不滅の恋人 - あらすじ8話と感想レビュー
前回の第7話から、戦地でのストーリーが展開されています!
女真族・ルシゲとの出会いも描かれていました。
第1話では、フィの護衛として大活躍するルシゲの姿がありましたが・・・
今後フィがどのように戦って、無事に帰還することになるのか注目です!
一方のガンは、自分の家族や国政のことは考えず、謀略を練っては周りの人を巻き込んで邪魔をしています。
ジャヒョンへの気持ちはどうなるのかも気になりますね!
早速、第8話のあらすじと感想をご紹介します。
不滅の恋人 8話あらすじ
臣下から、フィ率いる自軍が攻撃していると知らされる。
臣下曰く、ヤンアン大君の罠にはまったのだとか・・・
急いで部屋を飛び出すと、そこには女真族の敵が刀を向けていた。
どうにかして敵から逃げるものの、他に待ち構えていた女真族が追いかけて来る。
逃げ回っていると、家の影に隠れるルシゲがいた。
ルシゲは「来い」と言って、フィたちを空き家に案内する。
その場でルシゲにもらった服を着て、王族とバレないように変装するのだ。
女真族を引きつけるため、二手に別れ、フィ・キトゥク・ルシゲの3人は陣地に向かうことに。
その頃、ジャヒョンは母親とクッタンと一緒にお寺に来ていた。
フィの無事を祈るためだ。
何度も何度も拝み続けている。
ヤンアン大君の遣いは、フィに隠れて女真族の族長と交渉を行っている。
「ウンソン大君は?」と尋ねたところで場面は変わる。
何か嫌な予感・・・
朝廷には、王様のもとへガンが訪ねていた。
王様は愛するフィのことを心配していた。
するとガンは、フィを世継ぎにしたことに納得がいかないと話す。
「自分もあなたの弟なのに・・・」と。
対して王様は「自分のことを慕っているのか、欲しいのは忠誠ではなく情なのだ。家族なのだから」と言う。
ガンは、自分が家族の一員ではないと感じているのだ。
フィたちはいまだ陣地には戻ってこない。
ヤンアン大君は女真族を退けたと朝廷に報告するよう命令する。
フィが生きて戻ったとしても、それはガンの即位後ではないと意味がないと言うのだった。
フィ・キトゥク・ルシゲの3人は道に迷った様子。
そこに二手に別れて進んだはずの臣下が合流した。
フィに女真族は退散したと報告する。
再び歩き出すと、所々に罠が仕掛けられていることにルシゲが気づく。
どうやら女真族の中でも最も荒々しい部族の領域に進入してしまったようだ。
そこに部族の人間らが現れる。
宮殿では、ナギョムのもとをヨギョンが訪ねていた。
ヨギョンに対して、ガンが世話になっていることのお礼を伝えている。
あくまでもガンの妻として、威張った様子・・・
するとヨギョンは銀の入った小箱を受け取らず、「自分はガンだけにお仕えしている」と反発する。
ナギョムはガンがヨギョンに想いを寄せていると思っていたのだ。
しかしヨギョンは「ガンの想い人は別にいる」と告げる。
苛立ったナギョムはヨギョンを突き飛ばす。
腹いせに何度もヨギョンを踏みつけるナギョム。
気を失ったヨギョンは、目が覚めると「ガンの想い人は誰なのか」とナギョムから尋ねられる。
それでも無言を貫くヨギョンであった。
ガンは女真族に勝利したとの報告を受ける。
またフィが敵陣で消え、消息が不明なことも・・・ヤンアン大君からの伝言のようだ。
その頃、フィ一行は人質に囚われ、労役をする羽目になっていた。
フィの臣下は、自分がフィの代わりとなり、族長と取引中。
場面は1ヶ月後。
ヤンアン大君を筆頭として、朝鮮軍は帰還した。
ヤンアン大君は王様に戦についての報告をしていた。
大妃が「なぜフィが一緒ではないのか」と尋ねる。
「実は戦いで命を落としました」と伝える。
フィの遺品として、ジャヒョンが手作りした血のついた服を大妃に渡す。
王様や大妃は涙を流しながら、悔やんでいる中、ガンは全く表情を変えない。
朝廷でもフィの死について議論されている。
大妃の側近は、フィの亡き後、ガンをけん制する方法がないことを嘆く。
宰相を立てて、王様と王子様を守る必要があると。
ガンはジャヒョンを呼び出す。
そこで、フィが亡くなったことを伝えるのだ。
偽りだと言って信じないジャヒョン。
「それで救われるなら、そう信じなさい」とガンは冷たく言う。
ドゥクシクも自宅へと戻っていた。
ジャヒョンはドゥクシクにフィの死について聞くが、どうやら本当のよう。
ジャヒョンはショックの余り腰を抜かす・・・
大妃もフィを亡くしたことに深く心を痛めている。
自分が戦地に送り出したことを、後悔しているのだ。
ヨギョンはナギョムから袋叩きにされたことに腹を立てている。
仕返しを計画しているヨギョン。
