椿の花咲く頃 - あらすじ12話と感想レビュー
前回のお話では、ヒャンミが殺されたことが明らかに・・・。
金銭トラブルに巻き込まれたのか、ネコの餌をやっていた怪しい人物に殺されたのか、謎は深まるばかりです。
金物店のフンシクがキャットフードを持っている様子も、ヨンシクは目撃していました。
一体誰が殺人犯なのでしょうか。
12話のあらすじ、スタートです!!
椿の花咲く頃 12話あらすじ
キム・ナクホがヒャンミをカメリアの店前で脅していると、「とっとと失せろ!私たちを甘く見るんじゃないよ!」とドンベクはボウルをナクホに叩きつける。
その場に居合わせたヨンシクも、「今ドンベクさんの胸ぐらを掴んだな?今から起こることは正当防衛ってわけだ!」と詰め寄る。
その後、ナクホは「鈍器で頭を殴られたんだってば!」と派出所に泣きつく。
しかしデータベースを調べると、彼は殺人と強姦の前科があった。
「ムショ暮らしが長かったせいか、俺は法に詳しいんです。所長、示談で済ませましょう」とナクホは自分の存在がバレた途端に提案するが、所長は態度を変え、出ていくよう命じる。
「俺の前科を聞いたろ?覚悟しておけ!いつも未遂で終わるわけにはいかないからな」とドンベクらに告げるのだった。
ヒャンミは「私と話を!」と言って、ナクホを外に連れ出す。
「あの人たちに手を出さないで。月末までには行くから、もうここには来ないで」とドンベクを庇う。
ひと段落したドンベクらは、みんなで焼肉屋へ行くことに。
元気がないヒャンミに「あなたも食べて!」と優しく寄り添うトンベク。
不思議な家族ができたものだと、ヒャンミは全員を見渡し、物思いにふけるのだった。
ヒャンミが亡くなる1日前。
ヨンシクはフンシクに会いに行き、フンシクが触れたネコの餌を証拠として持ち帰る。
父親がいるのにお店に鍵をかけたり、ネコの餌を容器に移し替える時に手袋をしたりと、フンシクにも不審な行動が見られる・・・
すると「昨日のチンピラみたいな男は何なんです?ヤバイ目つきを」とフンシクに聞かれたヨンシクは、「目つきで人が分かるのか」と聞き返す。
フンシクが「ヒャンミさんは大丈夫で?」と心配すると、「食べて飲んでへべれけだったよ!気丈な人だから」とヨンシク。
「彼女が気丈だって?屈託のないフリをしてるだけです」と答えるフンシクであった。
派出所に戻ったヨンシクは、ネコの餌の分析を依頼するよう所長に頼み込む。
その後、花束を持ってドンベクに会いにカメリアへ。
ちょうどジョンニョルからピルグ宛に大量の贈り物が届いたところで、内心よく思わないヨンシク。
昼食を急いでかき込んだヨンシクは、ドンベクと一緒に外へ出る。
「ドンベクさん。僕だってそれなりにお金があるんです。ピルグのカバンぐらい、いくらでも買えます。何てったって公務員だし」とヨンシクは伝える。
ドンベクは黙ってヨンシクの手を握るのだ。
「正直に言うと、ヤツのことが妬ましいです。よりによって年俸12億の男が相手なんて・・・」と話すヨンシクの手の甲にそっとキスをするドンベクは、「私は12億の1割も持っていません。店も明け渡さないとダメだし。お金は必要だけど、さっきあなたを見て思った!”やけ食いしてるのは拗ねてるから?”って」と話す。
「そんなことで拗ねたりしませんよ」とヨンシクは否定するが、「私は毎日花をもらい、あなたは餃子スープをタダで食べられる。十分贅沢だと思いません?」と思いの丈を伝えるドンベク。
ヨンシクは「ドンベクさんときたら自分の可愛さを自覚してるでしょ!」と言いながら、キスをするのだった。
店内に戻った2人は、ヨンシクがあげた花束を飾る花瓶を探す。
すると見つけた花瓶の中には、ヒャンミがこれまでに盗んだライターが山のように見つかる。
ヨンシクは、オンサン小の体育館倉庫で発見されたライターと同じものだと気づくのだ。
「ところでフンシクはここによく来ます?」とヨンシクが尋ねると、「ほぼ毎日!」とドンベクは答える。
その時、「この前ここにライターの跡がなかった?似たような跡を他のところで見たの・・・自宅のテーブルを焼くかしら」とヒャンミが呟く。
「似たような跡を見たんですね?」と場所を尋ねるヨンシクに対し、「私にもプライバシーが!」と言葉を濁すのだった。
するとヒャンミ宛に書留郵便が届く。
封筒の中身はジョンニョルからの損害賠償請求だったのだ。
「私を初心に返らせてくれるわけね・・・危うく改心するところだった」と話すヒャンミ。
その後、ヒャンミはジョンニョルの撮影現場を訪ね、お金をせびるが全く相手にされない。
オンサンに戻る道中、ギュテから「オンサン湖で会おう」と連絡をもらうヒャンミ。
バスに乗り込もうとするが、背後に怪しい雰囲気を感じる。
そして湖に到着後、ヒャンミとギュテはスワンボートに乗り込む。
「俺はモーテルを取っただけ!妻の前でそう証言しろ!」と必死に頼むギュテ。
「お前に手を出してこのありさまだ。誰かに本当に愛されたければ生き方を改めろ」とヒャンミに説教をする。
