ライフ - あらすじ2話と感想レビュー

ライフ 2話あらすじ

前院長であるボフンの葬式会場に向かうジヌ。すると目の前から副院長のテサンが現れる。ジヌがナクサン医療院の財政や運営状況などはどうなっているのか聞くと、答えるのをはぐらかすテサン。

ジヌがテサンに嘘をついていたままでは、警察に訴えるというとテサンがジヌの胸ぐらを掴む。そのとき、テサンの電話にはオ科長からの着信。その電話にでて「わかった」と答えると、すぐさまその場をあとにしたテサン。その直後、ジヌの携帯にも連絡が。

その頃病院では、講堂に医師たちが集められていた。どうやらナクサン医療院の件についての集まりだという。
講堂にあるほとんどの椅子が埋まると、テサンがマイクの前に立ち話し始めた。

理事長がいないのにも関わらず、総括社長が来た。しかもその社長は貨物会社の社長をしていた。医師でもないのに病院の運営について分かるはずないうえに、コネもない。従って保健福祉省に目をつけられた、という主張がされたことにより医師たちの疑念は深まるばかり。

医師の派遣についてナクサンは、どのように思っているのかを聞かれたテサンは、「とても感謝している...」と言いかける。すると「ナクサンは我々が派遣されること以外は何も知らない」と意見する、ギョンムン。

企業が大学を買収したのには何か理由があるという意見も聞こえだすと、ついに顔をしかめるテサン。

一方、物流会社のファジョン・ロジスで、サングク大学病院の利益資料に目を通すスンヒョ。その資料を見るなり、産婦人科・救急科・小児科の３科が病院の利益を食いつぶしていると呟く。

総括チーム長のカン・ギョンアから送られてきたサングク大学病院に勤務する職員の経歴書を読むスンヒョ。ほとんどの職員がサングク大学卒となっているなか、１人だけキメ大学卒のギョンムンに目を止める。ギョンムンの経歴書に書かれていた“派遣経歴”という文字を見て何かを思いついた様子。

次官と呼ぶ男との食事会では、医師の派遣に関する情報を手に入れる。その後、病院を訪れ、社長室でテサンと不穏な会話をしている。

そして場面は講堂での話し合いに戻る。女性医師が主張をしているとき、スンヒョが講堂に入っていく。すると医師たちは突然現れたスンヒョを見て、困惑の表情。そして淡々と話し始めるスンヒョの発言のなかに出てくる、「赤字」や「マイナス」という言葉に引っかかるジヌ。立ち上がりスンヒョに対して意見をぶつけ、言い終わるとジヌとギョンムンの目が合う。

双方の意見がぶつかるだけで、解決には辿り着かなかった話し合いを終え、医師たちが講堂を出るとギョンムンはジヌを呼び止め、どのような意図で質問をしたのか問いただす。しかし、ジヌは答えず、はぐらかしたままエレベーターに向かった。

患者に治療を施した後、ふと救急医療センターを見渡すジヌ。そこには患者で溢れかえっている現状。すると徐々に目の前から患者や医師は消え、センターの電気も消え、何もなくなってしまったセンターから１人出て行くという想像をしてしまうジヌ。

一方で、講堂で意見してきたジヌが気になり、ジヌの書類に目を通すが特記事項に何も書かれていないことに疑問を抱くスンヒョ。

ジヌは小児科専門医のノウルに小児科の収益について聞きに行く。そこで収益に関する資料は、研修医が作っていることを知る。次に、産婦人科の研修医に、赤字について聞くと、やはり研修医が資料を作っていると言う。

その情報を得たジヌはエレベーターを待っていると、柱の横にソヌが現れる。確証を得るために、次はどこへ行くべきか考えていると、いつの間にか後ろにいたソヌに会計チームをあたってはどうかと提案される。

エレベーターを降りるジヌに会計チームはこの階ではないと伝えつつ、一緒に降りたソヌが急に膝を押さえ痛みを訴えた。そんなソヌに駆け寄るジヌ。

ライフ 2話感想

maruo

ク・スンヒョという新しい人物が登場して、より一層“不穏な空気が濃くなってきたな”と感じました。現時点では、言っていることは正論ではあるけれど、人に対する発言がキツいので、悪い人にしか見えませんが。統括チーム長のカン・ギョンアという人も出てきましたが、個人的には面白いキャラクターだなと思います。１話でぼかされていた部分が段々とはっきりしてきて、２話で明かされていない部分はさらに闇深くなっています。ぼかし部分の回収はもう少し時間がかかるのかなと思っていましたが、想像よりも早い時点で回収が始まったので退屈しません。２話の最後に目を合わせたギョンムとジヌには、何か複雑な背景があるのか。亡くなった院長のこと、本当はこの人がやったんじゃないの？など考察が止まりません。私は特に、ジヌとソヌの関係性が気になってしまいます。兄弟ではあるけれど、どこかよそよそしい感じやジヌの目の前に現れるのに周りには見えていない描写。早く続きを見ないと。