マイ・ヒーリング・ラブ|作品基本情報
| 原題 | 나의 치유일기(私の愛の治癒記) |
|---|---|
| 日本語タイトル | マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~ |
| 放送局 | MBC(韓国) |
| 放送期間 | 2018年10月14日〜2019年3月3日 |
| 全話数 | 全80話(韓国版) |
| 主演 | ヨン・ジョンフン、ソ・ユジン |
| 受賞歴 | 2018 MBC演技大賞 最優秀演技賞(ヨン・ジョンフン、ソ・ユジン) |
| ジャンル | 家族ドラマ、ロマンス、出生の秘密 |
45話・46話は、全80話のドラマにおいて折り返し地点を過ぎた直後、後半戦の最大の山場にあたるエピソードです。ここまでの物語で明らかになったチユの出生の秘密やソンジュの罪が一気に表面化し、物語は大きな転換点を迎えます。
この2話で起きる出来事は、まさに「嵐の前の嵐」。ソンジュの自首とチユの崖落ち事故、ワンスンとの決別、チェ社長の倒れ、そしてジンユの告白がチユの耳に届く瞬間――ドラマ後半の全ての展開の起点となる、見逃せない重要なエピソードです。
全話あらすじ一覧はこちらでも、各話の流れを確認いただけます。
具体的には、以下の大きな動きが描かれています。
- ソンジュが崖の上で追い詰められ、チユが転落事故に巻き込まれる
- 意識のないチユにジンユが本心を語りかける告白シーン
- ソンジュが33年前のチユ失踪事件とDNAすり替えを自首
- サムスクがワンスンの浮気と避妊手術の真実を知り激怒
- チユがワンスンに離婚を決意させる静かな怒りの対峙
- チェ社長が心臓狭窄症で倒れ、ジンユが命を救う
- ジンユがハンスグループの社長代理として復帰を宣言
44話までに張られた伏線が次々と回収される怒涛の展開は、一度見始めたら最後まで止められない強烈な引力があります。それぞれのあらすじを詳しくお届けします。
マイ・ヒーリング・ラブ 45話あらすじ
ソンジュが送金したのは施設の近くにあるATMだと分かり、ジンユはチユと手分けして辺りを捜す。
二手に分かれソンジュを捜していたチユは、立ち入り禁止と書かれた危険区域に入りソンジュを捜す。
崖の上に立つ彼女を見つけたチユは、「ダメよ!」と叫び後ずさりするソンジュを抱き留めるが、足を滑らせたチユのほうが崖を転げ落ちる。
これでチユが命を落とせば、ソンジュは彼女に二度も危害を加えたことになる。救われるべき側が、なぜいつも傷つかなければならないのかと、理不尽さが胸をえぐる。
ジンユは自分の車があるので救急車には母に同乗してもらい病院までついていく。
ワンスンの浮気がいったいどんなものだったのかサムスクお養母さんはソニに話を聞きにいき、避妊手術の件も知ることになる。
姑にいじめられているチユを傍観していたワンスンが、こんな裏切りをしていたなんてもう許せない。
お養母さんはパク家に怒鳴り込み、ワンスンを殴りつける。
当然よ、チェ社長に殴られていたら、こんなものじゃ済まなかったよ。チユのために怒れる養母の姿に、思わず涙がこみあげてくる。
病院に運ばれたチユは、大きな外傷はなかったが意識は戻らず、このまま反応がなければ大きな病院に移さなければいけないという大変な状態だった。
ジンユは彼女に付き添い、真っ暗な世界で生きてきたという彼女の言葉を思い出す。
たくましい彼女に魅了されたジンユは、口に出しては言えない気持ちを意識のない彼女に語りかける。
ジンユの声が届いたのか、チユは目を覚まし、一番最初に心配したのが、お継母さんがどうなったかということ。
チユはソンジュと二人だけで話したいとジンユに席を外してもらい、家族に連絡ができなかったジンユは、チユがケガしたとお父さんに連絡する。
意識が戻って最初に他人を心配するチユの優しさ。彼女の人柄が、こういうときにこそ滲み出てくる。
チユは罪も償わず死のうとしたソンジュを責め、家族のことを考えたら死ぬなんてできないはずだと自分勝手なソンジュに怒る。
