韓国ドラマ 王になった男 あらすじ11話+12話 感想とネタバレ
今回は王になった男のあらすじや感想をネタバレ込みでお届けします(^^♪
具体的な内容はこちら、はいドーン!
- 11話のあらすじ、感想。
- 12話のあらすじ、感想。
- 前後のお話も見たい方へ 各話のリンク
それではさっそく11話のあらすじからお楽しみください!
王になった男 あらすじ11話
都承旨が推薦した戸曹判書の話をよく聞いてみると、納税制度の欠点があるために官吏の横領が横行しているということだった。
同じ米で貢納させるにしても各地方の状況で不公平が生じてしまう。
平等にかつ不正ができないように貢納を管理するのは、算術に長けた者が必要。
戸曹にそのような逸材はいなかったが、都承旨と同胞の戸曹判書は、チュ家のホゴルなら難解な算術もすぱっと計算できる優れた人物だと名前を挙げる。
チュ・ホゴルとは朝鮮一の数学者。
しかし、ハクサン(都承旨)と世直しを夢見て戦ったが、キル・サムボン師匠や仲間は殺され、この国に希望などあるはずがないと盗人のような生活を送っていた。
博打で荒稼ぎしている奇妙な男の話はすぐに耳に入り、都承旨はチュ・ホゴルを見つけるが、「師匠が夢見た世界を叶えたくはないか?」 など、裏切り者に言われたところで信じられるはずがなく、命が惜しいと言って逃げていく。
ウンシムが仲間に便りを送り続けていたときには、何の反応もなかったが、都に集まってほしいと号令を出すと、皆、応えてくれた。
しかし、裏切り者のハクサン(都承旨)を見ると、皆、ウンシムに騙されたと思い罵声を浴びせ帰ろうとする。
ハクサンは膝をついて、あの時のことを謝罪するが、師匠や仲間を見殺しにしたハクサンのことをそう簡単に仲間は許せず、皆を生き返らせてくれるならおまえの謝罪を受けてやる、と冷たい目を向ける。
志半ばで、もし王様が回復したら、どうするんだろ。
王に届く書状は膨大な量で、漢字が読める王様であっても大変な仕事。
それを漢字の読めないハソンに説明するためにチョ内官が訳していくのは、さらに大変な仕事になっていた。
二人とも煮詰まり、チョ内官に苦労をかけてしまったと反省したハソンは、しばしの休憩を取らせる。
書庫からチョ内官が出てきたので、王妃は、そっと薬だけ置いて帰ろうと来訪を告げずに中に入る。
人の気配をチョ内官だと思ったハソンは、書物の分からないところを見てもらおうと振り返り、王妃にぶつかりそうになる。
ハソンは反射的に王妃を抱き留め、彼女の澄みきった目が至近距離にあると、失礼なことをしてしまったと手を離し王妃に謝る。
でも、それは許されないこと!
最初は大殿に行き、王様が書庫におられるというので、ここまで来た王妃は、すっかり薬が冷めてしまったと申し訳なく、王は、冷めても効能に変わりはないと、持ってきてくれた薬を一気に飲み干す。
王妃が書物に関心を示すと、ハソンは、好きなときに出入りしていいと許可を与え、王妃がいったいどのような書物に興味があるのかと気になる。
書物の話をしていると王妃は大胆になり、以前は逃げ出したかったこの王宮から、今は外に出ることなど考えられないと王様に近づいていくが、休みに出ていたチョ内官が、意外に早く戻り雰囲気は壊れる。
王妃に迫られたら、ハソンは断れないわ。
算術の得意なチュ・ホゴルが訪ねてくるのを待っていては都承旨の人生も終わってしまうので、彼に濡れ衣を着せ、引っ捕らえて王宮に連れてきた。
王様の前に連れてこられてもホゴルはふてぶてしく、「算術が得意など買いかぶりです。 国のために働こうなどとそんな考えはもうとっくの昔に捨てました」と、無礼な物言いをする。
そんな男に対してもハソンは誠実に向かい、私と勝負をしてみないかとホゴルの得意な賭け事で勝負を挑む。
負け知らずだと自信満々だったホゴルが、どういうわけか王様には一度も勝てず、王命には逆らえないと観念するが、それでもハソンは、強要したくないと考える時間を与え、心が決まったら自らの意思で来い、とホゴルをいったん帰らせる。
「今回は、いったいどんな手を使ったのだ?」と都承旨が聞いてみると、龍袍の中から何本もの木札が出てきた。
しかし、これをどうやって、思い通りのタイミングで出すかは分からず、「生まれつきですよ」とハソンはカラクリを教えようとしなかった。
まさか王様がイカサマをするなどホゴルは考えもせず、プライドをへし折られ、ふらふらになって帰っていく。
ホゴルの濃い顔は一度見たら忘れられず、彼のことを覚えている官吏がいた。
チュ・ホゴルは前の戸曹判書チュ・セウンの庶子。
天才的な算術能力を持っていると戸曹判書が自慢しており、ホゴルが大同会に加わっていた絡みでチュ家は没落したが、引継書の調査と同時期にホゴルが宮殿に呼ばれたのは偶然ではないはずだと左議政は警戒する。
11話の感想
ホゴル役イ・ギュハンさんは、彼氏にしたくないタイプだけど、見ていると面白いのよね。
堅物、都承旨との掛け合いが楽しみ。
王になった男 あらすじ12話
引継書を調べている間に横領が見つかっては大変。
左議政の息の掛かった吏曹判書は、引継書を早く渡さないから地方官の任命が遅れているんだと戸曹から取り上げ、業務に支障をきたしていると苦情を述べる。
