椿の花咲く頃 - あらすじ8話と感想レビュー
ドンベクとヨンシクは、ゆっくりながらも想いを通わせ良い雰囲気。
ジョンニョルは、今さらドンベクや息子のピルグのことが気になってしまい、何度もオンサンに足を運びます。
しかし、中途半端なジョンニョルの言動に腹を立てたヨンシクに、「オンサンには来るな!」と強く言われてしまいます。
そんな中、買い出しから戻ったヨンシクは、カメリアの壁に犯人からの不気味なメッセージを見つけてしまいます。
第8話のあらすじ、スタートです!!
椿の花咲く頃 8話あらすじ
ヨンシクはカメリアの壁に書いてある犯人からの落書きを見せないよう、とっさにドンベクを抱きしめる。
ドンベクはそのメッセージを見て衝撃を受けるのだった。
ヨンシクは防犯カメラの映像を確認するが、レンズにスプレーを吹き掛けられ、犯人の姿は確認できない。
「犯人は店を熟知してます。勝手口、店内の構造や動線、そしてカメラの位置まで。だからこそ死角をついて、暗闇の中でも犯行を行うことができた」とヨンシク。
知らせを受けてやって来たピョン所長が「でもカメラは昨日設置したばかりだよな。幽霊か?一日で把握するなんて・・・」と驚きを隠せない。
「間違いなく日中の映像に写ってるはずです。落ち着いて考えないと」とヨンシクは話す。
そこに2階から降りてきたドンベクは、「犯人だけでなく、世間に苦しめられた。身を切られるような思いはもう嫌!」と告げる。
「2度とあなたにそんな思いはさせません」とヨンシクは励ますが、「ピルグが心配なの・・・私への悪質な書き込みを見てしまったら、一生消えない傷を負うわ」と息子の心配をするのだった。
その後、「心配なのでピルグの所へ行ってみます」とドンベクは店を出る。
1人きりで向かうことにしたドンベクに、「僕たちの仲なのに少しは頼ってくれても・・・違います?」と寂しそうなヨンシクだが、落書きを消すようドンベクに頼まれ断れない。
店は適当に理由をつけて休んだ方が良いと言われるが、ドンベクは「休みません。犯人はきっと私の様子が気になってるはずです。今日来そうな気が・・・」と答える。
1人で歩き出すドンベクだが、トンネルの中で座っているおじさんが怖くて気になる。
そこにヨンシクが現れ、ドンベクに優しく寄り添うのだった。
「あなたが少しでも困っていたら、この僕がすぐに飛んでいきます!だから手の力を抜いて、肩も張って!そうやって一緒に歩きましょう!」と勇気付ける。
ヨンシクは防犯カメラを設置した日からの映像を確認するが、カメリアに来た客は興味津々で、全員と言って良いほどカメラを覗き込んでいる。
犯人の特定は難しいようだ。
すると所長は、「ドンベクの母親が来てからこんなことが起こり始めた」と言い出す。
「いくら認知症でも娘を脅すわけないでしょ」とヨンシクは答えるが、「彼女は本当に認知症なのか?実をいうと私の祖母も認知症なんだが、あまりにも違うんだ」と所長は続ける。
「問題を起こすどころか、かえってドンベクの助けに・・・」と。
翌日、ドンベクはピルグを安全な街で育てたいと引越しを考え、銀行にやって来た。
借入を申し出るが難しいと言われてしまう。
通帳をジョンスクに見せながら、預金残高が少ないことをぼやくのだった。
「私と一緒にいてもお互い苦労するだけだから、1人でいる方がマシだと思う」とドンベクは伝えると、「苦労は分け合うものよ、でないと良からぬ考えを起こしてしまうわ。人に用心を!」とジョンスクは話す。
そして「明日の夜に戻るわ」と言ってタクシーに乗り込むのだった。
その頃、ヨンシクは派出所でもずっと防犯カメラをチェックしている。
所長は「カメラを設置するまでに会った人たち全員、設置のことを誰かに話したのならその相手にも当たるように!」と命令。
ヨンシクは最初に金物屋でギュテに、その後は市場のおばさま達、そしてトクスンにも防犯カメラ設置の話をしたことを思い出す。
そしてカメリアの店の前ではチャヨンに、店内にはジョンニョルの姿もあった。
「あまりにもよく知ってる人たちだから・・・。誰もが知ってる人だったら恐ろしいな」と複雑な心境。
カメリアに戻って来たドンベクは、何となく店内に入るのが怖い。
落書きがあった壁はきれいに塗り直されているが、メッセージを自然と思い出してしまう。
1人で仕込み作業をしていると、突然ドアのベルが鳴り、登山客が入ってくる。
しかし、「まだ準備中なので、またお越しください」と入店を断ってしまうのだ。
