韓国ドラマ ミスティ あらすじ1話+2話+3話 感想とネタバレ
- 1話のあらすじ、感想。
- 2話のあらすじ、感想。
- 3話のあらすじ、感想。
- 前後のお話も見たい方へ 各話のリンク
の4本立てであります。
それではさっそく1話のあらすじからお楽しみください!
ミスティ あらすじ1話
雪がしんしんと降り積もるある夜、江南署強力班チーム長のカン・ギジュンは高架下の事故現場にやってきた。
現場には支柱に激突し大破した車両が、降り積もった雪に静かに横たわっていた。
ロイヤルブルーのサテンシルクパンプス。
エレガントなフォルムは、履きこなす人物のステータスを物語る。
赤い傘をすぼめ彼女の顔を見た捜査員は、あまりのオーラに圧倒され、ぽかんと立ち尽くす。
彼女はJBCニュースアンカーを務めるコ・ヘラン。
彼女を知らない者など署にはいない。
キム・ナムジュさん、相変わらず美貌は衰えてませんね。
事故の1カ月前、コ・ヘランはジャーナリスト賞 授賞式の会場にいた。
むさ苦しい男たちに混じり、ひときわオーラをはなっていたのはコ・ヘラン。
彼女が5年連続で大賞を受賞するだろうと、みんな信じて疑わなかった。
肌に沿う柔らかな白のドレス、エメラルドのピアスに指にはダイヤのファッショナブルな指輪が光る。
昨年も大賞を受賞したニュース9のコ・ヘランがプレゼンターとして待機し、今年も一人舞台だとステージに向かおうとしたとき、ヘランの相方キム・ボムスが「受賞者の名前をさっき見たんだ、おまえ動揺するなよ」と水を差す。
こういう男嫌い。
心配しているフリして、人の不幸を喜んでる。
大賞発表を任されたヘランは、金色の封を開封し名前を見る勇気が出ず、沈黙が流れる。
カメラマンはファインダーから目を離しヘランの様子をうかがうと、我に返った彼女は勇気を出して審査結果に目を落とし、“大賞 コ・ヘラン”間違いなく書かれている自分の名前に安堵する。
落ちたと思わせて受賞すれば感激も倍増ってか?
今年は後輩のハン・ジウォンが大賞を取るのではと噂され、本人はヘランに負けずドレスアップし、用意していた花束を壇上の先輩に届ける。
スカイブルーのドレスを着た、若くて新鮮な彼女にシャッターが集まり、ヘランは主役の座を共有するはめになる。
世代交代、古だぬきは引っ込めとコ・ヘランをバッシングするような記事がネットに飛び出すが、彼女は強力な人脈で敵を排除していく。
バッサバッサと気持ちいいわ。
実力で勝ち得たポジション。
おめでたい今日の日であっても、認知症の母の状態は、いつもと変わらない。
療養所から呼び出しがあり、ヘランは9時のニュース本番までには戻ってくると、原稿転送を頼み、人里離れたハンビ療養所に急ぐ。
昼間は暴れていた母も、ヘランが着いた時には、おとなしくスナック菓子を食べながらテレビを見ていた。
彼女の望みは娘が成功することだけ。
体調管理は完璧に、美貌が衰えることも許さず、妊娠なんてもってのほか、子どもは人生の邪魔だと、きつくヘランに言い聞かせる。
鉄壁の彼女をつくりあげたのは、このお母さんか。
ヘランが席を外していると、トップニュースの変更を知らせにきた先輩は、授賞式ぐらいで遅刻かと文句を言い始め、「有終の美を飾らせようと局長が、お情けで与えてやった賞なのに」とバカにする。
足の引っ張り合いなど慣れっこ。
ちょうど局に戻っていたヘランは悪口などもろともせず「有終の美は大切よ。去り際は美しくあるべきよ」と、真っ赤なシャツを選びインパクトを与える。
紺のスーツに赤いシャツとハイヒール。
コ・ヘランが着こなせば、かっこ良く見える。
メインキャスター コ・ヘランが中央に座り、彼女の座を狙う後輩のハン・ジウォンが脇を固める。
今夜のトップニュースは通り魔事件。
コ・ヘランの夫カン・テウク弁護士は、妻の勇姿を街頭テレビで確認する。
通り魔事件では主に女性や高齢者が狙われており、警戒感が高まっているとハン・ジウォンは原稿どおり完璧なリポートするが、ヘランはチヤホヤされたジウォンが気に入らず、通り魔に対する政府の対策はどうなってるのかと原稿にない質問を投げかける。
後輩いじめなんて、大人げない。
ハン・ジウォンはアドリブでなんとか乗り切ろうとするが、ヘランの執拗な質問には答えられず、取材不足を認める。
