不滅の恋人 - あらすじ2話と感想レビュー
すっかり気温も暖かくなり、いよいよ春本番といったところでしょうか。
とはいえ思うように外出できないのが今のご時世ですね。
そんな時は、韓ドラを見ながらおうち時間を過ごしましょう!
今回は第2話ですが、前回の第1話では兄弟の後継者争いと、さらには恋愛バトルをも予感させる展開でしたね。
早速、【不滅の恋人】第2話のあらすじをご紹介します。
- 2話のあらすじ、感想。
- 前後のお話も見たい方へ 各話のリンク
不滅の恋人 2話あらすじ
まだ、イ・ヒャン(先王の長男)が王だった頃の話。
重臣の娘ソン・ジャヒョン(以降、ジャヒョン)は行儀見習いに向かっていた。
結婚を控えた者が通うもので、行儀や作法を学ぶのだ。
ジャヒョンはいつもやる気がなく、注意されるばかり・・・
「はばかりです。すぐ戻ります。」と伝えて逃げ出したジャヒョンは、市場に向かうのであった。
目的は染料。
ジャヒョンは絵を描くことが趣味なのである。
100両以上する宮殿で使われる高級な顔料を求めにお店へ入ったものの、顔料が入った瓶を間違って落としてしまう。
染料の値段を知ったジャヒョンは、慌てふためくのだ。
※はばかり:お手洗いのこと
すると、そこにイ・フィ(先王の三男/以降、フィ)が現れる。
フィは当時から自由奔放な性格で、王室の青年であるにも関わらず、身分を隠して市場に遊びに出かけていたのだ。
フィも宮殿でよく絵を描くため、染料の品質には非常に詳しい。
フィは染料を舐めると、「その青色の染料は偽物だ」と言う。
助けてもらったジャヒョンは、お店の外でフィにお礼を伝える。
「お安い御用だ」とクールに返答したつもりが、ジャヒョンはフィに対して素っ気ない人だと誤解してしまう。
ジャヒョンは「スカートをめくった無礼を誤って欲しい」と伝えると、フィは「お礼を断ったのに、なぜ謝罪までしなければならないのか」と反発。
「あんたは誰なの」とジャヒョンが尋ねると、素性を明かさずに去っていくフィ。
「助けてやったのに、女はみんなああなのか」と呆れるフィなのであった。
先王が亡くなられ、王に即位されたイ・ヒャン。
朝廷では、お世継ぎはどうするのか、王妃を迎えた方がいいのではないかと議論が進められていた。
その頃、街から宮殿へ戻ったフィは母上に見つかってしまう。
「喪が明けたばかりなのに、もう外出しているのか」と母上から怒られるフィ。
「顔料が欲しくて」と伝えると、「勉学を疎かにして、買い物とは何事か」とさらに怒られるのであった。
狩りに出かけたイ・ガン(先王の次男/以降、ガン)とヤンアン大君(ガン、フィの伯父)は世継ぎについて、話をしていた。
ガンは自分のいいなずけ(ユン家の娘)には父がおらず、力がないと危惧する。
するとヤンアン大君は、「世継ぎ不在の今、最も王位に近いのは君だ」と励ます。
「近々、撃毬(ギョック)の大会がある、暴れて力を見せろ」と言うのだ。
※撃毬:韓国伝統の騎馬競技
場面は変わり、フィは母上に、「大君たちはどうするべきか悩んでいる」と伝える。
すると、母上は兄と共に静かに暮らすよう伝えたのだ。
また、兄上(イ・ヒャン)の王妃はどこから選ぶのかと尋ねるフィ。
なんと、側室の中に身ごもった者がいると言うのだ。
現在は、里で休ませており、生まれるまでは内密にするよう進言した。
これを聞いたフィは、「自分の相手は自分で選ぶ」と言う。
「政にはかかわらずひっそりと生きるのが大君の運命。せめて心から慕う相手を選びたい」母上に自らの気持ちを吐き出すのであった。
ジャヒョンはというと、落ち込んだ様子で自宅へ戻ると、自分の部屋で博打をする母親を発見する。
呆れた様子で母親へ文句を言っていると、そこに現れたのは父親のソン・オク。
ソン・オクは妻にも娘にも小言を言う。
「青い染料をスカートにこぼし、こんなので嫁にいけるのか」と怒られるジャヒョンであった。
ある時、青い染料を見つめながら、ジャヒョンを思い出すフィ。
青い染料を使って何を描くのだろう・・・と、
すると、フィは早速、青色の染料を用いて絵を書き始める。
同じ頃、いつものように絵描きを楽しんでいたジャヒョン。
「生き物を描きたい」とソン家に仕えるクッタンに伝える。
するとクッタンは、「いい場所がある」と言うのだ。
その場所とは若様が出場する撃毬の大会。
応援をするフリをして観察をしながら絵を描くことを秘密裏に計画するのであった。
さて、ガンとフィは撃毬の大会当日を迎える。
大会は進んでいき、フィとガンは互角の戦いを繰り広げていた。
弟のフィが優勢な展開を迎えると、それをよく思わないガンは得意の策略で、フィの馬を攻撃し落馬させたのだ。
兄であるはずのガンは、心配するどころか、フィの落馬を喜んでいる様子。
悔しい面持ちのフィは、大会の会場から消え去っていく。
一方のジャヒョンは、生き生きとした馬の様子を描けて満足気。
しかし、大会に出場していた兄に変装して来ていたことがバレてしまい、急いで逃げることに。
逃げ場を失ったジャヒョンは、とある部屋に隠れるが、実はその部屋はフィが使用する控室だったのだ。
会場から控室に戻ったフィは、悔しい様子で怪我の手当てを始める。
すると背後からかすかな物音が。
幕の後ろに隠れていた人影が目に入り、フィは不審に思って幕を切り落とす。
そこにいたのは、まさかの市場で出会ったジャヒョンなのであった。
不滅の恋人 2話感想
第2話は、先王が亡くなられた後で、フィやガン、ジャヒョンがまだ若かりし頃のお話でした。
第1話でフィとジャヒョンは互いに好き合っていることが判明。
しかし今回描かれた2人の初対面は、市場で偶然出会ったことから始まっていました。
さらには、好印象どころかお互い最悪な印象だったんですね。
それでも、立ち去る時に、「自分の顔と名前は覚えておくように」と伝えたり、青色の染料を見つめながら、ジャヒョンのことを思い出したり・・・
実は気づいていないだけで、フィはジャヒョンに好意を寄せていたのでしょう!
今で言う、”ツンデレ”ですかね。笑
終盤には、ジャヒョンがひょんなことから隠れ場所に使ったところが、まさかフィの控室だったとは!
この先、どのようにして恋仲になっていくのでしょうか・・・
早く2人の胸キュンシーンが見てみたいです。
フィはこの時、自分が王様になるなど、全く考えていない様子でしたね。
「自分は自分が選んだ人と結婚したい」
フィのまっすぐで素直な性格が現れていて、すごく可愛らしかったです。
一方で、兄のガンはどうしたら力を持てるようになるのか、王様になるためにはどうすればいいのか、早くも権力闘争に燃えていました。
きっと、幼い時からフィに対するコンプレックスを感じており、絶対にフィだけには負けられないと思いながら、生きてきたのでしょう・・・
幼少期は兄のことを尊敬していたフィですが、大会で馬に怪我をさせられたことを受け、今後は兄に対して真っ向勝負を挑むのではないかと予想しています。
それでは、第3話の情報もお楽しみに!