「苦痛に耐えながら罪を償ってください。そうすれば、私はお母さんを許すことができます。」
この言葉こそが、チユの人間としての器の大きさを示している。憎しみではなく、罰を求め、その先に許しの扉を開けておく。ソンジュはその足で公衆電話に向かい、チェ・チユ失踪事件、チェ・ジェハクDNAすり替えを自白する。
ハンスグループ社長夫人の逮捕、大きな記事になりそう。社会的な波紋がここから広がっていく。
ハンスグループの法務担当がサムスクの家に行き、美容院の入っている建物すべて、イ・サムスクに譲渡するとの書類を置いていった。
娘のジュアを筆頭にみんな興奮していたが、チウの苦しみを知ったサムスクにビルなんかどうでもよく、こんなことで喜ぶ気分にもなれないと苛立つ。
「母親の私がしっかりしてたら、あんな目に遭わなかった」
ワンスンなんかと結婚させたことを後悔し、チユを不幸にした彼女は、建物なんかもらえないと自分を責める。
お養母さんは、チユが好きな人と一緒になれるようにしてあげたんだから、責任感じる必要はないと思う。罪悪感を抱く姿もまた、本物の親心だ。
チェ社長たちが病院に駆けつけると、チユの意識ははっきりしており、地方の病院においておくよりも早くソウルに連れ帰ろうとチユを退院させる。
病院の前では、チユに謝罪しようと待っていたソンジュがおり、彼女の電話で駆けつけてきたキム刑事が、公務執行妨害と窃盗罪の容疑でソンジュを逮捕する。
もっと哀れな逮捕劇になるかと思ったのに、ここまでソンジュに気を遣うことはないでしょう。罪を犯した側が、まだ情けをかけてもらえる立場ではないはず。
結婚して初めてチウへ高価なネックレスを買い彼女を取り戻そうとしたワンスン。
お手伝いさんがゴミ捨てに出てきたところを狙い屋敷に入ってきた。
チェ社長は彼をつまみ出そうとするが、チウがちゃんと話し合いたいとワンスンと向き合い、苦しい思いを吐露する。
家族や友人に反対された結婚を押し切ったのは「家族になろう、家族をつくろう」とワンスンが言ってくれたから。
でも、彼は家族をつくろうとしたチウを騙し、平然と笑っていた。
「もう苦しみたくない。今は息もできない」と静かな怒りに込められた重い決心を知ったワンスンは、ネックレスなんかで気持ちを取り戻せないと悟り、おとなしく引き下がる。
チユのことが大好きなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。いつまでも子ども状態で彼女に甘えていたことを気付こうともしなかったワンスン。浮気も、ごめんなさいで済むと思っていたんでしょうね。
マイ・ヒーリング・ラブ 46話あらすじ
ソンジュはすべての罪を告白し、33年前にチユを捨てたことも打ち明けるが、すでに時効が過ぎており、チェ社長が民事訴訟を起こさない限り、罪には問われないと言われる。
今のままじゃ、大した罪に問われない。なんだか理不尽。被害を受けた側のチユの人生は取り戻せないのに、加害者は法律の抜け穴をくぐり抜けてしまうことの虚しさ。
ジンユが手に入らないと、ユンギョンは今度は養育権を争う訴訟を起こし、ギップムを使って彼を取り戻そうとする。
ソンジュが逮捕されたことはジョンスンも知っており、孫の面倒を見る祖母がいなくなりジンユの経済状態も悪いとなると、こちら側に有利な状態だとユンギョンに教える。
訴状はチェ家に届き、ジンユが一人でギップムを育てていると分かると、養育権訴訟ではまずい状態になる。
おばあさまは、おとなの事情はギップムに関係ないと、ギップムを家に連れてきなさいと怒る。
ギップムはソンジュおばあちゃんを慕っているから、この先、ややこしいことになりそう。子どもが大人の都合に振り回されるのは、何度見ても胸が痛い。
会社ではチェ常務が辞めたことで唯一の血縁者であるチユが後を継ぐはずだと噂されていた。
ソンジュについても、事情は分からなくても、まずい記事が出そうだと社内でもちきりになる。
