韓国ドラマ 胸部外科 あらすじ17話+18話 感想とネタバレ
今回は胸部外科のあらすじや感想をネタバレ込みでお届けします(^^♪
具体的な内容はこちら、はいドーン!
- 17話のあらすじ、感想。
- 18話のあらすじ、感想。
- 前後のお話も見たい方へ 各話のリンク
胸部外科 あらすじ17話
スヨンは救急車から患者のデータを受け取り、これほど難しい患者をヘミン病院で手術できるものかと詳しく調べてみた。
胸部外科の専門医は下肢静脈瘤を得意とする人。
この医師が、難しい動脈瘤の急患をわざわざ受け入れるとは考えにくい。
不審に思い病院に問い合わせてみるが、執刀医は誰か教えてもらえなかった。
普通ならRhマイナスと聞いただけで受け入れを拒否するはず。
この手術ができるのはチェ教授ぐらいしかいないが・・・。
ヘミン病院の受付は当然のようにこの急患を受け入れると言うので、スヨンはここの執刀医はパク・テスかもしれないと見当をつけ、小さな病院にはストックのないRhの血液を持ってヘミン病院に向かった。
「パク・テス先生はどこにいますか?」
当然のように聞いてみると、看護師が手術中だと答え、スヨンは許可も得ずに手術室に入いる。
ウジンの驚く顔、パク・テスの刺さるような視線を無視し「話はあとにしましょう」と言って自分も手術に加わる。
輸血のおかげで心拍が再開し、ずっと心臓マッサージをしていたウジンは、手が震えていうことがきかないとユン医師に助手を代わってもらう。
患者の唯一の家族である少年は、長時間の手術の間に眠ってしまい、テスはうれしい報告をすることができた。
スヨンのおかげで少年から母親を奪うことなく助けられた。
テスにとっては、もうそれだけで十分。
彼女に恨みはなく、冷静に向かい合うことができた。
最近、テサンが断った患者が、よくヘミンに回されてくる。
チェ教授の断った患者をスヨンが追い掛けてきたと聞きテスは納得する。
スヨンの意識が戻った時には、もうテスは病院を辞めており、彼女はずっと謝罪したいとテスを捜していた。
長く苦しい時を乗り越えたテスは、もう忘れてくれと心は落ち着き、テサンに戻らないかと勧められても、ここにいることは内緒にしてほしいとテサンとの関わりを避ける。
しかし、スヨンがRhマイナスの血液を大量に持ち出したことは、チェ教授の耳に入っていた。
ウジンとテスは屋根部屋に住んでおり、久しぶりに部屋に戻ってきたテスは、澄み切った夜空を見上げながら、お母さんが残した日記を読み返す。
それでも急患が入ると休む間もなく出て行き、目が覚めたウジンは、このままでは倒れてしまうと心配する。
チェ教授が難手術のライブ中継をすることは、あちこちの病院でも話題となり、テスの耳にも入る。
この手術に断固反対してしまったク外科長は立場がなく、歴史的な今日は、特に気持ちが落ち着かない。
苦手な手術をしても仕方ないので集中治療室の回診にいき、専攻医試験前のムン・スンジェに愛のむちを振るう。
チェ・ソッカンが手術を成功させてしまえば、全国から患者が殺到する。
そのことを思うと、胸はきりきりと痛み、「外科長なら解決策が見付かるはずですよ」とスンジェによいしょされ、いいことを思いつく。
17話の感想
胸部外科 あらすじ18話
理事長の関心がチェ教授に傾いてくると、次期院長の座を狙っているイ・ジュンド企画室長は、妊婦を説得しろとアン・ジナに手術停止を命じた。
五体満足な体にしてあげたいという母親の思い、そして、歴史的なこの瞬間に立ち会いたいというジナは、室長の命令を無視する。
スヨンのほうは、チェ教授の名声のために危険な賭けに出るなど許せないと母親を説得にいくが、心臓病の子は駄目だと親族に反対されていた母親は、中絶まで考えていたと悩みを打ち明け、チェ教授が、こんな方法があるのだと救いの手を差し伸べてくれたと感謝していた。
母親を説得できなかったスヨンは、もう一度考え直してほしいとチェ教授に頼むが、新しい治療法には失敗はつきものだと何も恐れていない教授は、今やらなければ時期を逃してしまうと、スヨンの頼みをはね返す。
