椿の花咲く頃 - あらすじ2話と感想レビュー
ラブストーリーかと思いきや、冒頭のシーンは殺人現場で始まった「椿の花咲く頃」。
しかも遺体の女性がつけていたブレスレットは、主人公のドンベクも身につけています。
同じブレスレットが、一体何を意味するのでしょうか?
そして、ドンベクとヨンシクの微笑ましい初対面も描かれていました!
第2話ではどんな展開が待っているのでしょうか?
椿の花咲く頃 2話あらすじ
貯水池で発見された遺体。
白い布をめくり、遺体を確認したヨンシクはショックのあまり膝から崩れ落ちる。
そして遺体のポケットには、”5年前にも言ったはず。ふざけるなと。”と書かれたメモが見つかるのだ。
時は現在。
ギュテの財布を手にして、ドンベクのもとに駆け寄ったヨンシクに、「なぜあなたがノ社長の財布を?」と尋ねるドンベク。
ヨンシクは「どういう訳か僕の手に・・・」と言い訳をする。
翌日、ヨンシクに財布を奪われたギュテは告訴状を持って警察署に現れる。
所長は何とかして怒るギュテをなだめようとするが、ヨンシクも負けじとギュテに詰め寄るのだ。
「人々に特別扱いされないと、すぐいじけちまう。だから自分を厚遇しないドンベクが気に入らないんだ」と所長から知らされたヨンシクは、説得され仕方なくギュテに謝罪する。
「いずれ郡守になられることですし・・・」と言われたギュテは、すっかり機嫌を取り戻し、所長とヨンシクとご飯を食べに行くことに。
訪れたご飯屋で、「ドンベクは顔立ちからして男泣かせなタイプだからな。私のこともバカにしてるように見えるが、あれは私の気を引く作戦なんだ」とドンベクを侮辱するギュテの言草に、ヨンシクはブチギレ。
「あんたは最低野郎だ。自分を嫌ってる女をこき下ろすなんて。あんたなんかに侮辱されるような人じゃない」とギュテを怒鳴りつけ、お店を出て行くのだった。
その後、実家のケジャン屋に向かい、母のトクスンが作った手料理を食べるヨンシク。
隣には、空腹の子を放って置けないとトクスンが声をかけたピルグもご飯を食べている。
商店街に店を構える1人・チャンスクは、夫のクレジットカードの明細を見て、カメリアにお金をつぎ込んでいることを知る。
「夫に酒を売るなと言ったはずよね。8万8000ウォン返して!」とドンベクに怒鳴り込みに行くのだ。
ドンベクが困っていると、「何を騒いでいるんだい!」とトクスンが現れる。
「ドンベクをいじめるんじゃないよ。私の商売を邪魔するのと同じだからね!」とドンベクの味方をする。
「会長は人生初の強い味方です」とお礼を伝えるドンベク。
「”何と言われようと我が道を行く”その精神を貫いて」とトクスンは優しく励ますのだった。
そんな中、「お母さんのことを”ドンベク”って呼ぶな!」と同級生に注意をするピルグ。
「お前たちの母さんが肉や保険を売るように、お母さんはお酒を売ってる。それの何が悪いんだ!」と続けるが、蹴り飛ばされてしまう。
そこに、偶然通りかかったヨンシクが助けに入り、ことなきを得るピング。
ヨンシクはピングを元気付けようと、ゲームセンターでの豪遊に誘う。
ピングは塾に行くはずだったが、あまりの大金を目の当たりにし、誘惑に負けてしまうのだ。
ゲームをしながら、ピングには父親がいないと知ったヨンシク。
「僕にもいない。父親がいるのが当然だと思うな。父親がいるのが当然だと思ってる人や、母子家庭を哀れむような人たちはみっともない人たちだ。だから逆に哀れんでやれ」と告げる。
するとそこに、息子を探しに来たドンベクがやって来る。
”僕の愛しの彼女には息子がいた”とドンベクが子持ちであることに衝撃を受けるヨンシク。
ドンベクはヨンシクの行動に呆れるのだった。
翌日、ギュテの告訴状が受理されたことを所長から聞かされ、ヨンシクはショックを受ける。
ギュテの妻だと知らず、チャヨンの事務所に相談に向かったヨンシク。
チャヨンは話を聞いている中で、夫の仕業であると悟り、「夫は告訴しません。そんな恥さらしな人とは一緒に暮らせないので」とだけ告げる。
その頃、商店街で買い物中のドンベクは、「テレビ番組の撮影があるそうよ。野球選手が学校に来てるって、例のオンサン出身の選手よ」と聞いて急に走り出す。
学校のグラウンドでは、野球チームの子どもたちが、撮影でグラウンドを使えないことを不満に思っている。
