ロマンスは別冊付録

考察|ロマンスは別冊付録 第3話 伏線解説【「年齢差」という壁——ダンイが隠し続けた本当の悩みの正体】

ロマンスは別冊付録 – あらすじ3話と感想レビュー

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こんにちは!samiです♪
キョル出版の採用試験に合格したダニは、自身の最終学歴を高卒と偽って入社することに。
ウノは当初、そんなダニの行動に腹を立てていましたが、旦那と別れてお金が必要だと知って以降、ダニの考えを尊重するのです。
一方、家政婦のフリをして、ウノの家を行き来していたダニですが、誤ってガラスのコップを落としてしまい、遂に住みついていた事がウノにバレてしまいます・・・
3話のあらすじ、スタートです!!

ロマンスは別冊付録 3話あらすじ

ウノに自分の存在がバレてしまったダニは、食器棚からウイスキーを取り出し、飲み干すと、これまでの境遇を話し出す。
「1年前に離婚したし、家も手放したわ。取り壊し寸前の家にこっそり住んでた。水道も電気もない家で・・・。だから食事と入浴はこの家でしてた。でも取り壊しが始まっちゃったの。ここに移ってからまだ10日ほどよ。困っていると言ったら心配かける・・・」とダニ。

その後、ウノに心配をかけようとウイスキーの瓶を持って、ダニは2階へ向かう。
夜な夜なそのお酒を飲むかと思いきや、部屋の窓から中身を全て捨てるのだ。
「追い出さないはず。隠れて食べなくても済む。部屋が見つかるまで、3ヶ月は置いてくれるわよね。ウノがいてくれて良かった!」と笑顔で眠りにつく。

翌朝、台所でウイスキーの空瓶を見つけたウノは、ダニを心配し、酔覚ましのスープを作ってあげるのだ。
ダニを起こしに部屋をノックするが、応答はない。
ダニはその頃、すでにバイトへ出かけていた。

そんな中、バイトを終えたダニが職場のエレベーターを待っていると、そこにウノがやって来る。
慌てて胃が痛い演技をするダニに、ウノは「元気に歩いてたよね?朝からどこへ?正直に言って!」と告げる。
「空き瓶を見て心配した?」とダニは尋ねるが、「何をしようがもう心配しない。僕が貸してるマンション、借主に出てもらうから、3ヶ月したら移って」と冷静に答えるウノ。

キョル出版のフロアに到着すると、ダニは故障したプリンターの修理、コーヒーの用意や鉢植えの水やり、作家との打ち合わせ用のレストラン探しなど、次から次へと雑用を頼まれる。
どうしてもダニが気になるウノは、プリンター専門の修理業者がいるから壁に貼ってある番号に電話する事や、作家の好きな中華レストランの電話番号を送るなどして、ダニをさりげなく助けるのだ。
そんな時、ヘリンのもとにジユルの母から電話がかかってくる。
「娘が緊張のせいで寝坊しまして・・・大目に見ていただきたくて電話しました」と。
ちょうど、ジユルが出社するタイミングでヘリンは怒り心頭。
「一人娘なので、許して!ヘリンさん!」とジユルに言われるが、「ヘリンさん?私はあなたにとって単なる会社の先輩。馴れ馴れしい呼び方はしないで!」と一喝するのであった。

おつかいに頼まれたドリンクを会議室にセットし、永遠に終わらない雑用こなすダニ。
続々と会社の幹部たちが会議室を訪れ、ダニはその様子を見つめるしかなかった。
「私は時代に取り残された。私が家事と育児に苦労している間、彼らも毎日自分の責務を必死に果たしてきたのだ。それが私が雑用係で、彼らが幹部である理由だ」と心の中で呟く。

その夜、書店に呼び出されたウノは、代表のジョミンからチ・ソジュン(以降、ソジュン)という人気のブックデザイナーをキョル出版に連れてくるよう頼まれる。
「彼はウォルミョン社の専属だが、再契約する前に引き抜いてこい。必ずだぞ!」と念を押されるウノであった。
実はウノがやってくる前、ジョミンが青年にキョル出版の本を買うようしつこく勧めていたのだが、その青年がソジュンだったとは知る由もない・・・

