椿の花咲く頃 - あらすじ15話と感想レビュー
ジョンスクがドンベクに会いに来た理由は、肝臓を提供してもらうため?!ということがわかりました。
せっかく縮まってきたドンベクとジョンスクの関係性に、またもやピンチ到来です。
そして、ヒャンミに危害を加えた人物はギュテ?それともジェシカ?と謎が深まる展開に。
市場を放火した犯人も気になります!
それでは15話のあらすじ、どうぞご覧ください!
椿の花咲く頃 15話あらすじ
復讐するつもりでジョンスクを捨ててきたドンベクだが、心の整理がつかない。
ヨンシクは「今さら腎臓をくれだなんて、そんな人は母親失格だ」とドンベクの肩を持つが、「ヨンシクさん!言い過ぎじゃない?」と詰め寄るドンベク。
「ドンベクさん。ドンベクさんには無理です。あなたは思考回路が人より単純にできてるんです。ピュアだから人を憎むことができない。復讐しようなんて思わず、迎えに行った方がいいです」とジョンスクを迎えに行こうと提案する。
しかし、焼肉店へ戻ってもジョンスクの姿はなく、行方が分からなくなっていた。
ヨンシクはヒャンミとジョンスク捜しで多忙になる。
ドンベクの心配も尽きないので、一晩中、車の中から見守っているが、途中で居眠りしてしまう。
そこにドンベクがノックして現れると、甘い物を食べれば元気が出るからと、アメをあげるヨンシク。
ドンベクは「一人だったら寝込んでたけど、おかげで気が紛れてる。息子の食事を用意したり、チキンを食べたり、ヨンシクさんの心配をしたり・・・。子供は強くて勝手な生き物なんです。親が子供のせいで死んでも、子供は親の葬式で食事が喉を通る」と話す。
その頃、トクスンはヨンシクの怪我が早く良くなるようにと、手作り料理をこしらえる。
翌日、ジョンニョルはピルグの野球練習を見守っている。
コーチと野球留学の援助をどの子供にするか話し合っていると、ジョンニョルはやたらとピルグを推薦するのだ。
ピルグへの肩入れがすごいと不審に思ったコーチに、自分が父親であることを明かす。
「メジャーリーガーになるまで、俺が援助します」と誓うのだった。
その後、ジョンニョルはピルグと食事に出かけ、「俺もそんな目つきで父親を見てた。後悔するぞ!俺への嫌味は全部言ってみろ!」と持ちかける。
「スーパーマンっていう番組に出てる、モデルの奥さんがいる、うんこタレの子供もいる、僕に謝ってよ!一生懸命に育ててくれてるお母さんでさえ、僕に謝ってばっかなのに、おじさんは謝らないんだね!」とピルグ。
対するジョンニョルは「お前の存在を知ってたら苦労はさせなかった」と言い訳。
「宿題をやらなかったら反省1分。知らなかった場合は5分なんだ!」とピルグは訴えるのであった。
その頃、ヨンシクは「現場は必ず語る」と、事件や事故の現場をあちこち訪れる。
すると偶然所長に出くわすが、ヨンシクがその時話しかけていた女性は、所長がいつも訪ねるよう説得していたヨンシムだったのだ。
ヒャンミの消息が絶たれた現場近くのビニールハウスに、防犯カメラがあるのを見つけ、ヨンシクは映像を見せてもらえるようお願いしていたのだ。
過去の自分の言動を後悔するヨンシク・・・
その後、実家のケジャン屋へ帰ったヨンシクに、トクスンは怪我が早く治るようにとカモ煮を食べさせる。
「はっきり言っておくけど、私のことはほっといて!ドンベクもよ!あの子のことも忘れなさい!」と忠告するトクスン。
対するヨンシクは、「母さん、プロポーズした!火事は怖かったさ、当たり前じゃないか!だけど僕は何度でもドンベクさんを救う。炎も怖くない相手なら一緒に暮らさないと!」と断言する。
「何度言っても、気持ちは変わらないわけね。ドンベクのことがもっと憎くなる」と衝撃を受け、呆れるトクスンであった。
