ヴィンチェンツォ - あらすじ4話と感想レビュー
波乱の展開となった前回は、唯一の希望の光であったバべル製薬の研究員・ミンチョルが何者かによって殺されてしまいます。
ラストでは、ヴィンチェンツォとユチャンが酒を飲んでいた居酒屋に、猛スピードでトラックが突っ込んでくる事態に・・・
2人の命はどうなってしまうのでしょうか?
早速、4話のあらすじを見ていきましょう。
ヴィンチェンツォ 4話あらすじ
ヴィンチェンツォとユチャンは、突っ込んできたトラックの衝撃で吹き飛ばされてしまう。
ヴィンチェンツォから「自分たちと合流しよう」と誘われていたチャヨンは、居酒屋に到着するが、変わり果てた父親の姿を見て、呆然と立ち尽くす。
2人は病院に運ばれるが、ユチャンは命を落としてしまうのだ・・・
泣き崩れるチャヨン。
ヴィンチェンツォは一命を取り留めるも、意識は戻っていない。
テナントの入居者たちも悲しみに暮れる。
その頃、バベル製薬の新薬「RDU-90」が承認され、近々発売されることに。
バベルグループの会長・ハンソのもとにウサン法律事務所の代表・スンヒョクとミョンヒが訪ねてくる。
スンヒョクがハンソと握手をしようと手を差し伸べるが、会長が握手に向かったのはミョンヒだった。
スンヒョクは懐疑的な目で、ミョンヒを見つめる。
チャヨンは事務所で遺品整理を行っている。
ユチャンとの写真を見返しながら、思い出に浸っているのだ。
藁法律事務所は畳むことに・・・
テナント入居者は、ユチャンを救えなかったことを後悔している。
同時に、クムガ・プラザの運命はどうなるのか心配しているのだ。
チャヨンは10日間、意識が戻っていないヴィンチェンツォのお見舞いに来た。
自分の父親が亡くなり、ましてや悪徳弁護士の噂まで立っていることに、心の整理がついていない。
「単なる事故とは思えないから何とかしたいけど、証拠もないし・・・」と涙を流す。
ちょうどその時、ヴィンチェンツォが目を覚ます。
「過去のことも覚えてるし、あんたの顔も分かるから異常はない」と言って颯爽と立ち去る。
ヴィンチェンツォは退院後、ユチャンのお墓参りに。
帰り道、チャヨンは「なぜいつもライターを?」と尋ねると、「この音を聴くと集中できて落ち着く」と答える。
これからの予定を聞かれたチャヨンは「事故と被疑者の関係を調べる」と言う。
しかしヴィンチェンツォは「2週間前までは父親の敵だった。父親への罪滅ぼしか?そんなことをしても無駄だ」と伝え、足早に去っていく。
運転中のチャヨンは、ラジオでバベル製薬の研究員が亡くなったというニュースを耳にする。
ニュースでは自殺と報じられているのだ。
ヴィンチェンツォは久しぶりにクムガ・プラザを訪れる。
入居者たちは、自分たちの生活が不安でついヴィンチェンツォを疑ってしまうのだ。
隣のビルに無料で移れるのは、嘘なのではないかと・・・
それを聞いたヴィンチェンツォは、「タダで自分の力を借りておいて、疑って文句を言うなんて。信用して欲しい」と声を荒げる。
口論になっていると、アント・カンパニーの代表・ソクドが手下を連れてやってくる。
「自分と補償の話をしよう」と言うのだ。
続けて「クムガ・プラザを守るために、ナ・チーム長に何をしたんだ。施工が始まったら、お前をセメントに埋めてやる」と脅すが、ヴィンチェンツォは「お前も道連れにして生き埋めにする」と言い返すのだった。
チャヨンは、スンヒョクに辞表を提出する。
「研究員のミンチョルさんと父親の死は偶然なのか。バベル製薬とウサンが仕組んだことでは?」と詰め寄る。
スンヒョクは「変な憶測はやめろ」と伝えるが、チャヨンの辞める意志は固い。
その時、部屋に入ってきたミョンヒは「辞めさせればいい。飼い主に噛み付く犬は使えない」と軽蔑する。
「分をわきまえな。あんたの首をへし折るのは簡単なのよ」と脅すミョンヒに対し、「ますますやる気が出ました」と伝え、部屋を出ていくチャヨン。
ウサン法律事務所を辞めたことで、家も車も失ったチャヨンは、ユチャンが住んでいた実家に戻ることに。
その頃、ヴィンチェンツォはワインを飲みながら、バベル製薬の新薬のニュースを聞いている。
