ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~ - あらすじ11話と感想レビュー
今回は【ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~】11話のあらすじを紹介します。
へウォンが何やら事務室長の怪しい場面を目撃していましたが、真相はいかに。
ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~ 11話あらすじ
テチ高の事務室長ユン・ジェホが、学校の敷地内でタバコを吸おうとするも、教頭と校長に注意を受ける。納得していない様子のジェホが、その場をあとにする。彼の横柄な態度に、理事長の甥だから実質の権力者だという教頭。
へウォンは、廊下で女性の臨採教員を見かけると、夜に目撃した出来事から疑いの目で見てしまう。以前、事務室長が教頭に姪をテチ高の臨採で入れて欲しいと連絡していた場面を見てしまったことを思い出す。
進学部では、保護者がソンスンに校長枠推薦について相談していた。その話を聞いていたヨヌが、毎年校長枠推薦の生徒は、文系と理系から1人ずつ選出されるという。ハヌルは、自分のクラスにいるユラとジェヒョンが2人とも韓国大の医学部を目指していることをヨヌとミョンスに告げる。すると、2人の内どちらかは、一般推薦になってしまうだろうと言う。このことを聞いていた校長は、何やら笑みを浮かべながら、一般推薦なんてダメだと呟く。
臨採教員の間では、正規職員試験のことで話題が持ちきりだった。臨採のなかで担当科目が募集されていたのは、臨採3人組の内の1人である、女性の臨採とハヌルのみ。その3人組は、臨採6年目のへウォンと“コネ採用”だと決めつけられているハヌル、どっちが採用されるのかで盛り上がっていた。
来年からは、教育委員会に正規教員採用を委託されることになったため、今年は部長の意見も正規教員採用に反映されるという。スホは、以前からへウォンのことを褒めていたが、正規採用となると意見が変わる。職員室に戻ったスホは、変な噂を流す人は信用できないと独り言を呟いた。
推薦枠の募集期間が始まると、職員室には生徒や保護者が訪れ、緊張感が漂っていた。生徒にも、校長枠が理系から2人選出されるという話が広まっていった。文系の生徒は、学校が理系を贔屓していると3学年部に訴えに来ていた。これに関し、3学年部と進学部が集められ、校長枠についての会議が行われていた。へウォンは、文系1位の生徒の保護者から学校は生徒を差別していると言われたことを校長に伝える。
ヨファを食事に誘ったスホは、校長に話せなかったへウォンのことを聞いて欲しいと言う。そこでへウォンが、学校内部のことを外部に漏らしていたことを話し始める。
3学年部では、臨採教員が忘れていった携帯に電話がかかってきていた。その電話を渡してきてくれないかと、携帯を預かったへウォン。画面には、事務室長と書かれていた。へウォンが、その女性臨採教員を追うと、事務室で事務室長に書類を渡されているのを見かける。
校長枠についての会議の結果、ユラとジェヒョンの模試の結果を見て、理系2人にするか従来通りにするかを決めることになった。
イカロスの自習室では、ユラとジェヒョンが勉強をしていた。これまでいがみ合っていた2人だったが、受験勉強の愚痴を言い合えるようになっていた。
ヨファに呼び出されたへウォン。食堂に着くと、ハヌルのことで何か話すことはないかと優しく問うヨファ。表情が曇ったへウォンに、ハヌルに本当のことを話し、謝ることで気持ちが楽になるとアドバイスをする。
へウォンはハヌルを呼び出すと、サイトにハヌルのことを投稿したことを謝罪する。自分が、ハヌルがコネ採用で入ったと誤解していたと。
2人は教職員用の食堂に向かった。臨採教員たちが食事をしていた、隣の席にハヌルとへウォンが座ると、1人の女性臨採教員に話しかける。「叔父さんが事務室長だと知っていたんですか?」と、以前自分が聞かれたように問うハヌル。その女性教員がシラを切ろうとするも、事務室で見かけたとへウォン。
学校では、ついに模試が始まる。生徒の自己採点によって、校長枠の1つが、へウォンのクラスの生徒になったことが伝えられる。
最後の授業が終わると、ハヌルは生徒1人1人に書いた手紙を渡す。ユラが泣き始めると、他の生徒たちやハヌルまで泣いてしまう。
進学部に戻ったハヌルのデスクには、進学部からの手紙とチョコが置かれていた。