テサンに来ての5年間、必死な思いで急患を診てきたが、何人助けたところで彼の処遇は変わらず、それどころが追い出される寸前だった。
小児心臓センターを設立し、より多くの人を助けたい、という目標を持つ教授は、スヨンを助けたことで道が開け、目的のために方針転換をした。
チェ教授は手術前にインタビューを受け、社会的問題にも一石を投じる。
体内にいる間に心臓を治してあげたいというのは、軽い気持ちではなかった。
富裕層の多いソウルで、心疾患を持つ子どもが少ないのは、つまり、中絶してしまうから。
今回の治療法が確立すれば、中絶数も減ることになり、より多くの命を助けることができると抱負を語る。
テサンに近い病院から大動脈瘤の急患受け入れ要請が来た。
テサンに断られたということでテスは手術準備に入っていたが、患者は救急車の中で亡くなってしまい、テサンが診ていたら助かったのにと、悔しい思いがこみ上げる。
会議室にモニターを設置し、手術室の映像をこちらで映し出す。
司会のク・ドンジュンが冗談で場を和ませながら、手術内容を詳しく説明する。
チェ教授の合図で手術は始まり、妊婦の下腹部に針を挿入する。
手術は、エコーモニターを見ながら行われる。
胎児は20週 身長約16センチ。
心臓の大きさは、わずか1センチ。
カテーテルを胎児の大動脈に近づけるには胎児の姿勢が重要。
産婦人科医が巧みに胎児の姿勢を動かし、左手を上げたポジションで麻酔薬を注入する。
麻酔の効果は1時間以内、ドンジュンは会議室に胎児の心音を流し、臨場感を演出する。
手術が始まり、会場の人たちの視線がモニターに集中した頃、パク・テスが会議室の後ろの扉から静かに入ってくる。
針が羊水を通り、胎児の鼓動を目指して教授は神経を研ぎ澄ませるが、なかなか胎児の心臓に針が届かず、スヨンが見るとチェ教授の手が震えていた。
教授は針から手を離し、脱力するように手を振って再び針を握り、大動脈弁の手前で固定する。
針が入るとその管にワイヤーを入れ、バルーンを膨らませて、大動脈を3ミリに広げる。
小さな心臓のそのまた細い動脈に針が入り、徐々に膨らんでいくバルーンを、会議室の皆が息を止めるようにして見入る。
あとは慎重に針を抜けばいいだけ、手術は成功する。
はずだったが、その時アラーム音が鳴り、胎児の心拍数が低下する。
モニターを見ていたドンジュンは「心タンポナーデですね、心停止したらマズい」と思ったことを口にし、ムンジェが慌てて「マイクオフにして」と伝えにいく。
心臓を覆っている膜との間に何か液がたまり心臓を圧迫しているのだが、チェ教授は凍り付いたように手を出せず、早く排液しなければとスヨンが代わろうとする。
教授は落ち着きを取り戻し、長い針を挿入すると、漏出た血液を排液し、胎児の心拍は正常に戻る。
自分の席に戻ったムンジェは、会議室の後ろの扉から出ていくパク先生を見つけ、彼を追い掛けるが、ロビーには誰の姿もなく見失ってしまう。
パク・テス宛に小包が届く。
中に入っていたのはUSB。
それは、ユン・スヨンが移植を受けた日の集中治療室の映像だった。
皆が忙しく歩き回る背後でチェ教授が薬品庫に入っていく。
その後、画面は救急センターに変わり、ベッドに寝ているのはパク・テス。
人目を気にするようにテスに近づいたチェ教授は、ポケットから出したアンプルを点滴の中に入れる。
一緒に映像を見ていたウジンは、あの日薬品紛失があったと思い出し、テスは夢じゃなかったんだと教授に眠らされたあの時のことを思い出す。
チェ教授が手術の成功報酬に求めたのはパク・テスを呼び戻してほしいというものだった。
理事長は、もっと野心のある対価を求められると期待していただけに、そんなことが望みなのかと呆れかえる。
18話の感想
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