臨床試験中の訴訟も、ユチャンが悪行を働いたことになっており、苛立ちが募るヴィンチェンツォはワイングラスを壁に投げつけてしまう。
その後、立ち入り禁止の事故現場を訪れ、クムガ・プラザの代表であるチョ社長にある頼み事をする。
バベルグループの会長・ハンソは、自宅に戻るとベッドに不気味ないたずらがされていた。
手がかりを捜索するよう依頼されていたスンヒョクとミョンヒは、チャヨンを犯人に仕立てる・・・
翌朝、チャヨンは一念発起し、藁法律事務所を再開することを決める。
クムガ・プラザの訴訟問題もチャヨンが引き継ぐことになったのだ。
その時警察がやって来て、住居侵入罪と脅迫罪で取り調べを受けることに。
しかしチャヨンのアリバイは、確実。
ウサンから賄賂を受け取っている警察は事態をどう収束させるか悩んでいる。
するとチャヨンの代理人として、ヴィンチェンツォが証拠となる防犯カメラの映像を持って来た。
無事にチャヨンが釈放された後、2人はカフェに入る。
ヴィンチェンツォは「事務所を畳み、ウサンやバベルとは関わらないように」と警告する。
そしてユチャンと亡くなった研究員のミンチョルが繋がっていたことも明かすのだ。
翌朝、「クムガ・プラザを一緒に取り戻そう」とチャヨンが提案し、手を組むことにしたヴィンチェンツォ。
2人はユチャンを殺したトラックの運転手のもとを訪れる。
「本当のことを言わなければ、今夜中に死ぬ。すれ違い様に。誰が指示したんだ」と脅すと、犯人は「ピョ部長だ」と白状する。
「指示に従えば量刑を減らしてやる」と取引を持ちかけられたのだ。
その頃、ミョンヒのスパイは「運転手が寝返りそうだ。ヴィンチェンツォとチャヨンが手を組んでいる」と報告する。
見事に手がかりを掴んだ2人だったが、運転手は留置場の喧嘩で殺されたと報告を受ける。
チャヨンはヴィンチェンツォに、「何をしてもいいけど、殺しだけはしないで」と約束させる。
そして居場所が分かったピョ部長のところへ向かうことに。
部屋でうたた寝をし、話の内容を聞いていた藁法律事務所の事務長・ジュソンもお供する。
ピョ部長とその手下を捕らえるが、なかなか口を割ろうとしない。
痺れを切らしたヴィンチェンツォはまず手下を始末する。
「撃たないと思ったろ。でも銃は撃つものだ」と話し、部長をも殺してしまう。
その頃、コインランドリーにいたミョンヒのところに、血塗れの洋服が届く。
それはたった今、殺された2人が着ていたもの。
逃げようとしたミョンヒだが、コインランドリーには鍵がかけられてしまった。
そして非通知設定で、ヴィンチェンツォが電話をかける。
「あんたがユチャンとミンチョルの殺害を指示したことは知っている。自分たちの悪事を公表し、2人の名誉を挽回させろ」と言って電話を切るのだった。
その夜、新薬「RDU-90」の原料保管庫には、定期消毒の名目でスタッフが訪ねてくる。消毒液を撒いているかと思いきや、実はガソリン。
そのスタッフとはヴィンチェンツォやチャヨンであった。
ヴィンチェンツォがライターを落とすと、保管庫は一気に火の海となる。
原料保管庫の場所をどのようにして知ったのか・・・
ピョ部長とその手下は実際は殺されておらず、その2人から聞き出していたのだ。
そして、ガソリンを撒くのを手伝ってくれたのは、これまでユチャンに助けてもらった人たち。
バベルグループの会長・ハンソは保管庫の現場を見にやって来た。
そこにボスと呼ぶ人がやって来たのだが、その人物とはチャヨンのウサン時代の後輩であるジュヌだった・・・
ヴィンチェンツォ 4話感想
しかし娘のチャヨンが父親の敵討ちで、ヴィンチェンツォと手を組み、今後は復讐に燃えていく予感。
2人の息もぴったり合っていましたね!
これから2人の仲間や助っ人も増えていくのでしょうか?
そして!ついにバベル製薬のボスが明らかとなりました!
ウサン法律事務所で、インターン弁護士として配属されていたジュノだったとは!!
お茶目で適当なジュノは可愛かったですが、裏の顔があったのですね・・・
スパイとしてウサンに潜んでいたのでしょう。
かなり強力な敵ですが、ヴィンチェンツォはどのように立ち向かっていくのでしょうか。
次回もお楽しみに♪