ヴィンチェンツォ - あらすじ11話と感想レビュー
前回、ジュヌの差し金である殺し屋たちと銃撃戦となったヴィンチェンツォ。
見事勝利し、黒幕は誰なのか追求します。
心配したチャヨンが現場に駆けつけると、「真のボスが分かった」と呟き、その視線の先にいたのはジュヌだったのです・・・
ヴィンチェンツォはジュヌが黒幕であると見抜いたのでしょうか?
11話のあらすじをご覧ください!
ヴィンチェンツォ 11話あらすじ
ヴィンチェンツォは銃撃戦の上、殺し屋の1人から黒幕の名前を問いただす。
すると「チャン・ハンソク」と大声で叫ぶ殺し屋。
携帯に着信履歴が残っており、裏で指示していたのだ。
その電話番号に電話をかけるヴィンチェンツォは、ジュヌの方へと近づいていく。
ジュヌがポケットに入れている携帯電話が震えており、「電話では?」と尋ねるヴィンチェンツォ。
しかし、「いいえ、違いますけど!」と否定し、別の携帯電話を取り出す。
チャヨンは「結果を知りたいはずなのに変ね」と電話に出ないことを疑問に思う。
そんな中、車に乗って現れたのは元バベルの殺し屋で、今はヴィンチェンツォの”影武者”となっている2人。
「3人を倉庫に連れて行け」と命令する。
ジュヌには「今日は仕方ないが、次からはついて来るな」と注意し、帰らせる。
作戦が思い通りに行かないジュヌは、途中で車を降り、「バレるかと思った。3人ともやられるとは!」と叫びながら、証拠となる携帯を投げ捨て、踏み潰す。
ヴィンチェンツォとチャヨンは、倉庫に向かい、3人の殺し屋を排ガスで苦しめながら、キル院長やバベルの被害者遺族の殺害を白状させる。
殺し屋たちは「チャン・ハンソク会長の命令に従っただけです。国内のどこかにいるが、面識はない。電話で指示されたが声は変えているようだ」と話す。
ヴィンチェンツォは「人は危機を免れると罪を侮り、悔い改めないもの。特にお前らなんかには自責の念もない」と軽蔑する。
怒るチャヨンと共にその場を去るのだ。
「3人の殺し屋たちは?」と尋ねられたヴィンチェンツォは。「猟犬にはしないで別の慈悲を施すよ」と言いながらも、実際は車ごと湖に沈めて殺すのだった。
その後、チャヨンとヴィンチェンツォはマッコリを飲みながら談笑中。
お酒がまわったチャヨンは、トンネルでいきなり抱きついたことを謝罪する。
「胸が高鳴ったのは、危機的状況だからか、それともあなたにときめいたからか」と告げると、「テストをしたい」と言ってヴィンチェンツォに抱きつくのだ。
しかし「違った。危機的状況のせいね」と言いながらチャヨンは椅子へと戻る。
その様子をヴィンチェンツォは優しく見守るのだった。
翌日、ギョンジャの病室を訪れたヴィンチェンツォは「28年前にも肺がんを患ったと聞きました。その時家族は?」と尋ねる。
「息子がいましたよ。だけど余命宣告を受けたので、養子に出しました。息子が幸せに育つことができる場所へ」と話すギョンジャに「母親がいないのに、幸せになれますか?」と聞き返す。
続けて「息子を捨てた罪悪感で罪を被ってるとか・・・息子は元気だろうから罪悪感など抱かずに、早く治してください」と言葉をかけるヴィンチェンツォ。
事務所に戻ったヴィンチェンツォは、チョ社長から「携帯の位置追跡を調べたところ、通信記録が削除されている」と聞かされる。
偶然なことに、唯一残っていた最後の通信記録から、ハンソクは殺し屋との闘いの時トンネル付近にいたことが判明。
ジュソンは「情報機関なら簡単だろうに」と頭を抱える。
その時、アン・チーム長がまたもや差し入れにやって来て、盗み聞きを始めるのだった。
時を同じくして、ピアノ教師のソ・ミリがヴィンチェンツォらをゲーム大会に誘う。
結局、ゲームに参加することとなったヴィンチェンツォだが、突然押しかけてきた南東部地検・国際犯罪チームの検事より「殺人未遂、教唆、脅迫容疑で逮捕します。イタリアのマフィアだろ!コンシリエーレ!」と言われ、プラザの仲間たちの前で逮捕されてしまうのだ。
全てはジュヌやミョンヒが、ヴィンチェンツォがマフィアであることを利用した謀略。
そんな中、アン・チーム長はウサン、バベル、地検の罠であると考え、対外安全保障情報院へ戻り、局長に直談判することに。
「ヴィンチェンツォ・カサノが逮捕されました。国際犯罪など知らない小物の検事が勝手に動くなんて・・・カサノを連れてきて、情報院の威厳と局長の権威をヤツらに示すべきです」と・・・。
