ヴィンチェンツォ - あらすじ7話と感想レビュー
裁判を1週間延期したのは良かったものの、ミョンヒの策略で原告側の証人を全員失う羽目に・・・
チャヨンの勝ち目はない!と誰もが思った瞬間、在定証人として出廷してきたのはヴィンチェンツォだったのです。
ヴィンチェンツォが窮地を救ってくれるのでしょうか?
7話のあらすじです。
ヴィンチェンツォ 7話あらすじ
証人を全員失ったことが判明した後、ヴィンチェンツォは「新たな証人を。俺を証人にして」とチャヨンに提案する。
「私が助言するときは従えと言ったでしょ?だから今回は私の言うことを聞いて」とチャヨンはアイディアがひらめいた様子。
決定的な証拠を持つ加害者になる狙いのヴィンチェンツォ。
バベル化学の関係者が食事をしているところに潜入し、「BLSDの流出は職員のせいか?これは罰だ」と呟き、職員たちに暴行を加えてしまう。
研究開発部長の携帯を入手し、その中には被害者たちを脅迫した明白な証拠があった。
またその食事の場には、ジュソンも駆けつけており、ヴィンチェンツォが逮捕される瞬間、携帯を蹴り飛ばし、ジュソンが証拠となる携帯を手にする。
またウヨンが運ばれた病院のキル院長は、「BLSDと血液がんの関係を知っていたのに、被害者に病因を偽った」とも証言するヴィンチェンツォ。
すると、ミョンヒは「証人は医学の知識もないのに、キル院長の名誉を傷つけている」と反論。
裁判長は「専門家の意見のみ参考にする」と主張すると、チャヨンは「在定証人がもう1人いる」と発言する。
そして入廷してきたのは、成人白血病の最高権威・キム・ヨウォン。
実はヨウォンはキル院長の妻。
敵で核となる証人はキル院長であると踏んでいたヴィンチェンツォらは、キル院長の最も親密な敵を探す。
たどり着いた先が妻のヨウォンであった。
ヴィンチェンツォはヨウォンに会いに行き、キル院長の裏金リストや銀行取引の明細書、不倫現場の写真を見せる。
ヨウォンは「女性関係と離婚したい旨は知っていたが、財産を抜き取っていたなんて・・・」と怒り爆発。
証言をしてもらう代わりに、離婚訴訟を担当しキル院長の全財産を渡すと約束するヴィンチェンツォ。
証言台ではキル院長の悪行を証拠と共に明らかにするヨウォン。
さらに夫の机に隠されていた覚醒剤の存在までバラすのだった。
「キル院長の所持する覚醒剤とウヨンから検出された覚醒剤を調べれば、一致するでしょう」とヴィンチェンツォは傍聴席から叫ぶ。
頭にきたヨウォンは、キル院長の顔面に水をかけ、何度もビンタを繰り返す。
その光景を見ているヴィンチェンツォは、1人拍手をするのだった。
裁判後のチャヨンは、貢献してくれたヴィンチェンツォに欲しいものはないかと尋ねる。
2人はヴィンチェンツォ愛用のスーツを買いに、お店へやって来た。
何着も試着を繰り返していると、ついうたた寝をしてしまうチャヨン。
寝顔を見つめるヴィンチェンツォ。
結果的にチャヨンはサンプルのスーツと万年筆をプレゼントするのだ。
その頃、ジュヌは裁判で負けたことに激怒し、スンヒョクとミョンヒを乗せた車を200キロを超える猛スピードで走らせる。
たどり着いた先は、何もない広大な土地。
車を停止させたかと思いきや、ジュヌはトランクからゴルフクラブを取り出し、フロントガラスを割り続ける。
「自分は2回連続で負けたことはない。何でだ?」と2人に問うと、「油断して敵を甘く見ていた」と答えるミョンヒ。
するとジュヌは「甘く見たんじゃなくて、やり方が古い。想像力がない。ヴィンチェンツォを見習え」と説教。
「まずはチャヨンから金や資格、全てを奪え。ヴィンチェンツォは俺が担当する」と続ける。
そして「3日間で南東部地検を買収しろ」と命令するのだ。
その日の夜、ヴィンチェンツォはバベル建設のナ・チーム長と会っている。
「手を尽くしたけど延期はもう無理」と言うナ・チーム長に「何とかしろ」と軽くあしらうヴィンチェンツォ。
その時、チョ社長から電話がかかってくる。
ビルの衝撃を最小限に抑えて、地下を掘れるかもしれないという建築科の教授を、今夜東京から招いているという内容だった。
自宅に戻ったヴィンチェンツォは、イタリアの有名なサッカーチームの監督が来韓しているとニュースで知る。
国内のユースチームを見て回り、有望な選手を探すのだ。
ミョンヒはというと、南東部地検を取り込もうと地検長と会食するが、「今度こんな連絡をしてきたら、刑務所にぶち込んでやる」と作戦は失敗に終わる。
ヴィンチェンツォは、到着した教授に地下室を確認してもらうことに。
しかしビルの状態が悪く、地下室を掘ることができないと言われてしまう。
ジュヌとハンソは家で一緒に酒を飲んでいる。
