mine - あらすじ10話と感想レビュー
ヒョウォングループの代表の座は、会長の遺言状よりスヒョクが指名されることに！
しかしスヒョクはそのポジションに全く興味を示していません。
そんな中、現会長が目を覚まします。
後継者争いに敗れたジヨンは、自暴自棄になりヘジンの自宅に潜入。
待ち伏せし、帰宅したヘジンを襲って首を絞めるのでした。
果たしてヘジンの命は助かるのでしょうか？？
mine 10話あらすじ
ジヨンに首を絞められていたヘジンは、力を弱めた一瞬の隙をついて部屋の外に逃げ出します。
ヒスはすぐさまジヨンの手を取り、「何してるの？人を弄んで邪魔になったら捨てるなんて、許されると思う？あなたに彼女を裁く資格はない。私と彼女にとっては加害者だから、彼女を責めていいのは私だけよ。あなたは手を出さないで」と警告する。
事態は収まり、車に乗り込んだジヨンは、「調べたところ弟は死んでません」とタイマンで命を落としたと聞かされていた男が亡くなっていなかったことを聞かされる。
ジヨンは騙されていたことに腹を立て、いつもの喧嘩場に向かい、兄を呼び出す。
「僕がお前らのことを調べてないとでも？殴られて当然の負け犬を選んでるんだ。強盗殺人で10年過ごした刑務所に戻りたいか？なぜ弟が死んだとウソをついた？」と暴言を吐く。
すると男は「弟を助けてくれ」と懇願するが、ジヨンは「それは僕じゃなく神が決めることだ」と呟き、大量の現金をばらまいて立ち去るのだった。
その後、ヒョウォン一家のところに会長が意識を取り戻したと連絡が入る。
全員で病院に駆けつけると、「経過を見守る必要がありますが、瞳孔反射は良好で、体温と血圧も正常です。奥様が救ったんですよ」と医師から言われる。
スンへは以前病室を訪れた際、腹いせに会長を何度も叩いていたのだ・・・
病院からの帰り道、ヒスは引き渡し審判を担当してもらう、ボイン弁護士の元を訪ねる。
そこで彼がクビになった理由はジヨンであると聞かされるのだ。
「私を切ったのはジヨン常務です。資金洗浄をしろと言われて断ったんです」と新たな事実を知る。
翌朝、ジヨンはヒスとハジュンの姿がないことに気づく。
2人はヒスしか知らない別荘に来ており、手作りのラーメンを食べたり、公園でアイスクリームを食べたりと楽しんでいる様子。
そこに記者がやって来て、「私は法廷に立ちます。私の母親としての姿を強調してください。それから映画で女優に復帰します！ぜひ記事に！ヒョウォンとソ・ヒスの話で世間は盛り上がるわ」と記事にするよう依頼する。
その後、別荘に戻ったヒスとハジュン。
ヒスは、「私はあなたが誇れる母親になりたい。そして2人で困難を乗り越えるの！あなたのことは守る。でも、もし誰かに引き裂かれて、一緒にいられなくなっても怖がらないで。あなたは世界一強い息子よ！」と思いを伝え、ハジュンを抱きしめた。
一方、ジンホは再び大量のお酒を飲み、朝から酔っ払っている・・・
メイドに不必要な要求をする姿を見かねたミンスが注意すると、ジンホはミンスをぶってしまう。
その場を偶然通りかかったソヒョンは、呆れてジンホを地下室に閉じ込めるよう命令する。
そして依存症治療センターにコンタクトを取るよう指示するのだった。
その後、ソヒョンは離れに向かい、スジと再会した日のことを思い出す。
去ろうとしたソヒョンに「今幸せ？」とスジが尋ねる。
「あなたが幸せであればいい」と伝えるソヒョンだったが、スジは「それが全て？」と聞き返す。
そして昔みたいにお互いの絵を描きながら、久々の時間を満喫した。
移動中だったソンテに話しかけられると、「スヒョクはユヨンといて幸せそう？」と聞くソヒョン。
「ええ、それはもう」と言われると、「良かった、幸せなのね。それならいいの」とどこにもぶつけられない思いと葛藤しながら、涙を流す・・・
ジヨンはというと、闇喧嘩の弟の方は変わらず昏睡状態であると報告を受ける。
「必死に節税して貧乏人を助けてるのは悪いことか？兄弟揃って借金まみれなんだぞ。強盗の前科があれば就職は難しい、だから助けた」と部下に話すのだった。
ソヒョンに話があると呼ばれたスヒョク。
「私には母親らしさとは何かが分からない。今まであなたが何を望んでどうすれば幸せになれるか、考えたことがなかった。今更だけど聞くわ、あなたの幸せは何？」と話し始めるソヒョン。
「関係ない」と冷たい態度を取られるが、「一度だけでも母親らしいことをさせて。ヒョウォンを継ぐ気は全くないの？」と尋ねると、「はい」と言われてしまう。