記事を差し止められないと会社から報告があり、チェ社長は発作を起こし倒れる。
家にいたジンユが偶然気付き、彼を病院に搬送する。
心臓狭窄症の手術は成功し、発見が遅ければ心筋梗塞で亡くなっていたところ。ジンユが見つけたことでチェ社長は命拾いする。
ジンユが助けたんだけど、社長を殺しかけたのはソンジュなのよね。血のつながらない父を救ったジンユの行動に、人間としての誠実さが見える。
機械につながれたお父さんを不安そうに見つめ、早く目を覚ましてと声を掛けていたチユ。
脳裏の奥に響いたのは、彼女が意識を失っていた時に聞こえたジンユの声。
「チユ、あの時からだ、知らないうちに夢中になり始めて、好きになっていた」。
ジンユが病室に入ってくると、彼の顔がまともに見られず、チユは顔を洗いに外に出る。
優しいお兄ちゃんの愛情が異性に対するものと分かれば、戸惑って当たり前。チユの動揺は、これから始まる恋の予感そのもの。
ギップムはおばあさまのところに預けられ、眠っている間にパパに連れて帰られないようにと、おばあさまのベッドに入る。
ジンユはまだ全快していないチユを一人にしてはおけず、病室の外でお父さんが目を覚ますのを待っていた。
彼の気持ちを知ってから、チユは、どういうふうに接していいか分からず、ジンユの優しさに敏感になる。
目を覚ましたチェ社長は「あの記事は、どうなったんだ」とソンジュのことを心配し、記事のことを知らなかったジンユは、ギドンを呼び、悪質な記事は差し止めるよう手を尽くす。
悪質でなくても、事実を書いただけでも衝撃的。後妻に入った妻が先妻の子を捨てたんですから。真実が白日のもとに晒されることで、誰が傷つき誰が救われるのか、複雑な感情が交差する。
社長夫人の公務執行妨害と窃盗容疑。ギドンは記事をまったく信じていなかったが、ジンユから事実と聞き、「おまえは、大丈夫か」と彼の心を心配する。
結婚してから一度もチユにプレゼントを贈ったことがなかったワンスンは、彼女にしてあげられる最初で最後の贈り物だと離婚届に判を押す。
二人で役所に出さなければ離婚手続きに時間がかかってしまうため、ワンスンは朝早くチユに事務所まで来てもらい、一緒に出しにいこうと離婚届を渡す。
こういう騒ぎになるとミヒャンは最近、顔出さないわ。彼女の離婚訴訟は、どうなったのかしら。傍観者として嵐が過ぎ去るのを待っているのかもしれない。
ジンユが会社を辞めたことは、噂が噂を呼び、経営権争いかとマスコミは面白おかしく書き立てる。
あえてハンスグループに出社したジンユは、常務室に信頼のおけるマスコミだけを選び質問に答える。
33年ぶりに娘が見つかったことで、社長は血のつながらないジンユ常務を追い出したと噂されたが、父が病室にいる今、ジンユが社長代理を務めると発表し、会社を辞めたのではなく、少しの間、席を離れていただけだと説明する。
母の逮捕については、今は捜査中のため答えることができないとことわりつつも、話せる状況になったときに、公人として説明責任を果たすと約束する。
ワンスンの離婚は意外にあっさり片が付いたわ。もっとジョンスンが抵抗するかと思ったけど。彼が財閥に興味なかったのが、せめてもの救いね。
45話・46話の見どころ・考察
見どころ1:ジンユの告白とチユの戸惑い
45話で意識のないチユにジンユが語りかけるシーンは、本作屈指の名場面だ。「あの時からだ、知らないうちに夢中になり始めて、好きになっていた」という言葉は、ジンユがこれまで胸に秘めてきた想いの全てが凝縮されている。そして46話で、意識を失っていた時に聞こえたはずのその声がチユの脳裏に蘇る。ジンユの顔がまともに見られなくなるチユの姿は、兄のように慕っていた人の愛情が異性のそれだと気づいた瞬間の動揺をリアルに描いている。
視聴者の心を掴むのは、このシーンが「聞こえていたかもしれない」という曖昧な状況に置かれている点だ。チユが本当に聞いていたのかどうか、しばらくは確信が持てない。そのじれったさが視聴者をドラマの虜にする、計算された脚本の巧みさである。