後輩をいじめてどうするんだと局長からお叱りを受け、薄々感じてはいたが、ドキュメンタリーの冠番組をあてがわれ、ニュース9の降板を告げられる。
7年間確実に視聴率をキープし、固定ファンも多い番組だけにヘランとしても受け入れがたい決定。
しかし、会社で働く人間として逆らうわけにもいかない。
来週行われる改編会議までにはドキュメンタリー番組の企画を出せと迫られ、ヘランに選択肢は残されていなかった。
ニュース番組なのに、若さで選ばれちゃ視聴者たまったもんじゃない。
さまざまなストレスがヘランを遅い、目を閉じると情熱的愛情に溺れたあの頃を思い起こす。
タクシーの運転手に声をかけられ、眠っていたことに気付いたヘランは、ファンだという彼に精一杯の微笑みを向け自宅に入る。
やり手の検事だった夫は、国選弁護人となり、今や多忙を極めほとんど家に帰ってくることはない。
ソファーに、どっと体をうずめたヘランの耳元には、情熱的に愛したイ・ジェヨンの声が聞こえる。
“愛している”
欲求不満かと自分に呆れ、ため息をついたとき、部屋の奥で物音が聞こえ、義母が入ってくる。
今日は、排卵日。
孫を願望している姑は、毎月この日になると息子夫婦が頑張るように漢方薬を届けにくるのだ。
王族でもあるまいし、子作りにプレッシャーかけるなんて、時代遅れも甚だしい。
珍しく帰ってきた夫カン・テウクは二言、三言ヘランと話しただけで書斎に入り、出会った頃の無邪気なヘランに思いを馳せ、仕事に没頭する。
全米オープンで優勝したプロゴルファー ケビン・リー。
韓国系の人物ということは分かってはいてもメディアにまったく顔を見せず、世界中が彼のインタビューを狙っていた。
JBCにあってもケビンの情報をつかめば局長級の出世もの。
誰もがケビンの情報を集めようと躍起になっていたが、現地にいる者でされ、何一つ情報はつかめていなかった。
ケビンの手首に、やけどの痕のようなものがある。
これは何を意味するのか。
JBCチャン・ギュソク局長は、コ・ヘランのドキュメンタリー番組を宣言し、事実上彼女のニュース9降板を告げる。
番組が若返ると言って、男性スタッフはあからさまに喜ぶが、じっと黙って話を聞いていたヘランは、ニュース9でケビン・リーの単独インタビューをやりましょうかと、世界初の独占取材を提案する。
1話の感想
ということは、ヘランが知っている人ってことなの?
それにしても、やっぱりキム・ナムジュさんはお美しゅうございますなぁ(。・ω・。)
ミスティ あらすじ2話
ケビン・リーの単独インタビューを、来週の改編初日に合わせて撮る予定。
コ・ヘランが世界初の独占取材をネタに自分の番組続投を条件づけると、局長は、一も二もなく彼女の取引に応じ、「失敗すればニュース9だけでなく報道局からも締め出すぞ」と、コ・ヘランの続投を決める。
ハン・ジウォンを強く推していたオ・チーム長は納得がいかず、往生際が悪いだのヘランの独占インタビューを信じていなかった。
元々ニュースキャスターだった彼はヘランにその座を奪われており、裏方となった今積年の恨みをつのらせていた。
ハン・ジウォンさんに実力があればいいけど、ただ若いというだけで起用するなら、ヘランに居場所を取られても仕方ない。
大口をたたいたヘランに独占取材のツテなどまったくなかった。
彼女はケビン・リーのありったけの映像をチェックし正体を探る。
縄張りを荒らされたスポーツ部も怒り、決まっていたアンカーの座を邪魔されたハン・ジウォンも、あからさまにヘランに敵意を見せてくる。
こういう醜い世界に嫌気がさした先輩イ・ヨンジョンは、若さ維持を諦めラジオに転向。
ウエストが太った分幸福度が増したと年相応な生き方をしていた。
年相応とはイ・ヨンジョン伝。
夫婦同伴のパーティーを知らされていなかったヘランは、直接店で夫を待ち、彼を驚かせる。
二人が不仲だという噂は公然とささやかれ、いくらヘランが取り繕うとしても、テウクは演技さえしてくれず、腕に手を通すヘランを避ける。
職場でも家庭でも幸せを感じることがなかったヘランは一匹狼のように疲れ果て、お酒を飲み気を紛らわせるしかない。
そんな時、ケビンが帰国したとの情報が入り、ヘランが家を出ていこうとすると、テウクは彼女を引き止め、療養所にいるお母さんが危篤だと知らせる。
どうして娘のヘランに連絡が行かず、テウクのほうが知ってるの?