ナギョムが自分のしたことを忘れ去った頃に実行するのだとか。
ヤンアン大君とガンは酒を酌み交わしている。
ヤンアン大君は戦いの実情を説明する。
実際戦いはしておらず、苦労は全くなかったと伝えるのだ。
大君はフィについて何も尋ねないガンを不思議に思う。
「フィを口実にお前が邪魔されることはない、喜べ」と伝えると、ガンは「弟が死んだのだ。それを喜べと?」と少し怒っている様子。
大君は、「真の戦いはこれからだ」と励まし、フィの遺品(ジャヒョン手作りの服)をガンに預ける。
ジャヒョンはガンと偶然遭遇する。
ジャヒョンはガンの前にひざまずくと、フィを捜して欲しいと懇願する。
ガンは「納得できぬなら見よ」と言ってフィの遺品を差し出す。
そこには自分が作ってフィに贈った服があった。
それでもフィの死を信じようとしないジャヒョン。
ガンは何も言わずにジャヒョンを抱きしめた。
するとガンのお出迎えに行ったナギョムが、2人の姿を目撃してしまう。
ナギョムはその場に割って入り、「人の夫にまですがるのは道義に反する」と文句を言う。
そして、ガンの想い人はジャヒョンであることに気づくのだ。
ナギョムとガンは部屋に戻り、ナギョムは他の女は耐えられないと話す。
またフィが亡くなった今、ジャヒョンの新しい嫁ぎ先を決めるよう提案する。
対するガンは、「嫉妬などするな、手中のものを失うぞ」と警告するのだった。
自室に戻ったジャヒョンは、改めてフィの遺品を見つめる。
涙が止まらないジャヒョン。
その頃フィはというと、ジャヒョンから預かっていた髪飾りを握り締めながら涙を流していたのだった。
部族から不当な扱いを受け続けるフィとキトゥク。
その夜、もう1人の臣下からガンが女真族と取引をしたと知らされる。
自分が即位したら、女真族に領土を与えると約束をしているのだとか。
フィを捜索しないのも、ガンの謀略なのだ。
そんなガンは大妃のもとへ。
自分を世継ぎにしてはどうかと提案する。
大妃は「王子の成長を待つべき。当面は重臣たちに政務を任せる」と話す。
フィに負い目を感じている大妃に対して、「フィを死に追いやったのは母上だ」と責め立てる。
「弟すら消したのだから、怖いものはない」と大妃の考えに対抗するようだ。
ナギョムはジャヒョンの自宅を訪ねる。
「主人をたぶらかさないで、あなたは何をしても許されてきた」とジャヒョンに冷たく当たる。
「私たちは友達じゃなかったの?」とジャヒョンが聞くと「あなたと主人が抱き合っているのを見た」と反論。
するとジャヒョンは、「ガンから私に・・・」とつい口が滑ってしまう。
ナギョムはいつからそういう仲になったのか問い続ける。
「本当の友達だったら教えるでしょ」と。
「正直に話せば嫌われると思って、話せなかった」とジャヒョン。
ナギョムは「あなたが嫌いだった、本当の友達だと思ったことはない」と告げる。
「これからは位の高い女人として接して欲しい、今後主人に手を出したら潰す」と言い放って去っていった。
クッタンは、万が一フィが戻って来なかったらどうするのかと聞く。
ジャヒョンは「思い出だけで生きていける。一緒にいた時間は少なかったけれど多くを分かち合ってきた。思いが尽きない限り、私たちは一緒」と話す。
だけど「会いたい、耐えられない、いつまで待てばいいの」と自分の胸の内を吐き出すのだった。
その頃、フィやキトゥクと共にずっと戦ってきた臣下が弓矢に打たれ犠牲となる。
フィは名前を呼び続けて、泣き叫ぶのであった。
不滅の恋人 8話感想
思い返してみると、女真族との戦いになったのは、2人の策略のせいですよね。
フィを戦地に向かわせたのも、戦地でキトゥクらと共に孤立してしまったのもガンたちの狙い通りです!
許せませんね!
宮殿では、真偽が不明にも関わらず、フィの死を報告したヤンアン大君。
ジャヒョンの気持ちを考えると、辛くて仕方がありません。
ガンはというと、フィの生死が分からないことをいいことに、自分を世継ぎにして欲しいと頼んだり、ジャヒョンを悲しませようとします。
身勝手ですね〜
また、ガンとジャヒョンのやり取りを目撃したナギョムは怒り爆発。
ついに恐れていたジャヒョンとナギョムの交友関係にヒビが入ってしまうのです・・・
加えて、ヨギョンを袋叩きにしたナギョム。
自分の他にガンには想いを寄せている人がいると確信しているのでしょう。
ナギョムも昔はもう少し穏やかだったような気がします。
暴力は絶対にあってはならないことですが、そうせざるを得ないほど、ガンはナギョムに対して冷たく接しているということです。
皆さんが平和に楽しく暮らせる日が早く訪れますように!!
次回、第9話のあらすじもお楽しみに♪
フィにも動きがありそうですよ!