不滅の恋人 - あらすじ9話と感想レビュー
早いもので4月に突入し、新年度がスタートしましたね。
これまで通りお忙しくされている方も、新しい環境での生活を始めた方も、皆さまお疲れ様です!
「不滅の恋人」第8話では、フィが生きているにも関わらず、ヤンアン大君とガンは「フィが亡くなった」と虚偽の報告をしてしまいます。
全ては、ガンが世継ぎのポジションを自分のものにするため・・・
一方、ガンの妻であるナギョムはガンの想い人がジャヒョンであると知り、激怒します!
2人の友人関係にもヒビが入ってしまいました。
第9話では、フィの宮殿への帰還が叶うのでしょうか??
不滅の恋人 9話あらすじ
戦地では部族から逃げる際、フィとキトゥクと共に行動していた信頼する臣下が攻撃され、命を落としてしまう。
フィやキトゥクはあまりの出来事に泣き叫ぶのだった。
場面は変わり3年後。
王様は非常に重篤な状態になっていた。
大妃は臣下に、王の病状を外部には漏らさないよう命令する。
ジャヒョンの母親は、フィを待つのはやめて、別の人へ嫁ぐよう提案する。
ジャヒョンは、「私が嫁ぐ相手はフィだけで、まだ3年しか待っていない」と反発する。
まだフィが生きていると確信しているのだ。
その頃、フィたちは雪山を吹雪の中歩いている。
フィの腕にはジャヒョンからもらった髪飾りがついている。
どうやらルシゲも一緒に同行しているようだ。
宮殿へ向かう前に、一度ジャヒョンの家に立ち寄る一行。
ジャヒョンに会いたい気持ちを抑え、身なりを整えてから会うことに。
宮殿へと到着したが、戦死したという噂が広がっており、中へ入らせてもらえない。
キトゥクは「大君だ」とフィのことを紹介するものの、守衛は信じてくれない。
謀反の疑いがあるとして連行されそうになるが、フィたちは守衛の攻撃をかわしその場から逃げ去る。
ガンは自室で王様が危篤であるという情報を手に入れる。
大妃の付近にスパイがいるようだ。
そのスパイを連れ去ったフィ。
その頃ガンは「手遅れになる前に、王様から遺言を受け取ろう」と言って準備を始める。
部屋の外にはジャヒョンが待っていた。
ジャヒョンはガンに、自分が持ちかけられた縁談を破談にしてほしいと頼む。
ガンは、「自分の側室になるのを断ったから、代わりを探してやった」と話す。
対してジャヒョンは「誰の妻にもなる気はない」と言う。
するとガンは「では自分の側室になれ」と訳のわからないことを言ってのける。
その言葉を聞いたジャヒョンは怒って部屋を飛び出す。
ナギョムは部屋から出てきたジャヒョンの頬を叩いた。
「うちの人にも近づく気?」と。
ジャヒョンは、「そんなに不安?だから私を嫁がせようとするの?私たちの友情はどこへ?」と問う。
ナギョムは「もう友達ではない。あなたが男たちに媚を売り始めたころからよ」と突き放す。
ジャヒョンと別れた後、ナギョムは臣下にジャヒョンを見張るようにソン家(ジャヒョンの実家)に言づてを依頼した。
フィは先ほどさらったスパイから、服を奪い取る。
そのスパイとはやはり宮殿の人間。
なぜガンの家に向かっていたのかとフィは尋ねる。
そのスパイが着ていた服をルシゲに着せ、宮殿へ潜入する計画のようだ。
フィは自分の指を切り、自らの血で文字を書いている。
そして見事、宮殿への潜入に成功したルシゲ。
偶然タイミングよく大妃と対面することができた。
ルシゲは無礼者と思われ、連行されそうになるが・・・
そこで例のフィが血で記した何かしらの文字を見せる。
布にはフィの名前が書いてあったのだ。
大妃はその布を見て、自分の息子が生きていると確信する。
いよいよ大妃たちはフィやキトゥクとの再会を果たす。
フィは「戻りました」と挨拶をする。
感動の涙を流し、フィを抱きしめる大妃。
そして王様が危篤であることを同時に伝える。
ガンにバレないよう、朝廷にも王族にも伏せているというが、フィは「兄上は知っている」と伝える。
「兄上の屋敷に女官が出入りを」と。
フィは王様の元を訪れる。
王様は「安心して眠りにつける」と力なしに話す。
フィは「こうして私が戻ったのだから、兄弟で積もる話をしよう」と元気づける。
すると王様は、フィに家族と民を守るよう伝えて静かに息を引き取った。
ちょうどその時、ガンは宮殿へやって来た。
しかし大妃の命令で中へは通してもらえない。
部屋では「王様」と泣き叫ぶ声が・・・
大妃が外へ出て来て、ガンに王様が亡くなったことを伝える。
ガンは「遺言は誰が受け取ったのか」と苛立っている様子。
するとそこにはフィの姿が!!