ケビンを逃せば仕事を失う。
ヘランは、「私が行っても母を救えないわ」とテウクを振り切り、仁川空港に向かう。
誰に望まれているわけでもないのに進むことを止められないヘラン。
母の死に目に会えない苦しみをかき消し、アクセルをふかせる。
なんの手がかりもなくロビーをさまよい、ケビンらしき男性を目をこらして探すが、砂の中の針を見つけるより難しく、ヘランの神経は限界をきたす。
目の前をキャリーを引いた男性が横切り、ヘランは避けきれずに足を引っかける。
か弱く倒れた彼女を抱き起こした男性は、ヘランの夢に何度も姿を現わしたイ・ジェヨン。
彼との濃厚な日々は、今でも忘れられず、ジェヨンの瞳は愛の言葉を訴えかける。
彼の思いが強くてヘランの夢に出てきたのかな。
「あら~ ヘラン。久しぶり!」
彼との幸せな再会をかき消したのは、ヘランの高校の同級生ソ・ウンジュ。
たいして美人でもない彼女は、イ・ジェヨンを夫だと紹介する。
妻の親友だと言われたジェヨンは「はじめましてケビン・リーです」とヘランに握手を求める。
ジェヨンのことを深く愛してはいても野心を捨てきれなかったヘランは、彼と別れ、代々続く最高裁の判事の家に嫁いだ。
貧乏なジェヨンを捨て将来を約束されたテウクと結婚したはずだが、夫は検事の道を捨て、ほとんど収入のない国選弁護人を選んだ。
勝ち組だと思っていた夫はおちぶれ、負け組だと思っていたジェヨンが世界的注目を浴びるプロゴルファーになっていた。
複雑。
ジェヨンが成功しなければ、生涯苦労続きの人生を歩んでいたかもしれないし、野心を持てと育てられたヘランには、ジェヨンを選ぶことは無理だったろうなあ。
なんのために今まで走ってきたのか。
母の死に目にはあえず、夫が看取ってくれた母の葬儀にいくと悲しむ姿は演技だと陰口たたかれ、気が付くと、母に禁じられていた炭水化物を野獣のように貪り食べていた。
ヘランが葬儀で仕事に出られないとハン・ジウォンがピンチヒッターとしてアンカーを務め、瞬間視聴率が上がる。
代打という状況で落ち着いて役をこなす彼女に局長も実力を認め、「この流れで交代させるのも悪くないな」と、ヘランの降板を口にする。
2話の感想
女性は若けりゃいいってこと?
失礼な。(  ̄っ ̄)ムゥ
ミスティ あらすじ3話
母の葬儀を利用してソ・ウンジュに連絡を取ったヘランは、「ご主人を私に貸してちょうだい」とニュース9への出演を頼む。
ハン・ジウォンの視聴率は予想以上に良く、局長は、このままヘランを休ませればいいとキャスター交代を決めていた。
局長室に乗り込んできたヘランからケビンを連れてきたと聞いた局長は、態度をひょう変させ、JBCは大騒ぎ。
社長まで本当のことかと喜びの電話をかけてくる。
土壇場の大逆転!!