1年前とは違い、トクスンとの仲が確実に悪化したドンベクは、「取り柄のない子持ち女じゃご不満なのも当然ですが・・・」とトクスンに話しかける。
「ヨンシクが他人の子を育てるのも嫌だし、あなたのせいで怪我をするのも嫌なの。だから避けられても我慢してくれない?」と一刀両断するトクスン。
対してドンベクは、「だけど私はヨンシクさんが大好きなんです。どうしようもないくらい好きなんです。あんな温かい人を手放すなんてできなくて・・・」と告げる。
「心の温かい子よね!私がそういうふうに育てたの!なのになぜあなたが災いを持ってくるの?あなたがヨンシクの苦労の元なの。恋人の運の悪さが息子に影響して、苦労する姿を見たがる母親がこの世にいると思う?」とトクスン。
その場を静かに去っていくのだった。
一方、ギュテはチャヨンの事務所を訪ね、公訴時効について質問する。
「なぜ今さら自首なんかするわけ?話せないなら帰って!」と冷たく当たるチャヨン。
ヒャンミの失踪をギュテから聞かされたチャヨンは、一気に顔色が曇る。
そして弱気のギュテに対し、「すぐには浮かばないわ、死体って」と伝える。
そんな中、トクスンは「防犯カメラの映像を今すぐ派出所に届けて」と、ヨンシクに大根収穫を手伝わせた借りを返すよう忠告。
結果的に映像を確認できることになったヨンシクと所長。
ヒャンミを引いた車が、ジョンニョルの車であることが確認できる。
ヨンシクはジョンニョルに電話をかけ、「24日の午後10時ごろ、どこにいました?」と問いただす。
「今、24日と言った?もしかして死んだのか?」とジョンニョルは驚きを隠せない。
その頃、ジェシカは実家で暴食中。
「CMを撮りたい。大事なの。”ミセス カン”も続けていたい。注目されたいの、羨ましがってもらいたい。褒めてもらえないとブスに思える、自分が惨めに思えるの。私自身には取り柄がない・・・」と心のうちを母親に明かす。
そして「あの女を車で引いたの」と呟くのだった。
ジョンスクはというと、「心証だけでも通報できます?」と公衆電話から尋ねている。
翌日、ヨンシクは容疑者が複数いると推理する。
「ヒャンミさんが死んだとしても、連続殺人犯の仕業だと断定できますか?」と所長に尋ねるが、所長はその線が濃厚だと思っている。
犯行に使われたライターには指紋は残っていなかった。
「ヘルメット、セーター、ギュテの車のハンドルから人組の血液が検出されたらどうしよう」と心配を募らせるヨンシク。
その頃、ドンベクは部屋の中で携帯電話の着信音に気づく。
服の中からジョンスクの携帯電話を見つけると、アルバムの中に車の扉に貼ってある電話番号の写真を目撃するのだ。
ドンベクはその番号に電話をかけてみる。
そんな中、ギュテが派出所を訪ねてきて、突然「あの日、現場にいたんだ」と告白する。
あの日とは2014年6月29日。
それはグモクがエステ店で殺害された日だ。
ハンピッ学院というのは表向きで、実はそこは不法賭博場。
塾長は防犯カメラの存在を隠すため、急遽横断幕をかけたのだという。
塾長の居場所をギュテに問うと、彼は服役中だとか。
ヨンシク、所長、ギュテの3人で刑務所に向かう。
「私も嫌な予感はしたんです。空き巣だろうと思ったのに、殺人だったとは。当日の映像は消せませんでした。うちの女房の店にノートパソコンがある」と塾長は話し、映像ファイルの在り処を伝える。
その後、派出所で映像をチェックする3人。
「このくらいの映像であれば、身長も体格も歩き方も全部分析できます」とヨンシク。
しかし、その映像をしばらく見ていたギュテは人物がもう1人現れたことを確認する。
ドンベクはというと、ジョンスクのカメラロールにあった写真の電話番号をもとに、教会を訪ねている。