局長から管理許可をもらうと、アン・チーム長が向かった先は南東部地検。
検事から「あなたは強制送還の対象だ」と脅されていたヴィンチェンツォのもとに、アン・チーム長が必要書類を持ってやって来る。
「私がイタリア組織犯罪対策チーム長のアン・ギソクです」と身分を名乗り、ヴィンチェンツォを連れ出すのだ。
その後、アン・チーム長は任務として監視していたことを謝罪し、「カサノ弁護士に協力したい。国家と社会と正義のために。あなたを尊敬しています。過去を悔い改め、悪と闘っているから」と話す。
ヴィンチェンツォはアン・チーム長の協力を迷っていたが、チャヨンは「お願いします」と歓迎する。
アン・チーム長が喜びのあまりヴィンチェンツォを抱き寄せていると、南東部地検が入手した証拠品の写真が目に入る。
「ハンソクがイタリアに人を送り入手したな」と呟くヴィンチェンツォ。
一同はイタリアで情報収集していた男を見つければ、ハンソクに近づけると考えるのだ。
プラザに戻ったヴィンチェンツォは、入居者たちからファンファーレや紙吹雪で大歓迎され、「俺たちには強いリーダーが必要です」「平和より戦闘力が必要です」などとマフィアであることを認められるのだった。
その後、イタリアで情報収集していた男の証拠映像を友人のルカから入手したヴィンチェンツォは、アン・チーム長に身元照会を依頼する。
その時、寺の僧侶から「寄付金スキャンダルに巻き込まれており、最悪の場合、寺を閉鎖しなければならない」と相談を受けるヴィンチェンツォは、チョ社長の仕業であると予想し、彼を呼び出す。
チョ社長は「金を早く掘ろうと・・・」と自分のしたことを認め、謝罪する。
一方のヴィンチェンツォも「自分がグズグズしていたせいだ。今まで通りなんでも相談して決めよう。告発は嘘だったと掲示板に書き込むように」と指示するのだった。
その光景をピアノ教師のミリが盗み聞きしている。
その後、プラザの入居者たちからビルの中に金塊が隠されていると報告を受けるヴィンチェンツォは、「金塊の発見を手伝ってくれたら分け前をあげる」と交渉され、苛立ちを隠せない。
事務所に戻り、アン・チーム長から受け取った報告書を読むと、証拠映像に写っていた男はキム・サンユンであることが明らかに。
ヨーロッパで武器の交渉と情報提供をしており、現在は韓国にいるのだとか。
早速サンユン探しを始める3人。
そんな中、ジュヌから「バベル化学と製薬は被害者に補償しないらしい」と電話をもらったチャヨンはジュヌに会いにいく。
その夜、影武者2人にサンユンを捕らえさせたヴィンチェンツォは、サンユンとの対面を果たす。
「会長の正体は絶対に言いません。言えば1週間以内に殺されるので。自分はロシアのマフィアやテロリストを相手にした。大抵の苦痛には耐えられます」とサンユンは話す。
「苦痛と違い、恐怖には限界がない」と呟いたヴィンチェンツォは弾がいつ放たれるか分からない拳銃を手にし、サンユンの頭に向ける。
恐怖の連続に耐えられなくなったサンユンは、「チャン・ハンソクはウサンの弁護士です。ウサンでの名前はチャン・ジュヌです」と吐くのだった。
その頃、ジュヌとご飯を食べていたチャヨンに「あなたの後輩のチャン・ジュヌがチャン・ハンソクだ」とヴィンチェンツォから電話がかかる。
ジュヌは自宅に帰ると、そこにはヴィンチェンツォの姿があった。
「ひざまずけ」と拳銃を向け脅迫し、「もう、やめろ。チャン・ハンソク」と呟くヴィンチェンツォに対し、「早く殺せ!マフィア野郎」と自分のおでこに拳銃を当てるジュヌ。
「望むなら・・・」とだけ言葉を発し、銃声が鳴り響く!
ヴィンチェンツォ 12話感想
イタリアで情報収集を行っていた男から導き出すとは・・・
最後にはジュヌの額に拳銃を当て、銃声が鳴り響くところで結末を迎えました。
物語の中盤で最大の敵がいなくなるとは思えないでのすが・・・笑
ジュヌがどうなるのかは次回まで持ち越しですね!
またアン・チーム長は情報院のチーム長としての身分を明かし、今後も大活躍してくれそうな予感!
金塊についても、プラザの仲間たちが全員知っていることに驚きを隠せない様子だったヴィンチェンツォ。
バベルとの闘いにも金塊探しにも、バベルの入居者たちが大きく関わってきそうですね!
次回、12話もお楽しみに〜♪