一方のダニは、仕事終わりにアパート探しに奮闘中。
そんな中、散歩に出かけようとしていたソジュンに偶然遭遇し、互いを「傘!」「長ネギ!」と呼び合い、声をかける。
ダニにもらったネギの鉢を見せながら、ダニが見学したアパートは倉庫だった部屋で、3年は人が住んでないからやめるべきだとアドバイスをする。
ソジュンは一緒にいた犬の名前を聞かれるが、「あの日に拾った子だから、まだ名無しだ」と告げる。
ダニはかっこいい名前をつけてあげると約束するのだった。

その後、帰宅したダニは整理された屋根裏部屋を見て、ウノに詰め寄る。
「誰のおかげで遺産を取り戻せた?親を亡くしたあんたのために、父が・・・父がガンになったのはあんたのせいだわ!神経を使いすぎて命まで失った!私の荷物はどこよ!返して!」と。
ウノに案内された部屋のドアを開けると、そこにはダニが快適に住めるようウノが自分の筋トレ部屋を改良して、いろいろな家具を用意していたのだ。
食事中、「あのさ、うちに来たこと、そんなに嫌だと思ってないから」と突然、話し出すウノ。
ダニが「そういう話の時、顔が赤くなるね。自分の言葉に照れる人が、どうやって恋愛を?」と聞くもウノは話を逸らす。
改めてダニは、「なるべく早く部屋を探して出ていくわ。急いでお金を貯める。3ヶ月は厳しいかもしれないから、半年以内かな?」と確認すると、笑顔でうなずくウノ。
2人で楽しくキムチチゲを食べるのだった。

翌朝、新刊のキャッチコピーを考える会議があると知ったダニ。
ちょうどユソン(コ理事)に呼び出された時、キャッチコピーを自分も考えてみたいと提案するが、告げられたのは、「自分の仕事をして」という一言だけ。
どうしても諦められないダニは、ウノからその新刊の原稿を手に入れる。
「いいのを作る!見せてやるわ、優秀なコピーライターだった実力を!」とやる気満々。

その後、自分の業務の傍ら、会社でも通勤中でも、ウノの家に戻っても本を読みながらキャッチコピーを考えるダニ。
ウノは夜食を作りながら、ダニをそっと応援するのだった。

その翌日、ダニはコ理事に考えたキャッチコピーを早速提出しに行くが、「こういうコピー久しぶりに見たわ。見飽きたコピー。才能ゼロね、90年代のセンスだわ。一番大事なのは時代性なの。年がいってるくせに、新卒者みたいな浮かれようね」と冷たくあしらわれる。
それでもめげず、図書館で大量の本を読み漁り、さらにアイディアを増やしていくダニ。
たまたま休憩室で、ダニが飲み物を飲んでいると、ヘリンもやって来る。
キャッチコピーの提案書が目に入ったヘリンは、ダニに頼まれ添削をすることに。
星印がつけてあったキャッチコピーを、再度コ理事に提出し、いよいよ会議が始まる。
そのキャッチコピーはウノも認めていたほど・・・。

そんな中、アイディアを求められたコ理事は、ダニのアイディアを奪い、自分のものとして発表する。
ヘリンとウノはこれに気づくも、黙認するしかない。
会議終了後に、社員同士の会話からその事実を知ったダニは「こういうのよくあるんですか?これ私のコピーですよね。星印をつけてくれたじゃないですか!」とヘリンに尋ねる。
するとヘリンは「星印って何かしら。さっきそのコピーも入ってたの?」と理事側につく。
「ダニさん。ここは会社よ。残りたければ悔しいなんて思わないことね・・・」と告げる。
「悔しいだけじゃなくて、誰かさんにはガッカリしました。抗議して欲しいとは思ってません。気持ち分かるよって言ってくれるだけで良かったのに。忠告や慰めなんかじゃなくて、共感・・・」とダニは伝えて、その場を去る。

