魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜全話あらすじまとめ【1話〜最終回】

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魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜全話あらすじまとめ【1話〜最終回】

「魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜」の全話あらすじを一気に知りたい方へ。1話から最終回(30話)まで、物語の流れがひと目でわかるようにまとめました。呪いをめぐる切ない愛の物語、運命に立ち向かう若者たちのドラマ——ぜひ最後までお読みください。

魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜 全話あらすじ【1話〜最終回】

1話:黒き呪術と運命の出会い

物語の幕開けは、朝鮮王朝の宮廷を揺るがす深刻な問題から始まります。即位してすでに5年が経過しているにもかかわらず、王妃シム氏はいまだ懐妊できずにいました。跡継ぎを切望する大妃ユン氏は、昭格署(宮廷に属する道教施設)を優遇し、何度も解任の儀式を繰り返させますが、待ちわびた吉報は一向に届きません。

焦りと怒りが募った大妃はついに禁断の手段に踏み出します。黒呪術師ホンジュに接触し、秘密裏に黒呪術を依頼することにしたのです。これが、のちに宮中全体を巻き込む悪しき陰謀の始まりでした。

一方、王都から離れた地では、県監の庶子(正妻以外の子)であるホ・ジュンが懸命に生きていました。身分の低い母の奴婢証文を買い取るため、自分で調合した薬を「秘薬」と偽って王宮の女官たちに売り歩くという、なかなかたくましい商売をしていたのです。そんなある日、嫡子ホオクの提案で黒森へ凧を取りに入ったジュンは、突如として大虎と遭遇。命の瀬戸際まで追い詰められますが、奇跡的に一命をとりとめます。

2話:霊感の強き巫女と、黒森の少女

ホンジュの呪術がいよいよ動き出します。命を持つとも形容される漆黒の煙——それは生きているかのように意志を持ち、霊感の強い巫女ヘランの体内へと侵入します。激しい痛みを与えながらヘランの命を蝕むその煙は、黒呪術の恐ろしさを視聴者に突きつける衝撃的な場面です。

ホンジュには確固たる計画がありました。霊感が際立って強いヘランを媒体として選び、呪術の力で彼女を王の子を宿す器にしようというのです。王の血を引く子を呪術で生み出し、宮廷の権力を掌握する——その野望のために、ホンジュは一歩一歩着実に駒を進めていきます。

そんな陰謀とは無縁の場所で、ホ・ジュンは黒森の奥深くで不思議な少女と出会います。その少女の名はヨニ。警戒心が強く、どこか影のある瞳を持つ彼女は、普通の人間とは違う空気をまとっていました。ジュンにとってそれは偶然の出会いのはずでした。しかし、二人の間には最初から、運命の糸が静かに絡み合い始めていたのです。

3話:世子の憂鬱と、呪いの真相

王宮では、17歳の誕生日を間近に控えたスネ世子が、原因不明の憂鬱病に苦しんでいました。食も細り、顔色も優れない世子の異変に、宮廷全体が不安を抱えます。しかし世子本人には心当たりがありました——毎夜、夢の中に同じ少女が現れるのです。その少女はまるで助けを求めるかのように手を伸ばしてきますが、触れようとすると消えてしまう。

その夢の少女が、ジュンが出会ったヨニと同一人物であることが、物語の伏線として丁寧に示されます。ヨニをめぐる呪いの真相も、この話からじわじわと明かされ始めます。ヨニが普通の少女ではなく、何らかの強大な呪いを背負った存在であること——そしてその呪いが、宮廷の闇と深く結びついていることが少しずつ浮かび上がってきます。

一方、医師でありながら呪術にも通じるチェ・ヒョンソが登場し、ヨニの異変に気づきます。彼はヨニの呪いを解こうと密かに動き始めます。

4話:「魔医禁書」と、縮まる距離

チェ・ヒョンソはついに確信に至ります。「魔医禁書」——禁じられた医術と呪術の知識が記された幻の書物——その中にこそ、ヨニの呪いを解く方法が記されているはずだと。誰もが存在すら疑う書物を探し求めながら、ヒョンソはひとつの決断をします。ヨニを直接、王に会わせることです。

この話で注目すべきはホ・ジュンとヨニの関係の変化です。最初は警戒心を丸出しにしていたヨニが、ジュンの真っ直ぐな誠実さに少しずつ心を開き始めます。言葉少なな二人のやりとりの中に、互いを大切に思い始める感情の芽生えが描かれており、見ている側もつい笑顔になってしまいます。

5話:108本のロウソクと、命がけの条件

「魔医禁書」の解読が進み、ついに呪いを解く方法が明らかになります。それは108本のロウソクを灯し、真摯な祈りを捧げること——しかし、それだけでは終わりませんでした。

書には「真実の愛の犠牲」という、恐ろしい条件が記されていたのです。命と引き換えにするほどの代償なしには、呪いは決して解けない。その重すぎる真実を前に、ヨニとジュンはそれぞれ苦悩します。ジュンはヨニを救いたい一心で犠牲になることを厭いませんが、ヨニは自分のためにジュンが死ぬことなど絶対に受け入れられない。二人の思いがすれ違い、ぶつかり合いながらも、互いを思う気持ちだけは同じ方向を向いていました。

6話〜10話:深まる愛と、迫る陰謀

物語は中盤に差し掛かり、ホ・ジュンとヨニの恋が確かなものへと育っていきます。最初は互いに遠慮がちだった二人が、困難を共に乗り越えることで、深い信頼と愛情で結ばれていく様子が丁寧に描かれます。ヨニが見せるわずかな笑顔、ジュンがヨニをかばう時の迷いのない行動——そういった小さな瞬間の積み重ねが、視聴者の心をとらえて離しません。