気持ちいい~。
スタジオには、ケビン・リー夫妻がすでに到着しており、スタッフ一同、彼の顔を見ようと集まっていた。
局長は、へらへらと緩みきった顔で挨拶を交わし、今夜のニュースはケビン・リー特集、キャスターはコ・ヘランで行くと宣言する。
またしてもトンビに油揚げをさらわれた状態のハン・ジウォンは、ケビンの情報を隠していたと同期を責め、ヘランと特別な関係にでもなったのかと彼に八つ当たりする。
世界初の独占取材。
素直に祝福すべきよ。
夫妻の控室にインタビューの質問書を持っていくと、ケビンはちょうど着替えの最中、妻のウンジュはネクタイを取りに駐車場に行っていた。
上半身裸の彼を見ると、あの頃の記憶が鮮明に蘇り、熱を発した彼との抱擁を期待してしまう。
挑発的なケビンは、ヘランを誘惑するように接近し、彼女を壁に追詰めるが、わずかに残った理性でヘランはかわし、ちょうど部屋を出ていこうとしたときにウンジュが戻ってくる。
キスでもしていたら夫婦修羅場となり、今夜の出演はキャンセルされてたよ。
妻がヘランと話をしているわずかの隙にケビンはワイシャツに手を通し、ヘランとの仲を悟られぬよう、妻に愛情の眼差しを向けると、ヘランが控室を出たあとには、スキンシップで妻を満足させ、いちゃつく声が控室の外まで聞こえてくる。
盛りの猫?
ケビン・リー単独インタビューは大々的に宣伝され、コ・ヘランの横にスタンバった彼を「我がJBC局の歴史的瞬間だ」と局長は、満足げにシャッターを切る。
生放送が始まりヘランが全米オープンに続きPGAでの優勝を祝福すると、ケビンは質問とは関係なく「見たか? 俺の姿を。どうだ、これでも俺は無価値か?」と馴れ馴れしくヘランに話しかける。
彼の真実の言葉にヘランは戸惑うがキャスターとしてうまく切り返し、ケビンは「僕を見下した人にそう言いたかったんです」と正面に向き直りカメラに向かって訴える。
彼の苦労話に視点を当てると、ケビンは今までの悔しさをヘランにぶつけるように話し、次の目標を聞かれると、「コ・ヘラン」と彼女を呼び捨てにする。
ヘランだけでなく局の人間も唖然となり、「あなたのように頂点を極める。それが僕の最終目標です」と周りをヒヤヒヤさせるケビンのユーモアに笑みがこぼれる。
煮え切らない男。
ヘランに捨てられたから今の奥さんと出会ったんだから、それでいいじゃん。
ヘランに感謝すべきよ。
瞬間視聴率19%。局長は天にも昇る心地でケビン夫妻をたたえ、ドキュメンタリー番組に出てほしいと交渉を始める。
当然、進行役はコ・ヘラン。
局長の提案に最初は渋っていたケビンも、ヘランが進行役ならと出演を決める。
ケビンの独占取材を成功させたのに、局長は彼女を裏切りニュース9を降板させ、ヘランにドキュメンタリー番組を担当させる。
汚い男。
でも、そういう世界か。
負けるなヘラン。
結局偉業をなしえたあともヘランに残ったのは憔悴感だけ。
明かりのついていない自宅に戻り、夫のことを思い出してみるが、何日も家に帰らない夫は妻の着信を無視し仕事に没頭していた。
折り返しかかってきた電話が夫だと思い、「いったい何日家を空ければ気が済むのよ!」と相手も確認せずどなりつけると、電話の主はイ・ジェヨン(ケビン・リー)。
彼は、ドキュメンタリー番組を本当に受けてもいいのかと意味深な声で話しかけるが、ジェヨンの背後に妻の声が聞こえ、いちゃいちゃとふざけ合いながら、ヘランを挑発するように電話を切る。
この夫婦のラブシーンは、なぜか美しくない。
勝手にやって。
韓国国内はケビン・リー一色。
ニュース出演を機に覆面を取った彼は、次々とCMを引き受け、スポーツ用品、携帯、白物家電、などなど今や20社からオファーがあるといわれている。
ざっと見積もって100億ウォンはくだらない報酬額。
ファニル鉄鋼のCM。
ファニルってヘランの夫テウクが戦っている悪徳雇用主。
これは、なんかありそう。
ケビンの妻がヘランの同級生と知ったハン・ジウォンは、テレビ局のキャスターとケビンの妻では大違いだと、外れクジを引いたヘランを挑発してくる。
ニュース9を手に入れたハン・ジウォン、この程度では満足できず今度は、ケビンを手に入れようとモーションをかける。
ハン・ジウォンの狙いに気付いたヘランは、取材後のケビンの送りを代わってほしいと、ジウォンに聞こえるようにクァク記者に電話をかける。
3話の感想
どんな手を使ってハン・ジウォンを失脚させるのかな。
なんだか楽しみ。
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