「どうしてみんなドンベクに好意を?彼女と私と何が違うの!」と聞かれたギュテは「お前を追い出せば店を続けてもいいと言ったが、断られたよ。困っていても義理を優先させる女だ。少しは見習え!」と伝え、去って行く。
驚くヒャンミに国際電話が。
「いくら必要なの?3000万もあるわけないでしょ!有り金は全部そっちに!」と声を荒げる。
その頃、ジェシカと母親はオンサンにやって来た。
「子供の髪を抜いて親子鑑定すれば、訴訟で勝てる!」と意気込んだ2人はカメリアで食事をすることに。
ピルグはジェシカらを接客するが、その間母親はピルグの髪の毛を抜こうと試みる。
その時、すかさず仲介に入ったジョンスクは2人を追い出し、「あんな男こっちから願い下げよ!2度とここに来るなと伝えて!」と忠告するのだった。
ジェシカと母親が帰ろうとすると、タイミング良くヒャンミが帰ってくる。
「私が広めたの。カン選手が浮気してるって」と暴露し、「誰もが羨む今の肩書を守り続けたいなら、維持費が必要よ」と言いながら大金を請求するのだった。
なめられた態度を取られたジェシカは、「殺してやる・・・」と呟く。
その場を去るヒャンミの背後には、またも怪しい視線がある。
カメリアに戻ったヒャンミは、「いつまでも置いておくから。悪いのはドンベクよ、なぜ私を雇ったの」と言いながら、冷蔵庫に隠された3000万をそっと盗む。
その頃、トクスンを避けるため通り道して下校していたピルグは、「とんかつを食べればいい!」と誘われ、ケジャン屋へと連れて行かれる。
キャスター付きのカバンを手に持っていたピルグが、「おじさんが買ってくれたんだ!」と話したことで、ヨンシクがプレゼントしたと思い込むトクスン。
「息子さんじゃないよ!」とピルグは口を滑らせてしまう。
そんな中、出前から戻ったドンベクは、ジョンニョルとヨンシクと鉢合わせる。
冷蔵庫に隠していたお金がなくなったことを、泣きながら2人に告白するのだ。
一方のヒャンミは、「送金したわよ。明日の飛行機を取ったわ!」と誰かに電話をしている。
その後、祖母の病室を訪れたヒャンミ。
「1億あれば定住できるんでしょ?どれだけ必要なのよ、そっちに行けばどんな仕事だってやる。事情があって韓国にいられないの。あなたのそばにいさせてよ、なぜ遠ざけるの!」と再び電話中。
「全部知ってるんだぞ。ここでも詐欺をする気か!スジョンにも姉がいることを話してない」と、コペンハーゲンの病院にいる男性から聞かされる。
ヒャンミは「恥ずかしくて?家賃や生活費、治療費まで払ってあげてるのに。義妹は私の存在すら知らないと?あなたを留学させるために、どれだけ苦労してきたか・・・弟なんかいらないわ、もう赤の他人よ」と言って電話を切る。
貧しい幼少期を思い出し、現在の辛さや苦しみが一気に押し寄せ、涙を流すヒャンミ。
その頃、ジョンニョルは「自分がピルグを預かる」と言い出し、ヨンシクと言い合いに。
するとピルグを送り届けたトクスンが店に入って来て、「バカ息子が!情けない!黙ってないで言い返しなさいよ!」と叫ぶ。
ジョンニョルがピルグの父親で、ドンベクは二股をかけていると勘違いしたのだ。
トクスンは「これ以上息子と関わらないで」とドンベクに頼み込む。
ドンベクは1人でカメリアに戻り、深夜の出前を承ることにする。
ジョンスクは休むよう制止するが、言うことを聞かないドンベク。
「無理しちゃって。容赦は私と全く違うのに、不運なところだけ似るなんて。私が間違ってた、死ぬまで会わずにいるべきだった。
そんな中、他に行く当てがないヒャンミは勇気を振り絞ってカメリアへ帰る。
出前用のバイクをうまく動かせないドンベクを見て、もどかしく感じる。
「なぜ何も聞かないのよ!責めてくれなきゃ、自分が余計に恥ずかしくなる・・・お願いが!母も弟も私のことなど忘れて暮らしてる。あんただけは私を忘れないで!」と伝え、ドンベクの代わりに出前に向かうヒャンミ。
その後、ヒャンミの帰りが遅いことを心配するドンベクのもとに、「出前を。次はあんたが・・・届けるのか?」と咳き込みながら呟く男性からの電話があった。
椿の花咲く頃 12話感想
ネコの餌を挙げていたのはフンシクのようですが、殺人犯ではないのでしょうか?
ヨンシクに真犯人を見つけるよう、頑張って欲しいです!
ヒャンミはお金が必要なあまり、ついにドンベクが隠していた3000万に手をかけてしまいます。
何の目的でお金を集めているのかと思いきや、弟(&義妹?)のためだったのですね。
可哀想というか、報われないというか・・・
1人で抱え込まずに、誰かに相談すれば良かったのですが、ラストシーンではヒャンミが殺されたことが明らかに。
犯人と思われる相手から、出前の件で電話を受け取ったドンベク。
犯人は出前を頼んだついでに、本当はドンベクを始末したかったのでしょう。泣
常連客の中に、犯人は潜んでいるのでしょうか?次回のあらすじもお楽しみに♪