をするよう提案する。
チャヨンは一通り知り合いに電話をするが、誰も出てくれない。
結局ホテルに泊まろうとするものの、ホテルのスタッフらが自分を狙っているように思え、怖くて逃げ出してしまう。
自宅に帰ったヴィンチェンツォは、プラザの住民から泥棒が入ったと伝えられる。
「コソ泥というより、あなたを待ち構えていたような感じだった」と・・・。
部屋に入ると寝室から不審な音が聞こえ、ドアを開けると鳥のインザーギが侵入していた。
捕まえることはできず、野放しのままに。
その時、ホテルから逃げ出してきたチャヨンがやって来て、ヴィンチェンツォが食べようと作っていたラーメンを完食してしまう。
寝床についたチャヨンは、ヴィンチェンツォにマフィアについての質問を2つする。
「あなたが直接人を殺したことはある?」と聞かれ、「いや」と答えるヴィンチェンツォ。
チャヨンは「もしあなたが人を殺していたら、遠い世界の人のように感じるかも・・・」と話すのだった。
しかし、イタリアに住んでいる頃、ヴィンチェンツォはたびたび人を殺めていたのだ。
翌日、朝食をとっているジュヌは「カサノの調査でイタリアへ人を送った」とハンソに明かす。
一方、ミスを報告したハンソは、グラスを壁に投げつけられ叱責されてしまうのだ。
その後チャヨンに電話をしたジュヌは、ヴィンチェンツォの自宅に1泊したことを知る。
プラザの事務所では、ジュソンがキル院長が検察に保護を申請したとヴィンチェンツォらへ報告。
バベル関連の取引だと踏んだヴィンチェンツォのもとへ、チョ社長から電話がかかる。
見事ワン氏の虹彩データをゲットすることに成功したとか。
ヴィンチェンツォはお寺の移転を僧侶たちに提案しに行く。
しかし僧侶は「何としてもお寺とプラザを守りぬく」と提案に応じようとしない。
その様子を入居者の一人が盗み聞きしている。
生き残ったアント・カンパニーのソクドは、手下2人と共にプラザ内に旅行会社を開業する。
その頃、プラザの入居者たちは金塊をコソコソ探さずに、みんなで協力して捜索することを約束する。
チョン検事と繋がったチャヨンは、ヴィンチェンツォと会いに行く。
そこでキル院長は不起訴処分と出国の許可を要求したと漏らす。
どうやらバベルと取引をしているようだと・・・。
チャヨンから、ハンソの影にボスがいると伝えられたチョン検事は、キル院長との会話を思い出し、前会長の息子は2人いて、兄弟で最期を看取ったと思うと話す。
そこで、キル院長が”バカ”の存在を知っていると予想する3人。
ヴィンチェンツォがチョン検事に「手を組もう」と提案するが断られてしまう。
その時、ジュヌの手下が3人で会っている場面を盗撮し、報告するのだった。
藁法律事務所では、RDU-90の製造が再び始まるというニュースが流れる。
そんな中、チョン検事から「キル院長がバベル側についた」と連絡が入る。チョン検事も気が変わり、ヴィンチェンツォらと手を組み、計画を実行することにしたのだ。
夜、ヴィンチェンツォ、チャヨン、ジュソンの3人はキル院長の潜伏先に向かう。
しかしそこに人の気配はなく、キル院長を含む3人が殺されていたのだ。
チャヨンには珍島へ旅行に行ったはずの被害者らから、「愚かな道を選びます」というメッセージが届く。
翌日、彼らは車内で集団自殺をしていたのだ。
ヴィンチェンツォ 9話感想
ヴィンチェンツォも今までの寂しさや悲しみが、少し晴れたのではないでしょうか?
最終回までの間で、2人が親子としての時間を過ごせるといいのですが・・・
また今回もヴィンチェンツォのヒーローっぷりが光っていましたね!
チャヨンが不審者に襲われそうになった時、颯爽と家に飛び込んできてチャヨンを助けるヴィンチェンツォ。
「自分の家には泊めない」と言っておきながら、チャヨンが訪ねてきた時には受け入れる寛大さ。
私がチャヨンの立場だったら、完全に恋に落ちていると思います。笑
この2人は今後、恋愛関係に発展するのでしょうか?
さてラストシーンでは、キル院長をはじめ、被害者の方の命も犠牲になってしまいました。
被害者遺族は果たして本当に自殺なのか・・・
それともバベルやウサンが関わっているのか・・・
次回10話もお楽しみに!!