「誰かを傷つけて罪を背負う。それは望まない。ヒョウォンを継げば、より大きな罪を背負うことに。愛する人を傷つけて、離れ離れになる人生なんて意味はありません」と正直に答えるスヒョク。
「後悔はしない？」とソヒョンが最後に尋ねるが、「はい」と力強く答えるのだった。
その後、ソヒョンは入院中のハン会長を訪ねる。
そこでスヒョクは後継者になる気はないと伝えるのだ。
「婚約も破棄になりました。好きな子がいるそうです。お義父さん、私はスヒョクの意思を尊重します」と話す。
すると会長は「ジヨンを呼んでくれ。ジヨンをここに。ジヨン以外はあり得ない」と言い出すのだ。
ソヒョンは反対の意思を示すが、会長は聞く耳を持たない。
仕方なくジヨンに電話をかけ、病院に来るよう伝えた。
同時にチェ弁護士にも電話をし、「会いましょう」と呼びつける。
そして「ジヨンを選んだのね、予想外だわ。なぜ急に決断されたのか・・・プランBを進めましょう」と弁護士に指示するソヒョン。
その夜、ハン会長は若かりし頃の会話を思い出している。
ミジャに恋していた会長は、「彼女と僕を取り持ってくれないか？」とソルファに頼む。
しかし「ミジャさんには恋人がいます。ミジャさんはその人の子を妊娠してます」と衝撃の事実を知らされた時のことを・・・。
実はソルファとは、シスターエマのことなのだ。
そこにジヨンがやって来ると、ハン会長は頭を撫でながら「悪かったな」と呟く。
ジヨンが帰った後、「ジヨンを最後まで受け止めてあげてください。かわいそうな子です」とシスターエマに言われたことを思い返す。
その夜、ソヒョンはヒスを呼び出し、「あなたに黙ってたことがあるの。ジヨンはお義父さんの子じゃない。乳母だったジヨンの母親は、お義父さんと関係を持つ前に妊娠してた。私以外に誰も知らない。ジヨンとお義父さんは複雑な関係なの。血の繋がりのない子までは愛せなかった。だから裁判に必ず勝つのよ！」と伝える。
そして迎えた裁判当日。
裁判長に「なぜ今になって子供を取り戻そうと思ったのですか？」と尋ねられたヘジンは、「ハン・ジヨンが私を中へ入れてくれました。子供の家庭教師としてです。しかも彼は生きてる私を死人扱いしてました。子供に母親は死んだと言い聞かせてたんです。そんな父親に子供を渡せません。ハン・ジヨンは父親失格です」と主張するヘジン。
「彼はなぜあなたを家庭教師に？」と問われると、続けて「奥様と私で世話をすれば、子供は完璧に育つと言いました」と答え、法廷内はざわつき始める。
「今の話は本当ですか？」と裁判長に聞かれたヒスは、「はい、事実です」と答えてしまう。
「あなたは子供を育てたいと思ってますか？」と尋ねられると、「はい。私と息子のハジュンは血が繋がっていません。私の子ではないと言われます。でもハジュンを育てたのは2人ではありません。この私です。私が母親です。子供を捨てた母親と非常識な父親のせいで、子供が傷つくのは許せません。ハン・ジヨン、彼と過ごした日々は偽りでしたが、ハジュンと過ごした日々は本物です」と訴える。
裁判長は「原告に親権が移ることが、子供の成長に最善なのか疑問が残ります」と話し、ヘジンの請求は棄却されることに・・・。
裁判後、ソヒョンは「ハン・ジヨンが次期会長に選ばれた。理事会は全員ジヨン側についてる。ひっくり返すのは大変だけど、次に進むのよ！私が何とかする」とヒスに話すと、「これでいい。上に行くほど失うものも大きくなるわ」と答える。
ソヒョンはその間ヘジンとアイコンタクトを取った。
法廷を出たところで待ち構えていたジヨンに「もう終わりよ。ハジュンは私が育てる。私たち離婚しましょ、私はハジュンを連れてあの家を出る」と突き放すのだった。
mine 10話感想
スヒョクが後継者になる気はない、ユヨンを愛しているという本音を聞き、その意思を尊重する姿に母親らしいなと素直に思いました。
スヒョクとソヒョンはこれまで敵対関係にありましたが、スヒョクも少しずつソヒョンに心を開いていくのではないでしょうか。
肝心の裁判では、ヘジンの請求が棄却される結果に・・・。
ジヨンが家庭教師としてヘジンを雇ったことについて、事前に「否定する」とジヨンに伝えていたヒスでしたが、一転、「事実です」と認めましたね！
このことからヒスはジヨンを裏切る形となりました。
ラストシーンでは離婚届を突きつけ、ハジュンと出ていくことを宣言したヒス。
そしてヘジンとソヒョンがアイコンタクトを取るなど、手を組んでいる？様子も垣間見えました。
ますます面白くなってきた「mine」！
次回のあらすじ更新もお楽しみに〜♪