”未婚の母の家”という施設で、ジョンスクはボランティアをしていたというのだ。
ドンベクが教会へ通っている時も、その教会の保育のボランティアをしていたジョンスク。
実は当時からピルグの面倒を見ていたのだ。
その時、ヨンシクから防犯カメラの映像に容疑者の他に、もう1人映っていると電話がかかってくる。
そんな中、ジョンスクはフンシクの金物店にいた。
「何でもあるのね。殺人の凶器でいっぱい。犯人なんでしょ?忘れた?あの日会ったじゃないの!」とフンシクに話しかける。
「あの日、僕を見たと?なぜ僕だと?」とフンシク。
ジョンスクは「夏にジャンパーとマスク。バレないとでも?すれ違った時、塗料の強烈な臭いがした」とジョンスク。
以前からジョンスクはドンベクの存在を知っていて、会う機会を伺っていた。
毎週日曜日、ドンベクがエステに行くことを知っていた為、事件現場となった2014年6月29日に、エステ店の前でドンベクを待ち構えていたのだ。
「共犯者ではなかった。誰だか分かりますよね?ドンベクさんを見守ってたようです」とドンベクに話すヨンシク。
ジョンスクは危険を察知し、スプリンクラーと火災報知器を作動させたのだった。
日焼けマシーンの中でドンベクが狙われそうになっていた時、あれは偶然ではなかった。
「母はどこにいるんだろう」と急にジョンスクが心配になるドンベク。
その頃、金物店にいるジョンスクは、「つまり見てないんですね?臭いだけですよね?認知症でしょ?」とフンシクに訪ねられるが、「いいえ、見たわ。マスクと帽子なんかでごまかせないわ、その恐ろしい目」と答える。
「僕の目が恐ろしい?」と聞くフンシクに対し、「塗料の匂い、カメリアに来るたびに漂ってた。あんたがその目で笑うたびに私はずっとあんたを疑っていた」とジョンスク。
フンシクは「でも心証でしょ?結局は何も見てないということです」と話す。
「そうね、物証はないから警察は動けない。でも私には物証なんて関係ないの。動物の母親も子供を傷つけそうな奴にはすぐ気づく。私はドンベクのためなら何でもやるわ」とジョンスクは警告するのだった。
ドンベクとヨンシクが、カメリアに戻ってくると、そこにはソンヒの姿が。
ソンヒ曰く、自分たちのお金で生命保険に入っていたのだから、受取人は自分ではならないと主張する。
ジョンスクは以前、ソンヒと再会した時に「お父さんと暮らす間も掃除の仕事で稼いでいた。お父さんのお金なんか一銭も入ってないわ!そんなせこいお金を娘に渡そうとはしない」とソンヒの推測を否定していた。
書類に書かれている受取人の氏名は”オ・トンベク”。
ジョンスクが娘の27年分の食事代と思いながら、20年間コツコツかけ続けて来た保険金だったのだ。
ドンベクは「私の腎臓が欲しかったのではなく、死亡保険金を渡しに来たのだ」と悟る。
好き勝手ジョンスクの悪口を言うソンヒに「侮辱したら許さない!」と頬を叩くドンベク。
そんな中、ジョンスクはフンシクと別れ、夜道を1人で歩いていると後ろからつけられている気配を感じる。
「何よ、殺しに来たの?」とその人物に話しかけるが、顔を見た途端ひどく驚くのだった。
椿の花咲く頃 15話感想
最初は本当に認知症かと思っていましたが、ドンベクがピルグを出産してからというもの、ずっとそばで見守っていたのですね。
そしてエステサロンでドンベクが狙われた時も、間一髪で救っていたとは!!
ジョンスクの娘思いな一面に涙・涙です・・・
事件当日の防犯カメラの映像をゲットして、犯人逮捕に近づいたヨンシク。
ジョンスクの言う通り、犯人はフンシクで間違いないのでしょうか?
一方のヒャンミ失踪についても、謎は深まるばかり。
ジェシカが車で轢いてしまった後、一体何が起こったのか気になります!
次回のあらすじ更新もお楽しみに!