しかし、幸せな時間は長くは続きません。ホンジュの陰謀が着々と進行し、二人の周囲に影が迫ってきます。この展開で重要な存在となるのが、チェ・プンヨンです。クールで有能な人物として登場する彼が、ヨニへの想いを静かに募らせていく様子が描かれ、ヨニをめぐる人間関係に複雑な三角関係の色を加えます。

11話〜15話:進行する呪い、追い詰められるヨニ

ヨニの体に異変が現れ始めます。呪いの進行とともに体が弱り、かつては野性的なほど元気だったヨニが、目に見えて衰えていくのです。それでも彼女は周囲に心配をかけまいと、強がり続けます。そのけなげな姿が、見ている側には逆に胸を締め付けます。

ホンジュはこの機を逃さず、仲間たちを次々と罠に陥れます。信頼していた人物が実は敵の手先だったという衝撃の展開、仲間内での疑心暗鬼——ジュンたちのチームが崩壊寸前まで追い詰められる緊迫の展開が続きます。それでもジュンは諦めません。医術の修行を積み重ねながら、ヨニを救う方法を必死に模索し続けます。

16話〜20話:チェ・ヒョンソの正体と過去の秘密

物語の転換点となる重大な事実が明かされます。謎めいた医師として登場し、ヨニの呪いを解こうと行動してきたチェ・ヒョンソ——その正体と過去が、ついに白日の下にさらされるのです。

ヒョンソがヨニの呪いに並々ならぬ関心を持っていた理由、「魔医禁書」の存在を知っていた理由——すべてが、彼自身の壮絶な過去と深く結びついていました。その秘密は、ホンジュの陰謀とも予想外の形で繋がっており、視聴者に大きな衝撃を与えます。ヒョンソの告白によって仲間たちの絆は試され、ジュンとヒョンソの関係性の変化は、このドラマにおける最も見応えのある人間ドラマのひとつです。

21話〜25話:最後の予言と、究極の選択

「魔医禁書」のすべての記述が解読され、最後の予言が明かされます。「真実の愛の犠牲だけが最後の火をともせる」——この一文の意味を、ジュンとヨニはずっと恐れていました。

呪いを完全に解くためには、誰かが「犠牲水」を飲んで命を捧げなければならない。ジュンにとって答えは明白でした。自分が犠牲になる。それ以外に選択肢はないと、彼は静かに決意します。しかしヨニは違います。自分のせいでジュンが死ぬなど、絶対に許せない——二人の思いは真っ向からぶつかり合います。一方でホンジュとの最終対決が刻一刻と迫ってくる。この二重の緊張感が、物語をクライマックスへと引っ張っていきます。

26話〜29話:命がけの戦いと、届かない思い

ホンジュとの戦いが最終局面を迎えます。長い時間をかけて力を蓄えてきたホンジュの呪術は想像を絶するほど強大で、ジュンたちは幾度も追い詰められます。それでもジュンは医術の知識を駆使して仲間の命を繋ぎとめます。

チェ・ヒョンソが命がけでヨニを守ろうとする場面は、このパートの白眉です。かつての秘密を抱えながら、それでもヨニのために体を張るヒョンソの姿は、胸を揺さぶります。ジュンはヨニとの未来を信じながら戦い続けます。しかし心の奥では、「犠牲水」を飲む覚悟はとっくにできていました——ただ、ヨニに気づかれないように、最後まで笑顔でいられるように、彼は必死に感情を押し殺していたのです。

最終回(30話):「犠牲水」と、最後のロウソク

ホンジュはヨニのもとを訪れ、予言の真実を直接告げます。「真実の愛の犠牲だけが最後の火をともせる」——逃げ場のない言葉を突きつけられたヨニは、ジュンがすでに死を覚悟していることを悟ります。

ヨニはジュンに懇願します。「逃げてほしい。私のことは捨てて、遠くへ行ってほしい。」しかしジュンが逃げるはずがありません。「お前を置いて、どこへも行けない。」

二人はチョンビン寺で婚姻の儀式を執り行います。呪いが完全に解ける保証もないまま、それでも夫婦として誓いを立てる二人の姿は、悲しくて、美しくて、見ている側の涙を誘います。式を終えたジュンは「犠牲水」を手に入れ、覚悟を決めます。しかしその瞬間——ヨニが動きます。こっそりと「犠牲水」の中身をすり替えていたのです。

飲んだのはジュンではなく、ヨニ自身でした。108本のロウソクが最後の光を灯し、長く二人を苦しめてきた呪いが、ついに解けていきます。目を覚ましたジュンはヨニがいないことに気づき、必死に探します。そしてついに、二人は再会を果たします。呪いから解放されたヨニは、ジュンの腕の中で初めて、本当の意味で自由な笑顔を見せます。こうして、呪いに翻弄され続けた二人は、共に歩む未来を手に入れました。

まとめ:「魔女宝鑑」が届けてくれるもの

「魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜」は、呪術と宮廷ロマンスを融合させた独特の世界観が魅力の作品です。単なるラブストーリーにとどまらず、運命に抗う人間の強さ、仲間との絆、そして「命をかけてでも守りたい愛」のかたちを丁寧に描いています。最終回の「犠牲水のすり替え」という展開は、多くの視聴者の涙を引き出した名シーンです。呪いに翻弄されながらも、互いを思いやり続けたヨニとジュンの愛の行方——その結末を、ぜひご自分の目で確かめてみてください。

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