椿の花咲く頃 – あらすじ19話と感想レビュー
遂にフンシクの父親が殺人容疑で逮捕されました!
一件落着かと思いきや、ピルグのソウル行きの本当の理由を知ったドンベクは、急いで連れ戻しに行きます。
これまでの自分はピルグを後回しにしていたことを反省したドンベクは、今後は母親に徹しようと心に決め、ヨンシクに別れを告げにいくのです。
それでは19話のあらすじ、ご覧ください!
椿の花咲く頃 19話あらすじ
「ゴールデングラブ賞もMVPも、俺は最年少で受賞したんだ。結婚だって一緒に暮せばうまくいくんだと思ってた。だけど今日鼻を殴られたら、目が覚めたよ。俺は一度も全てを懸けて守ったことがない。パパは今罰を受けてる」と眠るレベッカに語りかけるジョンニョル。
ピルグは久しぶりに自宅に戻り、安心したのか早々と眠ってしまった。
ジョンスクは「犯人も逮捕されたんだし、デートでもして来なさい」とドンベクに伝えるが、「私、別れたの」と聞かされ、言葉を失ってしまう。
ヨンシクとドンベクの別れ際・・・
「ドンベクさん!たとえ別れても頼っていいですからね!幸せになってなんて言わなくても、幸せになれるはず。ドンベクさんは素敵で美しい人ですから」とヨンシク。
ドンベクは「ヨンシクさんのそういう励ましが、私には魔法の言葉だった。励ましてもらえたから!本当にありがとう」と感謝を伝える。
「ところで僕たち、本当に別れるんですよね?」とヨンシクは呟く。
「ピルグのためなの?」とジョンスクに聞かれたドンベクは「生きるのが辛くて、練炭自殺の方法を調べたことが・・・調べてたらピルグが初めて”ママ”って呼んでくれた。地獄が一気に天国に変わった。ピルグは神なの、全てを懸けても構わない」と話す。
ドンベクもヨンシクも感傷に浸らないよう、忙しさで紛らわせている。
翌日、ドンベクとジョンスクはヒャンミの納骨堂に行くが、未だにヒャンミの死を受け入れられないでいる。
「母さんは安らかに眠ろうなんて思わないで」とジョンスクに伝えるドンベク。
しかしジョンスクは、「腎臓は絶対にもらわないからね!」と譲らないのだ。
その夜、カメリアへやって来たチャヨン。
「ドンベクさんの笑顔って、周りの人に劣等感を抱かせる。ドンベクはずっと不幸だと言う人もいる。不幸そうな人を見て自分を慰めてるのよ。でもドンベクはよく笑うし、おまけに美人。だからむかつくし、劣等感に悩まされる。これからもたくさん笑ってね」とチャヨンは言う。
2人はお酒を飲みながら談笑するのだ。
その後、酔っ払ったチャヨンを介抱してもらおうと、ギュテを呼びつけるドンベク。
「今度、チャヨンさんと店に来てくれたら、8000ウォンのピーナツをサービスします」と伝えると、ギュテは泣きながら喜ぶのだった。
そんな中、ジョンニョルはジェシカに離婚歴があることをネット記事で知る。
肝心のジョンニョルは、「レベッカの母親の名誉は守ってやりたい。俺が何とかする。だからネットは見るな」と寄り添うのだ。
ジェシカの知らないところで、記事の削除をすでに知り合いの先輩に申し入れていた。
一方、オンサン派出所では、フンシクの父親に関するニュースを見ているが、被疑者の弁護士は精神科の受信履歴を提出したとのこと。
フンシクが引越しすると聞いたヨンシクは、フンシクの家を訪ねる。
「仕事が来るはずないですから。僕も共犯です。脚が治ったことも、エサに毒を入れたことも知ってましたから」とフンシクは話す。
「オンサン以外で暮らせるのか?」と心配するヨンシクであった。
その頃、ドンベクはジョンスクの病院について行こうとするが、断られてしまう。
すると「死ぬ権利なんてない!母親歴が短すぎるもの!昔7年、最近3ヶ月。そんな短期間の母親のくせに、保険金をやるから忘れろと?今まで毎日私をずっと傷つけてきたの。生きて借りを返して!母親をやって!」と怒るのだ。
病院に到着すると、ドンベクは看護師から「日にちを守ってください。透析は1日でも遅れると命に関わるんです」と忠告される。
ジョンスクから透析の辛さを聞かされたドンベクは、「担当の先生に会って、手術の日を決めてくる」と病室を出て行く。
フンシクと会った後、ヨンシクはフンシクの父親に会いに行く。
「引っ越すそうです。親のせいで仕事も失った。会話したくないけど、フンシクの代わりに届け物を渡しに来たんです。殺人犯でも父親だと言ってました。親に共犯にされたのに、メガネの心配まで・・・息子のためにも、黙秘などせず罰を受けてください」とヨンシクは伝える。
すると「奴らが悪い!ふざけるからだ!」と大声を張り上げる父親。
父親は自分のことをバカにしたり、ナメた態度を取った相手を殺していた。
「ヒャンミさんは何故ですか?」と尋ねられると「あの女だと思って殺したんだ。ドンベク」と呟く。
ヒャンミがドンベクのブレスレットを身につけていたからだと言う。
「女を湖に放り投げた時に、爪が当たったんだ。爪を剥がせば良かった」と舌打ちする父親。
「ドンベクさんのことは?」と聞かれた父親は「俺に構うからだ。気に障るんだよ」と自白。
父親の名前はパク・ソギュン。
「6件の犯行について全て自白しましたね。実はメガネは口実で会いに来たんです。とことん吐かせて罰を受けさせたいんです」と伝えるヨンシクに、「そんなことできるのか?」とソギュンは言う。