戸曹側は、越権行為だと文句を言うが、まだ具体的に不正を見つけたわけではなく、左議政は、この件は司憲府に監察してもらえばいいと司法に委ねる。
引継書に問題がなかったと結論が出てしまうと戸曹判書は罪を問われる立場となってしまう。
戸曹判書が失脚してしまえば、この度の貢納改革ができなくなってしまうので、都承旨はなんとしても引継書から不正を見つけなければならないとホゴルに会いにいく。
都承旨は約束の時間にかなり遅れていきホゴルは、「人を呼び出しておきながら、いったい何時だと思っているんだ」と東屋から出てきたところを刺客にやられる。
庭園や書庫など、どこに行けば王様に会えるかと、王妃は1日に何度も行ったり来たり。
月や星を見上げるように大殿を眺め、思いを募らせていた。
ある夜、書庫に行くと、王様が書物を抱えたまま居眠りをしていた。
精悍な眉をなでても王はビクともせず、深く眠っていた。
王妃は王様の大きな手を握り、すると、さすがのハソンも、何事かと目が覚めたが、王妃がそばにいるので、びっくりし眠ったふりをする。
王妃は、遅まきながら王様への気持ちに気付き、お慕いしていますと告白すると、眠っている王に近づき唇を重ねるが、え、ど、どうすればいいんだ、とパニクったハソンは、パチッと目を開け、王妃がびっくりして慌てふためく。
ハソンは王妃を直視すると、しゃっくりが起こり、止まらなくなる。
理性ふっとび、がしっと王妃様にキスするかと思ったけど、ハソン君、笑わせてくれるわ。
しゃっくりが止まらない、大変だとチョ内官に助けを求め大殿に戻るが、2時間たっても変わらず、王妃は、私のせいではないでしょうかと神妙になる。
ハソンは、王妃をなだめ彼女に帰ってもらうと、しゃっくりはぴたっと止まり、チョ内官は喜んでくれるが、これは王妃様を傷つけないようにというハソンの演技だった。
チュ・ホゴルに刺客を放ったのは左議政の息子シン・イギョムだったが、彼はホゴルの号牌(身分証)を見てヤツは死んだと思い報酬を払った。
左議政は、屍を確認せずに報酬を払うなど、やり方が甘すぎると、息子の勝手な行動に怒る。
シン・イギョムは、翌朝回収された遺体置き場に出向き、父の命じたとおりチュ・ホゴルが死んだことを確認する。
この悪臭充満する遺体置き場でイギョムが来るまでホゴルは横になっていたってこと?
お気の毒。
“王様をお慕いしています”王妃様の告白を聞いてからというもの、ハソンは、自分はなんて不届き者なのかと悩みに悩み、長い1日が暮れていく。
チュ・ホゴルと決着をつけてくる、と言って出かけた都承旨とは、その後連絡がつかず、状況がまったく分からない。
王様の顔色がすぐれないので、王妃は体が温まるショウガ茶を届けてくれるが、ちょうどハソンは留守で代わりにキム尚宮が受取る。
この人嫌い。
王様はショウガ茶が好きかもしれないがハソンは、子どもの頃の苦い経験があり苦手だった。
「身体に合わぬものは口に入れないほうがいいですよ」というチョ内官の助言を聞きハソンは口にしなかったが、このままでは王妃様の思いを傷つけることになると、チョ内官に飲んでもらう。
王妃はショウガ茶を作るために長い間外にいたため体が冷えてしまい、エヨンは百花茶を入れ王妃様にお出しする。
今のところ症状は出ていないけど、いったいどういうものが入っているのかしら。
都承旨は数日間、宮殿に戻らず監察の結果引継書に問題はなかったと結論が出る。
左議政派のものは、戸曹判書の責任を追及し上奏する。
横領や不正を調べるのが戸曹の役目。
職務を全うしただけだと戸曹判書が反論すると、朝廷を揺るがした責任を問うべきだという左議政派。
ハソンはどう判断していいか分からず、そこへ、ようやく都承旨が帰ってくる。
彼は登庁が遅れたのは引継書の横領証拠を見つけるためだったと説明し、チュ・ホゴルを中に入れる。
ホゴルは引継書と出納簿を照らし合わせたところ地方官が相場より高い値で米を買わせ不正な利益を得ていたと証拠を王に提出する。
立場が危うくなった吏曹判書は、戸曹のせいで地方官の任命が遅れた責任を先に戸曹判書に問うべきだと悪あがきするが、左議政は使えなくなった吏曹判書を見限り、吏曹判書および不正を働いた地方官の罪を問うべきだとトカゲのシッポ切りをする。
チュ・ホゴルは、さらに命を狙われたことを王様に訴え、犯人は左議政の息子シン・イギョムだと名前を挙げると、証人の刺客は牢に捕らえられていると説明する。
殺人が成功しなくても、殺人を計画しただけで重罪になるのだが、左議政の息子を斬首しようとしても一等功臣の息子を殺すのは駄目だという声が上がり、赦免になるのが関の山。
そこでハソンは都承旨に教えられたとおり、殺人を企てることは重罪だとしつつもホゴルは生きており、一等功臣、左議政の息子だから罪を問わないと恩情を示す。
しかし、父親として息子をしつける機会を与えるとして、息子を100回鞭打ちせよと左議政に命じる。
左議政としての体面を保つためにも彼は、いっそのこと大明律に則った罰を与えてくださいと土下座するが、王命に背くわけにいかず、大勢の臣下が見ている前で、息子のスネをむち打つという、情けない行いをさせられる。
12話の感想
左議政親子には、いずれ天の鉄槌が下るよ。
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