君のハートを捕まえろ! - あらすじ12話と感想レビュー
前回は、リョンがなぜ自閉症の妹を1人にしてしまったのかが判明しました。積もり積もった不満が爆発してしまい、妹を電車内に1人残し、電車を降りてしまったリョン。これは、誰か1人のせいとは言えない問題は見ていて苦しくなります。
それでは、今回は「君のハートを捕まえろ!」12話のあらすじを紹介します。
君のハートを捕まえろ! 12話あらすじ
自分の経験から父親を説得しようと試みるが、父親は息子がどうであれ自分が稼いだ大金は手放さないと言う。挙げ句の果てには、刑事たちまとめて店の外に追い出されてしまう。
バッタ団に携帯を盗まれた女性が構内で行われていたライブを1時間携帯で撮っていた。このことを知ると、現場まで連れて行きどの角度で撮影していたのかを聞き出すリョン。教えてもらった角度で撮影をしていたら、製菓店から犯人が出てくるところを映している可能性がある。しかし、その女性の携帯はバッタ団の手に。
ジソクと協力してバッタ団を捕まえることが必要だと考えたリョンは、ジソクとバッタ団の捜索をし始める。バッタ団の1人を見つけ、後を追うが逃げられてしまう。さらには、タクシーで逃げる際に背負っていたリュックを通りがかったゴミ収集車に投げ入れたのだ。
バイクでゴミ収集車の後を追いかけたリョンは、ゴミ集積場を辿り着く。大量のゴミの山から闇雲にリュックを探すリョン。1つのものを探す行為が、妹を駅で探していた時の状況と重なり、涙をこぼすリョン。この様子を少し離れたところから見ていたジソク。
バッタ団の1人を逃がしてしまったものの、リョンと一緒にゴミの山からリュックを探すジソク。2人で手分けして探していると、ついに男が投げ捨てた黒いリュックが見つかる。リュックの中からは、バッタ団が乗客から盗んだ携帯が入っていた。
ライブを撮影していた女性の携帯も見つけると、すぐに映像を確認。そこには、ジョンフンの手を引く女性の姿が映されていた。父親にも映像を見せるが、記憶にないという。しかし、ジョンフンを連れ去った女が手にしていた紙袋には彫刻学院の文字が書かれていた。監視カメラの映像やICカードの履歴から、女が降りた駅に向かう。
ジソク達が店を離れたワンスリ駅では、1億が入ったカバンを抱えるジョンフンの父親が、電話でその女と話していた。女に指定されたホームに立つと、車内から声を掛けられ大金が入ったカバンを盗られる。ジョンフンの姿が見えず、落胆していたが向かいのホームにあるベンチから崩れ落ちるジョンフンの姿を目にする父親。息子よりも大金の方が大事なフリをして、実は息子のことが心配でたまらなかったのだ。
ジョンフンの父親から1億の入ったカバンから着信音が聞こえてくる事に気付いた女。カバンに入れられていた携帯の画面には、ユ刑事と書かれていた。すると、リョンが別車両から現れ、女を逮捕しようと手錠をかけるリョン。しかし、カバンを振り回され逃げられてしまう。女が隣の車両に逃げると、目の前にはジソクの姿が。リョンとジソクに挟まれた女は無事逮捕される。
捕まえた女を強力班に渡すと、ジョンフンの父親から連絡を受けるリョン。解放されたジョンフンは、病院に運ばれたという。ジソクとリョンが病院に着くと、ジョンフンが目を覚ます。まだ横になっているジョンフンに、紙袋を見せ、父親に渡しても良いかとリョン。頷くジョンフンの前で、持っていた紙袋を父親に渡す。中に入っていたのは、微笑むジョンフンの父親をモデルに製作された像だった。
事件後、ジソクが長官のヒョンジャに報告をすると、ジョンフンを見捨てて、あのままバッタ団を追っていたらクビにするところだったと言葉をかけられる。今回の件で、ジソクの処分は保留になった。
局に戻ったジソクは、マンジンにバッタ団の男が持っていたリュックを鑑識に回すよう指示をする。そして、班員に処分が保留になったことを伝える。テレビでは、ジョンフンが誘拐されたことがニュースになっていて、容疑者の女は借金苦だったという。
ジョンフン誘拐事件が解決すると、いつもの業務に戻る地下鉄警察隊。これまでコン班長とパートナーを組んでいたリョンは、ジソクのもとに戻り一緒に捜査を再開することに。