ハンソは「他の人は信じずボスだけを信じます」と決意するが、「自分がずっと気に障る弟だったら、父さんのようにしますか?」と尋ねる。
時は遡り、ジュヌやハンソの父親が入院している頃。
お見舞いに来ているジュヌは、キル院長に依頼し、何かしらの液体を注入させる。
その後すぐに息を引き取った父親。
ハンソは父親を死なせたのはジュヌだと気づいていたようだ。
4日前。
ギルバートと名乗るホームレスが、クムガ・プラザにやって来る。
集まって食事をしていた入居者たちの前で、その男性は、このビルに大量の金塊が隠されていると漏らすのだ。
「金塊を運び込んだ人たちが殺されるのを目撃した」と話す。
金を隠した人が秘密を守るため、殺しをしたと言うのだ。
その時拾った携帯に残る大量の金塊の写真を見せるが、あまり信用していない様子の入居者たち。
翌日、入居者との会議に向かったヴィンチェンツォとチャヨン。
「職場と住居を兼ね備えたビルを探す」と伝えるが、入居者は気乗りしていない様子。
そこにアント・カンパニーの社長や手下がやって来て、示談に応じるよう促した途端、入居者たちは一同に「クムガ・プラザを守ろう!闘おう!」自分たちの意志を明らかにする。
ヴィンチェンツォは思いもよらない展開に頭を抱える。
事務所に戻ったヴィンチェンツォは、気まぐれな入居者に苛立ちを隠せない。
その時、警察がチャヨンを逮捕しにやって来た。
私文書偽造や脱税容疑などいろいろな容疑がかけられている。
チャヨンはミョンヒの報復作戦だと予想する。
警察署の牢屋に入れられたチャヨンは「あなたが出してくれるでしょ?マフィア弁護士」と問いかける。
「マフィアじゃないよ」と話すヴィンチェンツォに「いい加減にして。知らないふりをするのも疲れるの」と答えるチャヨン。
保管庫の爆発など普通の弁護士にできないことをしてきたから、すぐにわかったのだとか。
チャヨンはヴィンチェンツォの肩にもたれながら、「解決するまでは会いに来ないでね」と念を押す。
ヴィンチェンツォは、ミョンヒに会いに行く。
「チャヨンのために私と取引しようと思わないで。欲しいものはないから」とミョンヒが話すと、「あるはずですけど?ファン・ジンテ地検長」「私が解決するので、チャヨンを解放してくれ」と取引を持ちかける。
翌日、ユースチームの練習場を訪れるヴィンチェンツォ。
そこには息子を応援するファン地検長の姿があった。
「話があります地検長。チェ弁護士の知人です」と話しかけ、「チェ弁護士の提案をのめば、あなたの望みを叶えます」と伝える。
「息子さんをヨーロッパリーグにお連れしましょう」と宣言し、現れたのは来韓していたイタリアの有名監督。
監督とヴィンチェンツォは友達で、口裏を合わせていたようだ。
監督はファン地検長の息子に握手を求め、ヨーロッパ行きが確実なものに。
地検長はミョンヒに電話をかけ「この前のことをもう1度話し合おう」と伝えるのだった。
ヴィンチェンツォのおかげで、無事に釈放されたチャヨン。
その頃、アント・カンパニーの社長はチンピラたちに「赤いジャケットを着たやつだけを殴れ」と命令する。
その命令はバベル建設のナ・チーム長によるものだった。
というのも全てはヴィンチェンツォの作戦。
アント・カンパニー・社長のソクドが入居者に暴行する映像を公開し、SNSの力を利用して撤去を止めるというもの。
入居者がケガをしないように、雇ったデモ隊を現場に向かわせる作戦。
それら全てをナ・チーム長に事前に伝えていた。
チンピラがやって来たことを知らされた入居者は、急いでビルの外へ向かう。
各々が工夫しながらチンピラに立ち向かうのだ。
すると、ヴィンチェンツォとユチャンが車で戻って来る。
闘いの雰囲気を目撃したヴィンチェンツォは、電話でチョ代表に「順調に進んでいる」と報告。
チョ代表は「あり得ません。デモ隊の1人が濃厚接触者となり、全員で保健所に行きました」と言われる。
その時闘っていたのは、テナントの入居者たちだったのだ。
ヴィンチェンツォ 7話感想
まさか自分の父親を殺していたとは・・・
これまでは能天気な後輩を演じていましたが、今後自分の地位を明らかにして、ヴィンチェンツォと闘う日がやって来るのでしょうか?
チャヨンはというと、ミョンヒの報復で警察に一時捕まってしまいましたが、ヴィンチェンツォがすぐに救出してくれました!
ピンチの時に駆けつけてくれるヒーローみたいな存在ですね。
チャヨンからもらった万年筆を見つめたり、きちんと持ち歩いたりとヴィンチェンツォの中で、チャヨンの存在が大きくなってきているのかもしれません♪
ラストシーンでは、入居者たちがチンピラたちを成敗するという展開!
ヴィンチェンツォにとっても予想外の展開。
金塊を無事にゲットすることはできるのでしょうか?!
8話もお楽しみに!!