我慢できなくなったピルグは、ジョンニョルに近づき、「何様のつもりだよ。明日は試合なのに負けたらどうしてくれるんだよ!」と暴言を吐く。
その場にドンベクが現れ、ジョンニョルはドンベクの姿を見た途端、動揺するのだった。
2人はカフェへ向かう。
「小学生ってことはどんなに幼くても年齢が・・・」と話し始めるジョンニョルに、「あなたの子よ」と告げるドンベク。
実はジョンニョルとドンベクは昔の恋人同士。
ドンベクが身につけているブレスレットは、当時、ジョンニョルが景品で取ってくれたものだった。
ジョンニョルは、ピルグが自分の息子であると知り、さらに動揺してしまう。
「よりによってなぜオンサンにいる。もしかして俺の故郷だからか?」と尋ねるジョンニョルに、「まだ未練があると思った?とうの昔に忘れたわ。今は夫と幸せに暮らしてるから」と咄嗟に嘘をつくドンベク。
ジョンニョルと別れ、家路についていたドンベクは、ヒャンミが商店街の店主らから責められているところに遭遇する。
餅屋の店主が、ヒャンミ宛に100万ウォンを振り込んでいることが発覚。
ヨンシクもその場に居合わせる。
ドンベクは「彼女の言い分も聞いてみないと・・・」とヒャンミを庇うと、次はドンベクが侮辱の標的になってしまう。
「お言葉ですが、恩を受けた覚えはありません。私は悪いことなんて何もしてません。ただ必死に生きてるだけなのに、なぜいつも私を悪者扱いするのですか?」と泣き出すドンベク。
ヨンシクはたびたび止めに入るも、「部外者は黙ってて」と相手にされない。
そんな中、ピルグが駆けつけ、チャンスクを突き飛ばしてしまう。
カメリアに帰ったドンベクとピルグ。
「何で僕がお母さんを守らなきゃいけないの?」とピルグが尋ねると、「守ってなんて頼んだ?」と言い返すドンベク。
「僕だって嫌だよ。だけど僕が守るしかないんだ。僕以外はみんなお母さんを嫌ってるから。お母さんを好きなのは僕だけだもん」と涙ながらに訴える。
陰ながら2人の話を聞いていたヨンシクも、涙を流すのだった。
その後、ドンベクが散歩に出かけると、「あなたがどこへ行くのか気になって・・・」とヨンシクも後をついて行く。
「迷惑なので、私にかまわないでください」とドンベクは告げるが、「僕が不安なんです。1人で泣かないかと心配なんです。放っておけるわけないでしょ」と言い返すヨンシク。
ドンベクはオンサン駅にやって来た。
2人はベンチに腰かけると、「鉄道公社の職員になれればと・・・お忘れ物承り所で働きたい」と夢を語り始めるドンベク。
誰からも感謝されたことがないというドンベクは、忘れ物を受け取るときに”ありがとう”と言われるお忘れ物承り所の職員に憧れているというのだ。
帰る道中、ヨンシクは「僕と友達になりましょう。友達になったら、これからは気兼ねなくあなたとピルグの味方になれる。構いませんよね?」とドンベクに問う。
ドンベクはその申し出を聞いて、微笑むのだった。
その頃、息子ピルグの存在が気になるジョンニョルは、野球チームのコーチとカメリアへ飲みに来ていた。
店の外でタバコを吸っていると、そこにヨンシクとドンベクが帰って来る。
ドンベクはヨンシクを自分の夫と思わせるために、ヨンシクと手を繋ぐ。
偶然その場にギュテもやって来て、手を繋ぐ2人を見ると、「お前たち、交際を?」と驚いた様子で呟くのだった。
ヨンシクは繋いだ手を見て「もう恋人同士に?」と嬉しさを隠せない様子。
・・・カメリアの壁には、来店客が書いた落書きがいっぱい。
その中には”ドンベク、お前もふざけるな”との文字があったのだ。
椿の花咲く頃 2話感想
ジョンニョルは今のところ、娘がいて仮面夫婦を装っていましたが、今後どのようにドンベクやピルグと関わっていくのか気になるところです。
また、ドンベクはジョンニョルに未練はないと伝えていましたが、腕にはジョンニョルから貰ったブレスレットが・・・。
ドンベクの本心は果たして?!
ピルグの母親を思う優しい心に胸を打たれたり、ヨンシクの不器用ながら自分の気持ちに正直に行動するピュアさに笑顔になったり!
ほっこりする場面が多いこのドラマですが、最後にはカメリアの壁に書いてあった不気味な落書きが明らかとなりました・・・
ドンベクが何らかの事件に巻き込まれる伏線なのでしょうか?!
次回のあらすじ更新もお楽しみに〜♪