好きだったドアベルの音が嫌いになるなんて・・・。
その頃、チャヨンはギュテの浮気相手を探るため、カードの明細を確認中。
「アイクリームは誰にあげて、楊平には誰と?」と呟きながら見ていると、”チュンデモーテル”という場所が出てきた。
チャヨンが早速そのモーテルを訪れると、そこで寝泊りするヒャンミと遭遇する。
「ノ社長の奥様で弁護士ですよね。何度か会ってます、カメリアで。私はバイトです。弁護士が真っ昼間にモーテルに?私はここで生活しています。彼氏が部屋を取ってくれて・・・」とヒャンミは告げる。
そんな中、家を探すために不動産屋を訪れているドンベクは、現在の資金ではどこにも住めないことを悟る。
するとオンサンの物件を購入しにきたというジョンニョルもやって来るのだった。
ジョンニョルはドンベクとスタッフの話を盗み聞き。
「子供かよ!子連れで路頭に迷う気か?」と心配するジョンニョルだが、「お金をだしたぐらいであなたに父親面されたくないの!もう来ないで、そんな目でピルグを見ないで!」とドンベクに言われてしまう。
その後、ピルグが通う学校で火災報知器が鳴る音を聞いたジョンニョルは急いで校内に向かう。
ボヤは無事に収まったが、下校中のピルグを心配するジョンニョル。
ジョンニョルの存在を鬱陶しく感じるピルグは、「おじさんは練習でもしたら?」と冷たくあしらう。
ピルグのお迎えに来たドンベクは、ボヤ騒ぎですでに子供たちは下校させたことを聞かされる。
ピルグが1人でカメリアに向かったと思い、心配したドンベクは急いで店に向かうがいない。
ゲームセンターにも来ていないことを確認したドンベクは、困った挙句「ピルグがいません。ゲームセンターにも塾にも行ってないし、店にもいなくてどうしよう・・・」と派出所にいるヨンシクに助けを求める。
肝心のピルグはというと、海辺でジョンニョルが手に入れたアワビを呑気に食べているのだ。
街中を探し回った後、カメリアへと戻ったドンベクとヨンシクは、ジョンニョルと同じポーズで野球中継を見るピルグを見つける。
「これからは1人で店に来ないで。絶対にダメだからね!携帯ゲームはもう禁止よ!充電が切れるでしょ。それから練習が終わったらすぐに私に連絡して」とピルグに約束させる。
するとジョンニョルは「そんなに心配なら店にいろよ。子供を放ったからして、誰とどこで何をしてんだか・・・」と呟くと、「酔っ払うと誰でも口調が変わるんだ!」とピルグに説明しながら、ヨンシクはジョンニョルを外に連れ出す。
「俺と彼女には10年という歳月があるし、ピルグもいる。俺は父親なんだ。ただのおじさんとは違うんだよ。2人を幸せにできるとでも?俺と彼女の間には思い出があるし、子供もいる」とヨンシクに話す。
その夜、ドンベクはお店を休むことに。
ヨンシクは扉に頑丈な鍵を取り付けながら、「無理に営業しなくても・・・とにかく数日休んで」とドンベクに寄り添う。
「怖くてたまらない。犯人はここの常連客の中にいるでしょ?窓はなくても初めて持てた自分の店なのに。この先どうすれば?」と弱音を吐く。
その頃、車内にいたジョンニョルは離婚すると言って聞かないジェシカにひどくイラついている。
突然、窓ガラスを叩く音がすると、そこにはヒャンミの姿が。
「あなたの電話番号を教えてください。嫌ならSNSのIDでも」と言うのだ。
「送りたい写真があるんです」と。
ヒャンミの狙いは、ジョンニョルとドンベクが仲良さそうにしている写真で、金を巻き上げることだった。
思い詰めるドンベクは、「強がるのはもう辞めます。どこかに隠れたい。オンサンを離れます」とヨンシクに告げる。
翌日、ヨンシクはボヤが起こった小学校の出火原因を調べている。
同僚から落ちていたライターを手渡されると、「どこかで見たな、誰が持ってたっけ」と言いながら、見つめるのだった。
椿の花咲く頃 8話感想
しかし日常的にカメリアに行き来しているということは、オンサンの町民ということですよね!
自分の身の回りに凶悪犯が住んでいるなんて!
ましてや愛する息子がそばにいるドンベクは、怖くてたまらないでしょうね。泣
小学校のボヤ事件とも関連がありそうで、謎は深まるばかりです。
ジョンニョルはというと、何とかしてピルグやドンベクの力になりたいようですが、不器用なあまり、上手に気持ちを伝えられない様子。
ヨンシクとジョンニョルはますます恋敵になっていきそうな予感!
次回のあらすじ更新もお楽しみに〜♪