ハン・ソヒとはどんな女優か
ハン・ソヒ(한소희、1994年生まれ)は、強烈な眼差しと揺れ動く感情表現で視聴者を引き込む韓国の実力派女優だ。2017年にドラマ出演を開始し、2020年の「夫婦の世界」で復讐に燃える妻を怪演して一躍トップスターに躍り出た。その後も「マイネーム」「Nevertheless」と立て続けに話題作に主演し、韓国ドラマ界を代表する女優の一人として定着した。
本記事では、ハン・ソヒの出演ドラマを一覧で整理し、各作品のあらすじと見どころを徹底解説する。どの作品から見ればいいか迷っている読者に向けて、視聴優先度も示す。
ハン・ソヒ 出演作品一覧
| 年 | タイトル | 役柄 | ジャンル |
|---|---|---|---|
| 2020 | 夫婦の世界 | ノ・ウォン(愛人) | 心理スリラー |
| 2021 | マイネーム | ユン・ジウ | 犯罪アクション |
| 2021 | Nevertheless | ユ・ナビ | ロマンス |
| 2023 | ザ・インターン(韓国版) | ユン・ジャヨン | ヒューマンドラマ |
代表作・詳細解説
夫婦の世界(2020年)— 復讐劇の傑作、ハン・ソヒを知る入門作
『夫婦の世界(부부의 세계)』は、BBC英国ドラマ「ドクター・フォスター」を原作とした心理スリラーだ。夫の浮気を知った妻が冷静かつ執拗に復讐していく物語で、韓国ドラマ史上最高視聴率記録(ケーブル局)を更新した社会現象的ヒット作だ。
ハン・ソヒが演じるのは夫の愛人ノ・ウォン。单純な悪役ではなく、彼女自身も愛に翻弄される人間として立体的に描かれている。ハン・ソヒの目力と情念の演技は、視聴者に強烈な印象を残した。「夫婦の世界」がなければ現在のハン・ソヒはいない、といっても過言ではない転機となった作品だ。
見どころ:三者三様の執着と復讐が絡み合う緊張感。ハン・ソヒが「悪女」に見えながらも共感を集める微妙なバランスの演技は必見だ。
マイネーム(2021年)— Netflixで世界に衝撃を与えたアクション作品
『マイネーム(마이 네임)』は、父を殺した犯人への復讐を誓う女性がヤクザ組織に潜入し、警察官として正体を偽りながら真実を追うNetflixオリジナルの犯罪アクションドラマだ。全9話のコンパクトな構成で、一気見に最適だ。
ハン・ソヒはこの作品のためにボクシング・格闘技・武器の扱いを約6ヶ月間猛特訓し、ほぼすべてのアクションシーンをスタントなしでこなした。その肉体的な献身と、復讐と愛情の間で揺れる感情の演技が融合した本作は、「夫婦の世界」とは全く異なる角度からハン・ソヒの実力を証明した。
見どころ:圧倒的なアクションシーンと、正体を隠しながら生きることの孤独と葛藤。全9話の完成度の高さは韓国Netflixドラマの中でも上位に入る。
Nevertheless(2021年)— 曖昧な恋愛の痛みを繊細に描く
『Nevertheless(알고있지만)』は、「好きだけど付き合いたくない男」と「付き合いたいけど傷つきたくない女」の間の曖昧な恋愛を描いたロマンスドラマだ。Netflixで配信され、ソン・ガンとのダブル主演で話題を呼んだ。
ハン・ソヒが演じるユ・ナビは、過去の恋愛で傷つきながらも恋愛感情を止められない等身大の女性像を体現している。ファンタジー的な誇張がなく、「あ、こういう感情ある」とリアルに共感させる演技が光る。恋愛に疲れた大人が見ると、刺さる描写が多い作品だ。
見どころ:白黒つかない恋愛の描写と、ハン・ソヒが見せる傷ついた目の演技。アクション路線とは対極にある繊細な感情劇だ。
ザ・インターン 韓国版(2023年)— コメディへの初挑戦
ハリウッド映画「マイ・インターン」を原作とした韓国版ドラマ。ハン・ソヒはファッション企業を経営するCEOのユン・ジャヨン役を演じ、これまでの強烈なキャラクターとは異なる等身大の職業女性を演じた。コメディ的な演技にも初挑戦し、女優としての幅をさらに広げた作品だ。
見どころ:ハン・ソヒのコメディ的な表情と、仕事と私生活の両立に奮闘するリアルな女性像。「夫婦の世界」「マイネーム」とは全く異なる一面が楽しめる。
おすすめ視聴順
- マイネーム(9話完結でとにかくスピード感があり、入門に最適)
- 夫婦の世界(ハン・ソヒのブレイク作。三角関係の複雑な感情劇を体感する)
- Nevertheless(アクションと復讐ドラマに疲れた後の箸休めとして)
- ザ・インターン韓国版(コメディ路線の新しいハン・ソヒを楽しむ)
まとめ:ハン・ソヒは「感情の激しさ」を武器にする女優だ
ハン・ソヒの本質は「感情を全力で生きる」演技にある。復讐の炎、愛の痛み、孤独な戦い——どれを演じても手を抜かない。「夫婦の世界」で愛人を演じ、「マイネーム」で復讐者を演じ、「Nevertheless」で傷ついた恋愛者を演じる。そのどれもが「ハン・ソヒだから成立する」と思わせる説得力があった。まず「マイネーム」の9話を見て、その後「夫婦の世界」で感情の深みを体感してほしい。