時は遡り、ジョンスクが担当医と話をしている最中。
腎臓移植について、「娘さんの場合は必ず検査を受けてもらいます、遺伝する病気なので。腎臓に嚢胞が増えていく遺伝病で、娘さんに遺伝する確率が非常に高く、確率は5割程度です」と説明を受ける。
そして、ドンベクが担当医に会いに行ったその日。
ジョンスクと同様の説明を受けたドンベクは、「50%なんて負けないです。そこまで不運ではないので!」と覚悟を決める。
透析を受けているであろうジョンスクの病室に戻ると、そこにジョンスクの姿はない。
透析を受けずに逃げ出していたのだ。
ドンベクは「ヨンシクさん!悪いんだけど母を捜して!」と電話で依頼する。
ジョンスクはというと、安いホテルの部屋を借りて最期の準備をしていたのだ。
そしてヨンシクには遺言を残していた。
保険金の受取方法や毎年健康診断を受けること。ドンベクが病気になっても何を言ってきても別れないで。諦めないであげて。
「私の人生ってヤツは・・・こんなに未練が残るなら、会いに来るんじゃなかった。もっと生きていたい・・・」とジョンスクは泣きながら呟く。
自宅でジョンスクの帰りを待っていたドンベクのもとに、ヨンシクと所長がやってくる。
「市内のモーテルにいたんですが・・・すみません、早く見つけられなくて」と話すのだ。
ドンベクがジョンスクのカバンを受け取ると、そこには生命保険証書と手紙が。
手紙の内容は、夫の暴力に耐えきれずにドンベクと家を出たこと、子供を抱えながら仕事をするのは難しかったこと。転々と居場所を変えるも、仕方なくドンベクを捨てるしかなかったことが書かれていた。
その後、どうしても会いたくなり施設にいくと、ドンベクがロサンゼルスに行ったと聞かされる。
ある夫婦の養女になったというのだ。
ドンベクに会えるよう夫人に頼んだジョンスクは、成長した女性に会うのだが、その女性はドンベクではなかった。
養女の縁をドンベクは切られてしまったのだ。
「影のある子だったのでいろいろ調べてみたら、母親が水商売を・・・娘は母親に似るって言うし、嫌だったんです」と夫人から言われてしまう。
やっとの思いで見つけた我が娘は、スナックのママになっていた。
未婚の母で。
自分とドンベクが似ていると実感したのだ。
今になって全てを打ち明ける理由は、許して欲しいからではなく、教えたいからだとジョンスク。
ヨンシクに送り届けられ、病院についたドンベクは、「母さん」と何度も叫びながら涙を流すのだった。
椿の花咲く頃 19話感想
ジョンニョルとジェシカはこれまで仮面夫婦と言われていましたが、今回、ジョンニョルはジェシカを守る姿勢を見せましたね。
ドンベクから何か学ぶことがあったのでしょう!!
ヨンシクと別れ、母親業に奮闘することを決意したドンベクはジョンスクへの腎臓提供を決めました。
しかし、ジョンスクにはジョンスクの考えがあり、これ以上ドンベクに迷惑はかけられないと、独りで最期を迎えようとしていました。
ヨンシクや所長からはジョンスクの生死について知らされていなかったですが、ジョンスクは一命を取り留めたのでしょうか??
次回、最終回です!皆さんで結末を見届けましょう!
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椿の花咲く頃画像は公式サイトより引用しております
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椿の花咲く頃|第19話の考察・伏線解説
第19話は、サスペンスが最高潮に達しながらも、物語の核心が「家族とは何か」という問いに戻ってくる回だ。ピルグ(息子)とヨンシクの関係が最も深く掘り下げられ、血縁を超えた「選ばれた家族」の意味が問われる。
ピルグが「カブトムシ(갑을)」と呼んでいた意味の回収
ドンベクの息子ピルグが、なぜ「カブトムシ」を大切にするのかという伏線が19話で意味を持つ。強そうな外見の下に繊細さを持つカブトムシは、ヨンシクのメタファーだという解釈が可能だ。子供が直感的に感じ取る「この人は信頼できる」という判断の正確さが、19話で証明される。
ピルグのキャラクターは、このドラマ最大の「感情の解放装置」だ。大人たちが抑圧している感情を、子供の無邪気な言葉と行動が代わりに表現する。19話でのピルグとヨンシクのシーンは、視聴者が最も泣かされる場面として名高い。
「父親」というテーマの最終局面
ドンベクは一人でピルグを育ててきた。「父親のいない子供」という状況は、韓国社会において依然として偏見の対象になりうる。19話でヨンシクが「父親」的な役割を自然な形で担い始めるシーンは、「家族は作るもの」という現代的な家族観の体現だ。
クライマックスへの助走
19話はサスペンスラインにおける最終決戦前夜でもある。犯人の正体・ドンベクの危機・ヨンシクの決断——全てが最終回に向けて収束する。感情とサスペンスの両方が最高値に達した状態で最終回を迎えることで、「椿の花咲く頃」が視聴率40%超えを記録した理由が体感できる。
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