見どころ2:チユとワンスンの静かな決別
45話のチユとワンスンの対峙シーンは、怒鳴り合いではなく「静かな怒り」で描かれるからこそ重みがある。「家族になろう、家族をつくろう」とワンスンが言ってくれたから反対を押し切って結婚したのに、彼は家族をつくろうとしたチユを騙し続けた。「もう苦しみたくない。今は息もできない」という言葉に、チユの8年間の我慢と失望が詰まっている。高価なネックレスでは取り戻せないものがあると悟るワンスンの姿もまた哀しい。
この場面でのソ・ユジンの演技は特筆に値する。感情を爆発させず、しかし怒りと悲しみと決意が混在する表情を静かに体現した。チユというキャラクターの成長と覚悟が、セリフと表情だけで伝わってくる。
見どころ3:ジンユの器の大きさが試される46話
46話のジンユは、母ソンジュの逮捕、義父チェ社長の心臓発作、元妻ユンギョンの養育権訴訟、マスコミの経営権争い報道と、四方八方から問題が押し寄せる。それでもチェ社長を病院に搬送し、ギップムの養育を整え、あえてハンスグループに出社してマスコミに毅然と対応する姿は、ジンユの人間的な器の大きさを象徴している。
「血のつながらない家族のために全力を尽くす」というジンユの姿勢は、「家族とは何か」という本作の中心テーマを体現するものだ。2018年MBC演技大賞で最優秀演技賞を受賞したヨン・ジョンフンの抑制の効いた演技が、ジンユの内面の苦悩と覚悟を見事に表現している。
主要登場人物の動向(45話・46話時点)
この2話の時点での各キャラクターの状況を整理する。
チェ・チユ(ソ・ユジン)
崖から転落し一時意識を失うも、無事回復。ワンスンに対して「もう苦しみたくない」と離婚の意思を固め、ソンジュには「苦痛に耐えながら罪を償ってください」と伝える。ジンユへの感情が異性としての意識に変わり始め、戸惑いの中にある。
チェ・ジンユ(ヨン・ジョンフン)
意識のないチユに告白し、その後ギップムの養育権問題、チェ社長の搬送、マスコミ対応と次々と難局を乗り越える。社長代理としてハンスグループに復帰することを宣言し、チユへの想いを胸に秘めながらも冷静に動き続ける。
ソン・ソンジュ(イム・ソネ)
崖の上で追い詰められたところをチユに救われ、その後警察に自首して33年前の罪を告白。公務執行妨害と窃盗罪で逮捕される。チユとの関係は「罰を受け、その先に許しを待つ」という段階に入る。
パク・ワンスン
浮気と避妊手術の件がサムスクに知られ養母に殴られる。高価なネックレスを持参してチユの元を訪れるが、静かな決意を見せたチユの前に何もできず退散。46話で離婚届に判を押し、チユに渡す。
チェ社長(チェ・チユの生物学的父)
ソンジュの逮捕に関するマスコミ記事の差し止めができないと聞いた直後に心臓狭窄症で倒れる。ジンユが発見して一命を取り留める。
ユンギョン
ジンユとの復縁を断念し、養育権訴訟という手段でギップムを通じてジンユを取り戻そうとする。ジョンスンの後押しを受け、法的な戦いに踏み込む。
前後のエピソードリンク・関連記事
45話・46話の前後のエピソードや、本作のまとめ記事へのリンクを以下にまとめます。前後の流れを把握しながら視聴すると、物語の繋がりがより深く楽しめます。
- マイ・ヒーリング・ラブ 43話・44話 あらすじ(前話)
- マイ・ヒーリング・ラブ 47話・48話 あらすじ(次話)
- マイ・ヒーリング・ラブ 全話あらすじ一覧はこちら
- マイ・ヒーリング・ラブ 最終回・結末はこちら
視聴方法・配信サービス情報
「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」は、以下の動画配信サービスで視聴できます(配信状況は変更される場合がありますので、各サービスでご確認ください)。
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