その夜、ウノと晩酌をしていたダニは「あれは私のコピーだと、社員が知ってくれれば十分なの。雑用させるにはもったいない。チャンスを与えたいって思わせたいだけ」と正直に打ち明ける。
「それも難しいぞ。時間がかかる。頑張れそう?」とウノが尋ねると、「頑張ってみせる。1から始める気分だわ。まさに新入社員の気分」と気持ちを新たにするダニ。
続けて、「みんなが私を名前で呼ぶの。ずっと名前で呼んでくれる人は誰もいなかった。すごく不思議なの、名前で呼ばれることが」と笑顔を浮かべる。
ウノはふざけて「カン・ダニさん!」と繰り返して、励まし続けるのだった。

その後、酔っ払ったウノはいつの間にかダニが昔、住んでいた家へと向かっていた。
酔うとダニに会いたくなり、向かうのが癖になっていたのだ。
家に到着すると、過去の自分とダニの面影がフラッシュバックとなり、蘇ってきた。
笑い声を聞く時もあれば、ドンミンと喧嘩し泣き崩れるダニが外に出てきて、身を隠したこともある・・・。

帰宅したウノは、外で待っていたダニをそっと抱き寄せ、「もう酔って訪ねて行かなくてもいい。ダニさんがうちにいるから」と心の中で呟くのだった。

ロマンスは別冊付録 3話感想

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遂にダニが秘密裏に住んでいたことがウノにバレてしまいましたが、ダニに片思いしているウノは大歓迎という感じでした♪
勝手に住んでいたことに怒ることは全くせず、むしろダニが辛い人生を送っていたことを自分が知らなかったことに苛立っているようでした。泣
ウノはなんて心優しい青年なんでしょう〜!
職場にいるなんて・・・ずっと頼ってしまいそうですよね。笑

そんな中でも、ダニは自分の業務領域にとどまることなく、キャッチコピーを考えたりと仕事に意欲的に取り組む姿が印象的でした!
今は雑用係ですが、今後もっともっと活躍して欲しいです!
あと・・・ソジュンがダニに密かに想いを寄せているんじゃないかな〜と予想してます。笑
それでは次回あらすじ更新もお楽しみに〜♪

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ロマンスは別冊付録|第3話の考察・伏線解説

第3話は、ウン・ホとカン・ダンイの関係性が「友人」から「互いを意識する者」へと微妙に変化し始める回だ。この話数で重要なのは、ダンイが自分の「年齢と過去」に対して抱えるコンプレックスが初めて明示されること——そしてウン・ホがそれを知りながら何も言わない、という沈黙の演出だ。

「隠す」という行為が語るもの

ダンイが自分の経歴(元編集者・離婚・育児)を職場で隠している理由は、単なる「バレたら不都合」という実利的な動機だけではない。3話の描写を丁寧に読むと、彼女が最も恐れているのは「同情されること」だと分かる。

韓国社会における「再就職した30代女性」への視線は、2019年放送当時において依然として厳しかった。ダンイの隠蔽行為は個人の選択であると同時に、社会構造への静かな抵抗でもある。3話でのウン・ホの「気づいているが何も聞かない」という姿勢は、この抵抗を尊重する行為として機能している。

出版社という舞台の機能

「ロマンスは別冊付録」の舞台が出版社であることは、単なる設定上の選択ではない。3話で登場する「本」を巡るエピソードは、言葉・物語・人生を繋ぐメタファーとして機能する。ダンイが過去に愛した「本」と、現在の自分が置かれた状況のギャップが、彼女のキャラクターの深みを生む。

ウン・ホがダンイに本を渡すシーンがあるとすれば、それは「あなたの価値を知っている」という無言のメッセージだ。言葉以上に「渡すもの」で感情を表現する演出は、出版社という舞台だからこそ成立する。

イ・ジョンソクとイ・ナヨンの演技設計

3話でのイ・ジョンソクの演技の特徴は「視線」だ。ダンイを見るウン・ホの目線の変化——仕事上の同僚として見る目線と、個人として気になる存在として見る目線の微妙な差異——をイ・ジョンソクは繊細に使い分けている。この演技設計が、後の関係性変化の説得力を生む土台となっている。

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