君のハートを捕まえろ! - あらすじ1話と感想レビュー
今回は、「君のハートを捕まえろ!(原題:幽霊を捕まえろ)」というドラマのあらすじと、視聴した感想を紹介します。邦題は恋愛もののような雰囲気がありますが、原題を見ると恋愛要素がなさそうな。果たして、2人を軸にどのようなストーリー展開が待っているのか楽しみです。
それでは、第1話のあらすじをどうぞ!
君のハートを捕まえろ! 1話あらすじ
誰もいない真っ暗な電車内を、懐中電灯と小型ナイフを手にした男が歩いていた。突然、男の携帯が鳴り響き、驚いて座り込んでしまう。電話を終えると、車両内の嫌な空気に襲われ、走って電車をあとにする。
ソウル市内では、ソウル地方警察署署長のキム・ヒョンジャが記者達に囲まれていた。地下鉄警察隊が発足してから30周年だというヒョンジャ。
ヒョンジャは地下鉄駅に着くと、大勢の記者を引き連れ駅のホームに向かう。ホームに着くと、ワンスリ地下鉄警察隊班長のコ・ジソクがスリの検挙を、記者達の前で実演を始める。実際に車両内に実演を始めると、華麗なる逮捕術を披露すると、盛り上がる記者達。しかし、ジソクが逮捕する様子を披露した後、ヒョンジャが自分の財布を見せようと、ズボンのポケットに手をやると財布が無い。同じ車両内に乗っていた記者達の財布も無くなっていた。
盛り上がりから一変し、まさかの事態に動揺する警察。ヒョンジャは、乗っていた電車を停め、ジソクに犯人を捜すよう指示をする。
指示されたジソクは、早速捜査を始める。手当たり次第に記者達の持ち物を確認するも、財布を持っている人物はいない。
捜査を続けていると、記者が座っていた座席の下から服のようなものが見えることに気付くジソク。不審に思ったジソクがその座面を上げてみると、なんとそこには血を流した遺体が横になっていた。
後日、開かれた記者会見でヒョンジャは、3ヶ月以内に殺人事件とスリの犯人を捕まえられなかったら辞職すると発表。記者会見後、ヒョンジャは不満をジソクにぶつける。記者を集める前日に、車両内の見回りをしていたのは、ジソクだったのだ。
今回の殺人事件だけでなく、過去にも同じような事件が起こっていた。全ての事件で、犯人は見つかっていない。さらには、被害者が電車に乗る時に改札を通る姿は監視カメラで確認されているのも関わらず、降りてくる時の改札には姿がない。このことから、事件の犯人を「地下鉄の幽霊」とメディアでは呼ばれるようになった。
ジソクが終電の見回りをしていると、座席で眠ってしまっている女性が。そこに、女性を介抱するフリをして、慣れた手つきで金品を狙うスリ。現行犯で捕まえようと、動きだした瞬間、眠っていたはずの女性がスリの犯人を床に押さえつけたのだ。その女性は、おとり捜査を行っていた女性警官だった。
そのまま手錠をかけようとした女性に、ここは自分のシマだと伝える。これによって、スリのグルだと誤解され、手錠で座席に繋がれてしまうジソク。2人が言い争っていると、スリの犯人は開いた乗降口から逃げていってしまう。
走って逃げる犯人に追いつけないと悟った女性は、追うのをやめ、駅の構内図を頭に浮かべる。犯人が向かう先に、先回りできるルートを見つける。狙ったように犯人の目の前に姿を現す、女性警官。
ジソクが散々な目に遭ってから別の日、新しい人員の面接を行う時間に。すると、誰かが地下鉄警察隊の扉を叩く音が聞こえた。扉が開かれると、男性を連れた女性警官が現れた。ユ・リョンだと名乗るその女性警官とは、ジソクを座席に繋げた人物だった。
面接のために別室に入るが、一向に面接が始まらない。パソコンでのタイピングを終えた、ジソクが印刷した書類をリョンに取りに行かせる。リョンがその書類に目を通すと、不合格通知と書かれていた。
面接後、ジソクが構内で見回りをしていると、エレベーターでリョンが2人の男性に挟まれて盗撮されていることに気付く。犯人らしき男性を追いかけ、靴に仕込まれていたカメラのファイルを確認するも、盗撮したはずの動画が見当たらない。証拠がないことから、現行犯逮捕できなかった。
リョンに盗撮されていたことを伝え、画像を探して証拠を見つけて、被害届を出して欲しいとジソク。ネットを調べると、リョンが盗撮された証拠を見つける。同じIDで他の女性を盗撮した画像も載せていたことから、ジソクとリョンは犯人を追う。