「私が受けました。世子が成年になるまで母上が摂政をなさる。大君たちは幼き王に忠誠を。これが王様の最期のお言葉です」と伝える。
「お前が遺言を受けたのか」とガン。
フィはガンを抱きしめる。
「戻りました。兄上。生き延びて帰って来ました」
ジャヒョンは家出を試みるが、兄のドゥクシクに止められる。
ナギョムからしっかり見張るようにと言づてをされているからだ。
どこにも味方はおらず苦しいジャヒョン。
引き出しからハサミを取り出して、自分の髪の毛を切ってしまう。
フィはガンからジャヒョンが近いうちに嫁ぐ身であると知らされる。
その言葉を聞いたフィは部屋を飛び出した。
1人になったガンは、「遺言を受けるのを待ちわびて、この3年大人しくしていたのに」と臣下に愚痴を吐く。
フィはジャヒョンの自宅に到着。
ジャヒョンの父親も母親も、フィが生きていると知り唖然とする。
母親は急いでジャヒョンの元へ。
ジャヒョンは山寺へ入り尼になる決意を固めたというのだ。
父親はフィに嫁ぎ先が決まっており、ジャヒョンに会わせることはできないと伝える。
しかしフィは想いを抑えきれず、ジャヒョンの名前を呼び続ける。
見事、感動の再会を果たしたフィとジャヒョン。
ガンは大妃を訪ね、王様の遺言について話をしている。
王様が亡くなった今、自分を頼るよう伝え、遺言を覆そうとしているのだ。
「どうして母上の子なのにダメなのか、母上は国が欲しくて私を押さえつけている」と文句を垂れる。
フィはジャヒョンに「その髪はどうしたのか」と尋ねる。
対するジャヒョンも「あなたも痩せたし、少し老けた」と微笑む。
「フィは戻らないと聞いても、耳を貸さず待ち続けた。私たちはまた人生を共にできる」と喜びを分かち合う。
そして2度と私のそばから離れないでほしいとお願いする。
対するフィは「生きて戻り再びジャヒョンに会うために生き延びた」と言ってジャヒョンを自宅に送り届ける。
ガンとヤンアン大君は、作戦が思い通りに進まない。
ガンは世子(王様の息子)を人質に取ってから、母上の元へ行き玉璽(ぎょくじ)を授かるというのだ。
他が邪魔するのであれば消すまでだと強行突破を企んでいる。
世子の元には、ガンが遣わせた護衛が訪ねてくる。
命令を受けてやって来たというのだ。
するとそこには、フィやキトゥクがガンの狙いを先読みして阻止しに来た。
フィは「命令を下したのは兄上か?」と護衛の隊長に尋ねる。
隊長は無言を貫いたままであった。
フィはガンの家を訪れる。
3年間女真族の捕虜だったフィは、ガンのしてきたこと全てを把握している。
王位の為に領土を渡したことなども・・・
フィは「このような不正が知れれば、大君の地位や国民の信頼を失うことになる」と告げる。
「臣下として忠義を尽くせば、裏取引のことは黙っておく」と。
焦ったガンは証拠はどこにあるのかと尋ねると、フィは「私の元だ」と伝えるのだった。
不滅の恋人 9話感想
第1話では人間関係やストーリーをあまり理解できなかったので、おさらいも兼ねて「ふむふむ、そういうことだったのか」と楽しんで見ることができました。
ガンは王位の座を手に入れるため、3年もの間あえて大人しく過ごしていたのですね!
一方のフィはというと、女真族の捕虜として貧しい生活を送っていました。
しかしその間にも、フィはガンの仕業を全て把握しており、裏取引の証拠まできちんと確保しています・・・
できる弟ですね〜。笑
ガンはかなり窮地に追い詰められたのではないでしょうか?
フィは捕虜生活の間に、兄への信頼を完全に失っています。
王様が亡くなった今、家族や国民を守るためにガンと戦っていくのでしょう!!
韓ドラによくある、兄弟間バトルの始まりです。
次回第10話のあらすじ・感想もどうぞお楽しみに♪